子ども達に豊かな人生を歩んで欲しいと

夕飯の時などに

さまざまな話しをします


子ども達にとって1番身近な

『大人のロールモデル』が

親である 私になるので

私の子どもの頃の話しもします


長男くんが12歳となり

将来の 明確な目標や 得意とする事が

まだ定まっていないので


高校進学や職業について

興味関心を持って欲しいと

私の子どもの頃の夢や

現在までの職業の話しをしました



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近所の子ども達と遊ぶ事が好きだった

私の学生の頃の〈夢〉は

『保育士』さんでした


普通高校へ進み

自分の視野を広げるために

さまざまなバイト経験を重ね

卒業後の進学について

常日頃から考えていました


小学生の頃からの夢

『保育士』の資格が取れる

短大に進もうかと思っていましたが


当時(1998年頃)

今まで表に出てこなかった

『児童虐待』の問題が

連日のようにテレビを騒がせ

幼き子どもが被害者となる

悲しいニュースに

胸を締め付けられる思いでいました


そのニュースを見ながら

自分の将来と重ね合わせ


〈温かい家庭〉への憧れが強かった私は

『保育士になってたくさんの子ども達のお世話をするより前に、自分の家庭を守れる〈良き母親〉を目指そう』

と決意します


まずは経済的に自立をしようと

安定職で人気の高い『公務員』を目指し

それに特化した専門学校へ進みました


無事 国家公務員に合格し

経済的に自立し

家庭を築き3人の子宝に恵まれ


さまざまな過程を経て


やはり子どもに関わる仕事がしたい

という気持ちはずっと変わらず

babycafe KOBANCHI

の開業に至ります


私の経歴の話をすると

長女ちゃんはよく

「どうしてコバンチ作ったの?」

と私に聞いてきます


「赤ちゃん連れのママがゆっくり過ごせる場所を作りたかったんだよ」

と答えると


「それができたんだね」

と満足そうな笑顔をしながら

大きくうなずきます


(何を思っているのかは不明


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私の夢〈目標〉は2

・公務員になること

・コバンチを開業すること

は叶っていますが


これがお母さんのゴールではなく

これからの夢〈新たな目標〉の

話しもたくさんします


「お母さんは沖縄に

子ども達が集まれる場所を作るんだ!」


「そのためにいっぱい勉強をして、お仕事で経験を重ねて、お金を貯めるの!」


自分の夢を本気で子ども達に語る母です


その私の夢に

子ども達の夢をくっつけて

[長女ちゃんはパン屋さん]

[次男くんは駄菓子屋とかき氷屋さん]

コバンチで一緒にやろうね〜♫と話します


長男くんは父親と同じ公務員になりたいと言ってきたので


「いいね!それじゃーうちの会計担当もお願いね!!」


それも私の夢にひっつけますww



一緒に事業をしたいのではなく

イメージを膨らませてもらうために

具体的に話しを進めていくのです


「ちゃんと給料払うから、とりあえず簿記検定に合格してね!」


「簿記なら商業高校がいいかな!」


「大学費用は払えないから、高校卒業後の学費は自分で考えてね!奨学金や教育ローンでお金借りれるから!」


「なりたい職業の資格取得や 学びを深めたい事があるなら大学に行く。それがなければ、とりあえず仕事したらいいよ。学びはいつだってスタートできるし、なにより働いて稼げるようになると選択肢が広がるから」


