自分の仮面浪人生としての生活に区切りをつけるため、今までの体験をすべてまとめようと思います。
長くなりますが、よかったら読んでいただけると嬉しいです。
まず、今この時期に仮面浪人を考えている人、大勢いることでしょう。
どうしてもその大学に行きたいという強い思いは素晴らしいです。
ただ、その選択が正しいのか、もう一度じっくり考えてみてください。
本当にその選択しかないでしょうか。
自分自身、純粋に浪人できるなら絶対にそうしましたが、あいにく浪人を許してくれず仮面浪人ならいいと言われたので(この理屈は本当に意味が分かりませんが)、仮面浪人を始めることになりました。
もちろん、一橋に落ちた時点でどこにも行きたくなかったんですが、なんとか入学した大学に順応しようと努力しましたが、入って1ヶ月で、この大学は勉強する環境ではないなと気づきました。
私大が全て同じだとは言いませんが、少なくとも自分が入学した大学はそうでした。
まぁ、私大という時点で、学ぶ環境としてはどうあがいても国立大学には劣るのが現状ですけど…
話を戻して、この大学は、早慶に落ちた人が渋々入学するようなポジションの大学で、自分の目指してた大学に不合格を突きつけられて入学してきたわけだから、生徒のモチベーションもそれほど高くなかったです。
自分たちの落ちた大学に対する歪んだ感情が沸々としてるみたいで、それが不満になって現れたりすることも入学直後にはありました。
さらに、学年の教授が何を勘違いしたのか、オリエンテーションキャンプで「この大学は早慶より素晴らしい」なんて言い出す始末。
それを聞いて、どうしようもない大学だな~と思いました。
教授がこれじゃ、生徒がこうなるのも納得モンです。
こんなつまんない対抗心を燃やしてるんじゃオシマイですね。
入学したのは法学部でしたが、それも「つぶしが利きそう」っていう理由でした。
実際、授業が始まってから1~2ヶ月で肌に合わないことに気づき始めます。
もちろんどの学問も生半可な気持ちですべきではないのは確かですが、法学や経済学などの実学は、特にその傾向が顕著です。
その一方で、一般教養でとった国際関係論や国際協力論の授業がものすごく楽しくて、授業も毎回欠かさず出て、成績もAをもらいました。
将来、学んだ法学を職業に活かすビジョンがうまく見えなかったのに対して、国際関係の仕事に就いて、一般教養の授業で学んだことをうまく活かしている自分は、漠然とはしていたものの思い浮かべることができたんです。
これがだいたい5月の終わりぐらいでした。
こんな流れを経て、このブログを開始します。
一橋の社会学部に入学しようとしてましたが、結果的には外大の国際社会学部に入学が決定しました。
自分のやりたいことはまさに「国際」社会学だったので、ピッタリと言えばピッタリですね。
で、仮面浪人についてです。
今現在、仮面浪人について考えてる人は、志望校に行きたいという思いがさぞ強いでしょう。
それと同時に、ネットなどで仮面浪人についての情報を集めて、「成功率は1割」なんて記述を目の当たりにしてると思います。
それを見て何を思ったでしょうか。
「自分だけはうまくいく」なんて信じきってると思います。
正確には、信じなければいけないんです、やるからには。
ただ、実際はそんなに甘くないです。
大学の授業に多くの時間を割かれて受験勉強ができないとか、そういうことではないです。
大学に入学して、周りを見てください。
新生活に胸を弾ませるほかの生徒達、新入生歓迎会、サークルを楽しむ友達。
一方で自分は、友達もロクに作らず、新歓もほどほどに、受験勉強。
「明」と「暗」をすぐに見ることになると思います。
簡単に言えば、目的を異にする人たちの集団の中で、自分だけが一人違う目標に進んで向かっていくというのは、ほぼ不可能です。
今まで受験生でいたあなたの周りには、常に他の受験生がいました。
予備校にだって学校にだって、志望校は違えど、同じ「合格」という最終目標に向かって共に頑張る人たちがいました。
大学にはそんな人たちはいません。あなた一人です。
並大抵の意志の強さでは、仮面浪人を完遂することはできないと思います。
事実、俺も最後の最後で失敗しました。
これだけ書いても、おそらくまったく心に届いてないことでしょう。
自分はできる、そう思ってるはずです。
それだけ自信に溢れてる人を止める権利はないです。頑張ってください。
ただ、仮面浪人以外に、他の選択の余地が1ミリでもあるのなら、お願いだからそっちを選んでください。
親に土下座してでも頼み込んだほうがいいと思います。
でないと、1年後、土下座と同じような体勢で、頭を抱えて泣くことになるかもしれません。
この想像がリアルに出来ない人は、そもそも仮面浪人には向いてないように感じます。
仮面失敗して、そのまま友人関係、単位取得もボロボロのまま2年生に進学、もしくはもう1回1年生をやり直すイメージを常に頭の片隅に置いておくことが大切です。
偉そうなことを書きましたが、これが一年間仮面浪人をしてみた率直な感想です。