over the citylight,under the MOON

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とある劇作家ののほほん日記

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見ないフリをしていた夏休みの宿題のよーに8月31日に久々の更新。

夏らしくなかった夏、とはいえやはり夏で@^ェ^;@。

今年も体調を崩してほぼ夏眠(冬眠ではなく)状態で過ぎていった。

 

待ち遠しかった秋のおとづれ。

やっと開いた扉の前で、なのに ちょっと立ち止まって振り返る。

心の全部を連れていきたい場所に向かうのに、心がちょっとだけ遅れている。

夕方の、そう、 長く伸びた、影一つ分の回り道。

 

そこに、見えてはいることだし。

今年こそは いき苦しかった夏の湿度を体に残して行きたくない。

追いついたヤツの着替えをせかさずに待って、こちらも季節の身仕舞いをして、

音連れの秋へと連れて行こう。

 

 

 

 

 


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桜 桜 春を押し付けられて牙隠す。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

ノンビリお花見をする時間は無かったのに、

花の名所を通り過ぎることは多かったこの春@^ェ^;@。

 

写真ばかりは携帯一眼含め下手ながらもたくさん撮ったのに、全然整理できていない。

上はもうTwitterなどに乗せたものですが、後日あと10枚くらい追加しようと、

ページだけ確保の投稿をさせていただきますm(_ _;)m

 

◆ ◆ ◆

 

「いかで吾この世のほかのおもひでに 風を厭はで花を眺めむ」(西行)

 

早朝、神田川沿いの桜並木を通り抜けましたら、前が見えなくなるほどの桜吹雪を浴びました。

美しかったですが、仰ぎ見るとちょっと切ないですね。

 

 

 

 

 

 


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眠気覚ましや気分転換によく散歩をする。

もともと、「考え事は机よりも歩きながら」がはかどるほうで、けれど、硬質透明で綺麗なファンタジーを作りたいな♪(@^ェ^;@)というときには、あまり世知辛い音や音声に満ちた場所も歩きたくない。しかし住まいも事務所も中々に街のまんなか。

ということで、

都内の大小あちこちの公園とか庭園とか美術館やホテルの庭とか、その場所への余り知られていない裏道とかに、どんどん詳しくなる。

 

ああ、花水木が開き初めたな

楓の光を透かす「さみどり」が美しいな

欅の木はどの季節もいいなぁ

 

朝昼の光の中も月明かりの日にも、そんてことを頭の隅で確認しながら歩いていると、コンガラガッタ頭の中が洗われていくみたいな、都会でできる範囲のささやかすぎる森林浴にもちゃんとササヤカニ効果はあって、ちょっと楽になる。気がする(笑/その気のせいがとっても大事な時もある、気がする^^;)

 

イチョウの葉っぱが3ミリとか5ミリくらいのときから「一人前(いっちょまえ)の顏」して@^ェ^@ちゃんとイチョウの形をしているのが妙に可愛い、・・・とは昨年かその前にも書いた@^ェ^;@。

 

もう一つ、早春の頃の「ちびのくせにコイツなんだかいっちょまえで可愛いぞ」シリーズでは、ユリノキの葉っぱがある。

 

一番かわいいのは今から一か月くらい前で、だから今見ていただいてももう、上手く伝わらないかもしれないのですが、

・・・なんというか、他の木々なら、

「さみどり」とか「萌えいづる」とか「新緑」とか・・・ 

どことなく透明感や瑞々しさをもった言葉で思いうかぶ「緑の様々」なのに・・・ユリノキはこう、中央の新芽の左右に「ばんざーいヾ@^∇^@ノ」してるみたいにひょろっと葉っぱが伸びててですね・・・甚だしく主観でしかないのですが、透明な春の息吹…という感じよりも

「春でんな\(^o^)/」「春でっせ\(^o^)/」「うちら伸びるし!\(^o^)/」

・・・・と、

なんだか『周囲の木々とは“ノリ”が違う』というか・・・ 

(繰り返しますがあくまで主観です)

まあ、『元気が良すぎる』感じがして、(小っちゃい子が法被着て柄杓で麦茶(酒ではなくてね)飲んで酔っぱらってるみたいというか・・・)なんだかついつい 笑っちゃうのです。

 

葉が生い茂れば、そんなおちゃめな感じは消えて、美しくすっくりと天へ伸びゆく、私の好きな樹木の中の一つなのですが、

ちびっこ葉っぱの時期だけは、イチョウと並んで私にはお笑い担当くん@^ェ^;@

 

 