「社会人になってもこの家に住んでもいいけど、家賃50,000円ね!水道光熱費込み、食費別」


子ども達に社会に出るイメージを

膨らませています


大人になって

自由な選択ができる喜び

を知って欲しいと願いを込めて

『良きロールモデル』になれるよう

これからも母は〈将来の夢〉を語ります



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〜コバヤシ余談〜


私が子どもの頃

『お母さんはずっとお母さん』

『おばあちゃんはずっとおばあちゃん』と思っていて


大人達にも『子ども時代があった』

っていうことを知った時

衝撃を受けた事を覚えています


子どもの世界はとても狭くて

大人になるとそれが

大きく広がるなんて知らなかったし

社会について教えてくれる人もいなかった


子どもの頃に 不自由な環境であっても

世界はもっと〈広くて 自由で 楽しい〉と

伝えられる場所とコミュニティを作りたいと思ってます♫




【こども+お金】バックナンバー

https://note.com/kobanchi/m/m0ec20d28ff94



『子どもの貧困問題』

負の連鎖を断ち切るために

子ども達への金銭教育の方法を

我が子を通して試行錯誤しています


子ども達は素直で

楽しい事は自然と受け入れるし

楽しくない事は離れていきます


どうにか楽しくお金を学ぶ方法がないかと色々探していました


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著書『金持ち父さん貧乏父さん』で

〈キャシュフローゲーム〉を知り


この本の中で金持ち父さんは

子ども達とボードゲームを通して

金銭教育をしていきます


通常盤を体験する機会があったのですが

一回で理解できるものではなく

大人でも難しかったので


私は 子ども向け

〈キャシュフロー for キッズ〉

を購入しました。約3万円します💦


このゲームの内容はシンプルで

小学生でも

お金の流れを体感する事ができます


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【ゲームの特徴】


◯サイコロを振って駒を進める


◯『給料日』マスを通過すると、初期設定(みんな一律)のお金がもらえて支出分を支払う


◯マスによって『資産カード』『支出カード』『特別なカード』を引き、不動産や証券を買って不労所得を増やしたり、支出が増えたりする


◯資産を増やし、毎月の『支出金額』より『不労所得』の金額を超えたらあがり!!


(ザッと簡単に説明させていただきました)


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このゲームを通して


『給料日にお金をもらえるけど支出でお金が減るから、支出は少ない方がいい』


『給料が増えてもあがれない』


『不労所得を増やさないとあがれないから、チャンスがあれば資産は買う』


『お金の計算(給料1,100円、支出750円、1,500円で支払ってお釣りはいくら?)ができるようになる』


を学ぶ事ができます


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サイコロの目が大きければ

早く回って 給料日にあたる事ができ


カードの引きが良ければ

不労所得を早くにゲットして

早くあがれることもあれば


泥沼にハマることもあります


計算をしながらゲームを進めるので

正直疲れます。一回でヘトヘト


アメリカ版をそのまま

日本語訳にしていて

文化が違ったり 理解しづらかったり


高額なので買うのをオススメしませんが

もともとボードゲームを楽しむ習慣があって

子どもにお金の流れを経験させたいのなら

購入を検討しても良いかもしれません


(あくまでも子ども向けです

大人の方は通常盤をご検討ください)


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3年前くらいに買ったこのボードゲーム

まずゲームの内容を理解するのに

時間がかかりザセツ


実際に子ども達とやっても

お金の出入りの理解

計算が未熟なのでザセツ


時を経て

長男12歳、長女7歳、次男6

になってやっとで

子ども達がリードしながら

このボードゲームを楽しめるようになりました

3万円ムダにならなかったよ😭


長男くんは簡単にお金のやりとりができていましたが


今回は長女ちゃんも

「お金管理人やりたい!」と

給料やカード・チップを渡したり

頭の中で一生懸命計算をして

お釣りを渡している様子をみて

この子の成長を感じる事ができました


(購入は勧めないけど)

