こんにちは。2010年生まれ女の子 2010年生まれ男の子を育てている よし です。
今日は年を取っていくからこそえほんを!というお話です。
・60歳からのえほんのすすめ
・古典こそえほんで読もう
・お孫さんと読んでほしいえほんはこれ!
60歳からのえほんのすすめ
わたしは母と近距離別居。家事を手伝ってもらっている甘えたパート主婦です💦
実家は自営業で、母は65歳になるまで仕事をしていたので、家にいるときも座っている時間なく、本を読んでいる姿なんか見たことありませんでした。
だから読書は好きじゃないと思っていたんです。
母は10年ほど前、商売をたたんで大阪に住むわたしの近くに引っ越してきました。
趣味らしい趣味はなく、縁のない土地に移り住んで、ぼけてしまうんじゃないかと心配しましたが、孫と一緒に本を読み始め、いまでは家の中で一番の読書家に。
タイミングが良かったのが、上の子が小学校1年生で読む本も簡単だったこと。
読書力をつける1年生とおなじ本を読むことで、母も読書力を身に着けました![]()
えほんといってもレベルはさまざま。
ノンタンのようなあかちゃんえほんから、ヨシタケシンスケさんのような哲学的なもの、科学的知識まで
わたしは子どもをもつまで趣味は読書、と言っていましたが、狭い分野の本しか読んでいないことに気づきました。
新しい世界に飛び込むのは勇気がいるし、労力のいること。だからこそ、えほんから入っていくことをお勧めします。
古典こそえほんで読もう
えほんの魅力は、絵!
中でも古典の絵本は美しいものが多いです。
絵の美しさがわかるのも、年齢をかさねたからこそだと思います。
先日、読みきかせに使ったこの竹取物語
絵巻風の絵で、平安時代の服装や風俗などがたくさん。人物が鳥獣戯画を思わせるかえる。

蒔絵のような技巧も使われていて、とてもきれいです。
日本画の画材で書かれているのでしょうか?色も昔からの和風の色使い。
こういうのがわかるのも、年齢を重ねているからこそ。小学生や中学生にも読みごたえがあるえほんです。
古典や伝承こそ、絵本で読んでほしい分野。
奈良県吉野山金峯山寺が監修している【蔵王様と行者様】
金峯山寺の本尊 蔵王権現立像の由来をこどもにもわかりやすく書いてあります。
こどもにもわかるということは、初心者にもわかる。
この本を読んで、吉野山に本物を見に行きました。見上げるほどの青い仁王様に圧巻でした。
お孫さんと一緒に読んでほしいえほんはこれ!
3,4歳の子向けのえほんはたくさん出ています。読みやすいし、こどもも食いついてくれる。
でも、6歳くらいになると、自分で読めるようになるし。。。とあまりいっしょに読む、ということをしなくなる気がします。
でも、こどもはいくつになっても読んでほしいもの。
読み聞かせボランティアに参加していますが、小学校高学年でも喜んで聞いてくれます。
だから、ぜひとも一緒に読んでほしい。
上の古典は、それこそ年齢を重ねた方に読んでもらうと迫力があって、雰囲気が出てすごくいいです!
紙芝居も大人気です。
でも今回は、子どもと一緒に楽しんでもらいたいものを紹介します。
迷路を指先で選んで進むあそびのえほん。
【コんガらガっち】
シリーズでたくさん出ています。選択肢がたくさんあって、選ぶもので少しづつストーリーが変わる。
どんな年齢の子とも話が盛り上がります。
読み聞かせ、というより、一緒に遊べるえほん。だからこそ、お孫さんと読んでほしい。短い時間で終わらず、お話が楽しめます。

【たくさんのふしぎ傑作集】
かがくの不思議や社会のしくみを題材に扱っていることが多いです。
1989年から出ていますので30年以上も続いているシリーズ
大人になったら何となく知っていることを、わかりやすい言葉で説明してくれます。
なんとなく~で知ってしまっていることなので、読んでいるわたしも、そうだったのか!と感心して読んでいます。
子どもと一緒にぜひ、感心してください。
おばあちゃんと読んで盛り上がったのはこれ
わたしは人車鉄道というものを聞いたこともなかったのですが、母はかろうじて知っていました。
実際、知っている人から話を聞くというのは貴重な体験で、こどもの記憶に残ります。
そういうお話をしてほしいです。