ちびちびのころの写真、来年は撮りましょう。

今年観た木々が来年も元気にそこに在って、おちゃめな万歳\(^o^)/に、ふははと笑えるといいな。

 

写真は新宿御苑のユリノキの立派な大木。たしか4,5本あちこちにあったような。

画像元詳細

花は五月に、秋には黄葉。小さな公園でもよく見かけます。

お散歩途中にねえねえ見て見てと季節を教えてくれる、

親しげな木々のひとつ。

 

 





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春の泊りを 知る人ぞなき。

 

◆◆◆

 

夕方に冷たい驟雨。

昼間は混雑していた某所桜だらけの公園。夜のお花見は予定を取りやめた方も多かったのでしょう。

一部に場所取りのシートが広げられたまま、見事に誰も居なかった午後九時ごろ。

 
けれど深夜過ぎには月も出て・・・、

満開直前の桜・桜、公園ごとの独り占め@^ェ^@。

 


(そんな時に限って一眼レフ持っていなくて、携帯画質 @;ーェー@ノ †)


 

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明けましておめでとうございます♪~~~ヾ@^∇^@

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします♪

 

 

昨年は様々に、笑って元気に前へ進むための、リセットと準備の一年でした。

今年はじっくり、三日月バビロンの舞台・物語と向き合える一年になります。

舞台と思いに真っ向真摯なメンバーと、硬質透明な三日月バビロンの物語を、

その手に触れ得る魔法がほら、ここにありますよ って身近さで^^お客様に直接

お手渡しができるように…、一歩一歩大事に作り上げてまいります。

 

本年も皆様と劇場で会えます日を心待ちにいたしております。

6月初めと12月初めにザムザ阿佐谷でお会いしましょう♪

 

+++

 

三日月バビロンのふぁるちゃん(木原)は、ザムザ阿佐谷を「実家」と呼びます(笑)。

小屋入りして、ああ、帰ってきたなぁと思えるほどに親しんできたあの空間を

今年はどういう世界、どんな空気で満たして皆様をお迎えしましょうか@^ェ^@♪

・・・12月の舞台図はほぼできてるんですが、6月の舞台図は昨日から書き始めたところ^^;。スタッフの皆様、ゲストのみなさま、お世話になっている皆様に相談しながら、じっくり作っていこうと思います。

 

 

皆様、本年も、三日月バビロンをよろしくお願い申し上げます。

 

2017年元日

三日月バビロン 櫻木バビ

 

 


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夏の夜の夢。焔(ほむら)の名残。

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

季節外れの画像ですが@^ェ^;@。

夏の終わりに月の写真を撮った帰りに見かけた公園の向日葵。

 

昼間は皆同じ太陽の方向を向いているのに、

一輪ごとそれぞれが、ばらけた方を向いて咲いていて。

 

でもそれゆえに奇妙に「一叢」の感も増していて。

ひと花ごとに夏の埋ずみ火を抱え込んででも居るような、

熱を孕んだ月下の一群。

明け方の、少し秋を感じさせる涼風の中、夏の名残りがそこだけに在り。

この夏は少し苦しく身体に残ってしまいそうだ、

なーんてことを不似合いにもふと思ってしまったり(笑)

 

+++

 

様々なことに駆け足でピリオドを打った夏でした。

良い意味でのリセットにもなったと思います。考え抜いた答えも出せた と思う。

それらすべてが

最愛のメンバーたちと迎える次の季節のその為の足場になるといい。

「いとど短きうたた寝の夢」

冬が来るころには、そんな風に振り返れる夏に変わっているといい。

 

今年は10月になってまで30度越えの日もあったりもするものだから、

背中のあたりに まだ夏が居る。

 

 

(マトマリナシm(_ _)m)

 

 

 


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ぬばたまのその夜の月夜今日までに 我は忘れず間なくし思へば

                                                 (河内百枝娘子)

 

◆ ◆ ◆

 

画像は、少し前に初めて盗った三日月。

これまでほぼ満月ばかりだったのは、…ただ満月が一番明るくて撮りやすいから@^ ^;@。

勿論満月含み、どんな月も好きですけれど。

 

知人から古いデジイチを譲っていただいくより前、さらに古いコンパクトなデジで月を撮ってみても、みんな「夜空に散らかった爪切りの爪」みたいになってしまっていました^^;。

あまり時間がない中で撮ったこれも相変わらずピントが甘いのですが、

やっと盗れた好みの細さの三日月、月泥棒初心者にはちょっと嬉しい^^。

もっと細くて、地球照を抱いているのを冴え冴えと盗る、のが今後の目標。…中々遠い道のりになりそうですが、機材は今ある物で行けるところまで行ってみよーヾ@^∇^;@と思います。