このボードゲームでお金の流れを知り

不労所得の概念をなんとなく学ぶ事はできます


コバンチでレンタルもできるので

試してみたい方はお声かけください


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〜コバヤシ余談〜


子ども達にお金の教育をするツールとして『モノポリー』も検討しましたが

結局 買いませんでした


内容をみて『これじゃないんだよな』と

自分が求めているものじゃなかったのを

覚えていますが理由は忘れてしまいました


日本の書籍で

『子どものお金の教育』的な本を読みますが

ボヤッとしているというか

ゆるふわな印象が拭えません


もっと現実に即していて

子どもにも理解できるものを

探し集めています


保育園のお店屋さんごっこも

リアルな現金で

『仕入れ』『商品作り』

『販売』『購入』ができたら

面白いのになぁ〜と

イメージを膨らませております



【こども+お金】バックナンバー

https://note.com/kobanchi/m/m0ec20d28ff94


お金とうまく付き合って

豊かな人生を送ってほしいと

さまざまなお金の話しを

子ども達にしていますが


『お金』よりも

『時間』の方が大事な

母の価値観も伝えています


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5分の遅れでブチ切れた話〜


子ども達が遊びに行くため

片道30分の商業施設へ

車で送り届け


私は 一旦自宅へ戻り

23時間後にまた同じ場所へ

迎えに行った


大きな商業施設のため

具体的な待ち合わせ場所と時間を決め

長男くんとLINEでやりとりをしながら

私の到着が遅れそうだったので

こまめにやりとりをしていた


「あと5分くらい」

「車停めた」

「もう着くよー」


「はーい」


とやりとりをしていたにも関わらず

私は5分ほど待たされた


やっとで現れたかと思ったら

お菓子を片手にノソノソと歩いてきた

その様子を見て 私は腹が立った


無言で車に乗り込み

子ども達の話しかけも全て無視

その私の様子を察し

子ども達も無言になる


家について玄関前で

私は口を開いた


「お母さんが何分待ったか分かる?」

「どうして遅れた?」


子ども達の記憶を思い出させながら

会話を続ける


「お母さんは今回

あなた達を遊びに送るために

片道30分を往復2回で

2時間 車を運転していました」


「お母さんはあなた達の事が好きだし、楽しい時間を過ごして欲しいと思っているから、送迎することは嫌じゃない」


「けれども それに甘えて

お母さんの時間を無駄にする事は

許しません」


「お母さんはあなた達の召使いじゃない」


「時間とはその人の人生です」


「相手の時間をいただくという事は

相手の人生を奪っている事を知り

人との時間をもっと大事にしなさい」



子ども達に

時間の大切さを伝えました


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私は遅刻する事が許せないのではなく

遅れるのなら「遅れる」と

相手に敬意を払って

連絡をする必要があると思っています


今回は長男くんが

LINEでやりとりをしていたので

具体的にアドバイスをしました


①お母さんが自分達のために時間を使っている事にきづくこと


②待ち合わせ時間と場所を守るべきだった


③どうしても間に合わない時は、その理由と時間を伝えた方が良い


今回の状況に即して

本人がイメージしやすいよう

『自分の気持ち』『お母さんの気持ち』

を確認し合いながら話します


子ども達にとって『時間』は

目に見えないので

無限にあるような分かりづらさが

あるかと思いますが


家族間でのコミュニケーションを通して

社会勉強させています


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〜コバヤシ余談〜


5分の遅れでブチ切れた私ですが

私もよく時間に遅れます


私が相手の時間をいただく時は

遅れる事がないように

特に気を付けますが


イーブンの時や

私が相手に時間を与える時は

よく遅れます


その自分の特性を理解したうえで

できるだけ待ち合わせには


「家を出たら連絡するね」

「先に着いたら料理注文しててね」

「あと◯分で着きます」

「今 車停めたのでお店に向かいます」


など 相手に状況を伝えるなどの

配慮をするように気をつけています


今回は子ども達に

インパクトを与えるために

強い言葉を使っていますが


大人の世界では

『お互いさま』とゆるくやってます

なにより私自身が『未熟者』なので


子どもが小さいうちは

時間通りに動けないのは当たり前で

『前向きな諦め』で

子ども優先で良いと思っています


私はもう1番下の子が小学校に上がって

かなり自立してきたので


そろそろ ちゃんと時間を守れる

立派な大人になりたいと

これからも時間管理を頑張ります!



【こども+お金】バックナンバー

https://note.com/kobanchi/m/m0ec20d28ff94