『 シーナ&ザ・ロケッツ 』・・・ 同級生のお兄さんから聴かせて貰ったんだったかな?
たしか中学生の頃だったと思うけど。
当時から兄や姉のいる同級生が羨ましかったが、まぁ無い物ねだりと言うか何と言うか、先駆者がいてくれると色々と学べる事も多いもんです。
でも他の同級生のお姉さんからは 「 『 KISS 』 いいわよー♡ 」 などと言われた事もありましたが、ジャケット写真のメンバーの顔を見た時点で放り投げましたよ (笑
なんせその時は小学生でしたから、男の白塗り顔など興味もてんしw
そしてその小学校高学年の時に、私はマイコプラズマに罹りまして大変な思いをします。
私もですが入院先の病院もね・・・
シーナ&ザ・ロケッツ ( I SPY )
初めはただの風邪かな?っと思ってたんですが、そのうち上下の穴から体中の水分がシャーシャー出ていくもんで流石にお袋も焦ったらしく、親戚の車に乗せられて病院に担ぎ込まれます。
その時は細菌性の風邪とか言われて、お袋も私も「 何ソレ? 」って感じだったんですが、まぁレントゲン撮ったら肺が真っ白www 即入院です。
入院経験者ならお分かりでしょうけど、多少元気になると暇なんですよねぇホントに・・・
特に私の場合は二人部屋なのに私一人だけ。 さほど大きくないその個人病院( 駅近くで商店街の中にありソコソコ賑やか )は入院患者もそれほど多くなく、ましてや同年代の子供の患者など皆無だったから尚更です。
その上、この病院の場所が地元からちょっと離れてまして、お見舞いに来てくれた友達も三人( 子供同士では来れないから親御さんと共に )だけ、という悲しさ・・・
そのお見舞いで貰った戦車やスーパーカーのプラモデルもすぐに作り上げてしまい、その後はやる事が無くなってしまいます。
シーナ&ザ・ロケッツ ( MY BOYFRIEND )
で、ヒマな私はノートとボールペンを取り出します。
ノートの1ページを4分の1ほどに千切ります。
その紙片に、チョッと震えた感じに崩した字で「 助けて 」と書きます。
プラモデルで余ったプラスチック片に、その紙片を結び付けます。
開いた窓から外にそのプラスチック片を投げます。
何も起こりません・・・
残った紙からまた少し紙片を切り出して、今度は、
「 たすけてください、つかまっています 」
と書きます。 勿論、慌てて書いたように偽装して。
その紙片をまたプラスチックに括り付けて、窓から外に投げます。
そんな独り遊びを4・5回も続けていると、
何やらドアの向こうから慌しい足音が聞こえてきます。
【 私への教訓 】
何かの行動に移る前は、ある程度は結果の予測をする事。
【 母親への教訓 】
正常に見えても所詮は自分の子。人扱いなどせず気も許さない事
【 病院への教訓 】
請求書には今後、『 精神的負担に対する補償 』の項目を追加する事。
シーナ&ザ・ロケッツ ( Lemon Tea )