 

「こんな形の月が盗りたい」と狙っても、雲や雨やお仕事に邪魔されてなかなか出会えないことも多く。趣味の範囲(演劇最優先)での月泥棒修行、初心者の時期はまだまだ続きそう。

 

逢いたい人々にも中々会えない毎日。人は時々、月より遠くにあることがあるかも@^ェ^;@

 

 


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kiri.jpg

 

 

 

さえわたる光を霜にまがへてや 

 

        月にうつろふ白菊の花     (定家)

 

 

 

 

 

重陽の節句はとうに過ぎましたが@^ェ^;@、夏がいつまでも居座っていたような東京、気分的には今頃やっと、秋の歌が似合う風が吹くようになってきたような。

お久しぶりですm(_ _)m。熱帯ではきっと生きられない櫻木ですヾ@^∇^;@

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

10月のスタートの昨日は、某お仕事で海から始まりました。久しぶりの秋の海風@^ェ^@。

 

荷物の多さと重たい灰色の曇り空に、カメラを家に置いて行ってしまったのですが、やっぱり持っていけばよかったなぁ…個人的な時間はほぼなかったのですが、それでも奇妙に細かくくっきりとした模様を描いていた海の潮目や、ときおり薄日が差し込んでいた水平線付近のグラデーションは美しくて…自分力持ちなんだからカメラバックくらい増えても良かったろうに、と自分にブツブツと小さく文句を言っておりました^^;。近くの神社には餌付けされてる風のリスや猫が居るとも聞いたので、近日時間を見つけて再訪したいと思っています。月星を撮れるようになりたくてカメラを持ち歩くことがふえたのだから、ブログのための写真もちょっとは増やそう…と一応- -;目論んでいたのに…。なのに、毎日のように見に来てくださっている方がいらっしゃるようで、有りがたくも本当に恐縮しておりますm(_ _;)m。でもやはり嬉しいです。ありがとうございますヾ@^∇^@

 

劇団の来年度予定も少しづつ形になってきて、メンバーの客演情報もちらほらと聞こえてまいりました。休業中のメンバーの復帰も間近^^。

地道に皆様に発信出来ることを増やしていこうとおもいます。

ここは相変わらず書き散らしになってしまうとおもいますが…徐々に更新頻度を上げていこうと思います。

 

短編2本、三日月バビロン的普通尺1本、うっかりニッコリ書き終えてしまった九月(←本人としてはうっかり←主演キャスト陣中の1,2名以外は想定しないで書き上げてしまったので、基本的に宛て書が多い自分としてはなんだか脱稿の実感がない@^ ^;@。どうせキャスト決まれば「私が見たいその人」で多少弄っちゃう性分だし…@^△^;@)

でも、ここ数年(その宛書性分に振り回されて)自分らしく書けなかった部分があったなという反省も有ったので、久々、細部奥底のどこまでも三日月バビロンらしい作品を書けたかもしれない、と自分ではちょっと嬉しかったり…というのはあまりにも他の方からしたら「知らんがな」でしかない感想でしょうが(笑)。そのおかげで、全ての役がなかなか難易度高い感じで、「自分が役者だったらこの役もらったら超燃える!」って感じにはなってると思っています。これまでだって全部全部、きっちりそのつもりでは書いているのですが、リミット振り切った感は自分(だけ)にはちょっと嬉しいことでした。

 

連絡すべき人にきちんと逢うために、まず会っておきたい何人かになかなか会えないという滞りに少し振り回された感のあった9月。私のもっとも好きな、冴え冴えとした秋冬の季節が始まりますので、心と体と整えた夏籠りもしたことですし、10年のタスキを繋ぐ最終区間をしっかり走って行こうと思います。

 

来年2017年は、今の主要メンバーで「三日月バビロン」が走り出して10年目。

さあ、劇団を愛してくれた人たちと、大切に守ってきた人たちと、見てくださったすべての方に、硬質透明な独自のファンタジー、三日月バビロンの舞台で楽しんでいただけますように。

 

節目はゴールではなく新たなスタート。真摯な次の一歩の為のこの季節を、信頼するメンバーと凛と笑って出迎えようと思っています^^。

 


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6月21日は夏至。そして6月20日から21日朝にかけて空を渡る月は満月・・・。
この夏至の日の満月を、「ストロベリー・ムーン」と呼ぶのだそうです。
 
