その日はうとうとしながら

朝の6時前になった。

彼からも連絡はない。


警察からも連絡がない。


警察に電話をまたした。

何故か、検視官の事務所に繋げられて

彼の名前を伝えて、彼が家に戻ってこない事を伝えた。


しばらくして、女の人が出てきて

家族の人には電話しましたが

彼はここにいますって言ってきた。

一緒意味が分からなくて、彼が捕まったのかと思った。

でも、すぐにI am sorry って言われてすぐ

理解した。

彼は遺体となって遺体保管場所にいるって

意味だった。。


その電話を今でも生々しく覚えてる

3年過ぎても、あの時電話でi am sorryって言われ

泣いたこと。

そして、彼に会えるか聞いたら

私は婚約者であるけど、結婚はしてない為

私には会える権利がないと。

その時、彼はまだ前の奥さんと離婚の手続きの真っ只中だったので、戸籍上は

私は他人


すごくショックだった。


彼の両親に電話した。

彼の両親は、最初冗談だと思って信じてもらえなかった。

でも、彼の両親も警察に電話して

彼が自殺したと聞いて、相当ショックを受けていた。


もう前の日から一日まともに食べれてなかった。

それでも、ミルクやオムツで泣く子供の世話

すごく虚しかった。

泣いても泣いてもどうする事もできない。


それでも地球は止まらない


その日にしないといけない事があった

彼が借りていたレンタカーの返却

それどころじゃないのに、レンタカーを返却に行く


行く途中に、近所の人に

おはよう!って言われた


作り笑顔で挨拶する自分が本当に辛かった。


人が1人死んでも世の中何も変わらない

これが現実


人が死んでも、生活していかないといけない。

毎月来る支払いだって止まらない