冬は青白く冴えて見える事の多い月。夏場は湿気を含む大気と共に、確かに赤く見えることが多い。といいつつも、「ブルームーン」と呼ばれる日の月がブルーに見えるとは限らない、いや余りない (^^;。ストロベリーもブルーも、そう言われる理由はちゃんとあるのですが、それはまたいつか)。 そう過度な期待はせず、しかし月泥棒初心者としては、晴れてくれて月が盗れればそれでいいな♪@^∇^@と、数日前からちょっとだけ楽しみにしていた。
たとえ苺色に見えなくても、苺は夏の季語。
夏に至る日の月と苺で一句ひねるか一献飲りますか^^、なんて思っていたら、当日は朝から厚い厚い雲が広がり、雨の予報もちらほらと…@・ェ・@。
家を出る際に、一日三脚とカメラバック持ち歩いても、これは撮れないだろう…と一旦置いて出たのだが、紫陽花でも撮ればいいか、と思い直して取りに戻った。
大正解ヾ@^∇^@。

日付が変わって、本日は夏至、夜明け前。
月の渡りも天辺を過ぎ、だいぶん西に傾いた頃だろうな、と館詰め部屋の外に出てみたら、、ほんのちょっとだけ雲が切れて、顔を出してくれましたのが上の月。
それでも、足の速い薄雲が次々掛かって、クレーターなどはぼんやりとしか撮れなかった。
けれど、ほんとに仄かにピンク色・・・!

見ると幸福になれる、と言われているそうなので、写真の腕はさておいて、あなたに、皆様に。

+++

2月の公演後体調を崩していたので、不調を抱えたまま走り続けてきたこの数年の整理も兼ね、来月一杯までは心身ともに思い切って休もう、と考えていたのだが・・・結局何かしていないと落ち着かない性分@^ェ^;@。基礎稽古は結局毎日続けていたしね。公に動き出すのはあと少しだけ先としても、水面下でできることは少しずつ、しっかりとこの手にできる「形」にしていこうと思います。

手にできる・・・といえば^^;。
上の写真、友人に見せましたら「・・・ハム。」と言われ(笑)。
そう言われましたらそうとしか見えなくなってしまいました(笑)。
Twitterでそうつぶやきましたら、灯りの魔法使いさま(三日月バビロンの照明をしてくださっているAさん)からも「確かにハム・・・」とリプライをいただき^^;。
ハム…→夏至=夏…→「夏の元気なご挨拶」→幸福のハム…→お中元…Σ@・ェ・;@

「 @つ;ーェー@つ _□ お納めください 」
とTwitterのハム、否、月はそのままお世話になった照明さんに@^△^;@。
丁寧に律儀に受け取ってくださいました(笑)。

下記は昨年初冬の月。同じカメラで同じ腕(←笑)の月泥棒の盗ったもの。同じ獲物は二度とない。月も星も空の全ても、心ゆくまで好きなだけ盗りまくって愛でて宝ものにして大丈夫♪ヾ@^∇^@…トリマクレル腕が早く欲しいです(笑)。あくまで生活の中心は演劇なので、写真は今ある機材でできるだけ上手になる、というココロザシ。時々晒しますが、下手の横好き、長い目で見てやってくださいm(_ _;)m


(カキチラシm(_ _;)m)


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月頭に有った某劇団さまのお手伝いの後、予定していたことではあったが、ちょっと集中的に病院に通ってみた。元々付き合いの長い持病も有り覚悟はしていたけれど、やはり数日拘束ともなり、この劇団のあと今月は予定を入れてなくて良かったな~と安堵しつつ、のんびり個人的な文字を書くだけのサナトリウムごっこを堪能しよう^^・・・っと思っていたのだが。

不治の病は別にあった。文字+α…何か作り出していないと落ち着かない!(笑)

そう、サナトリウムの定番、日記文学は 私には向いていなかった(笑)。日記はカキチラスもの、と思っていて(ここもその通りでm(_ _;)m)、いくら書いても心満たされるようなもんじゃない。
サナトリウムのもう一つの定番である詩(ソネット形式とかね^^)は良く書く方だが、詩はすぐにポエットリィ・リーディング…詩の朗読、と脳内変換され誰かの声になってしまうという持病もあり、演出心がむくむくと湧いてきて落ち着かない。
脚本的な文章は書こうと思わなくても書けるものだし…というか、キャスティングさえ決まれば後はじっくりその人の声を持つ自作のキャラクターたちと脳内で遊んでいれば細部や展開まで自動的にカッチリとできてくるものなので、メモを取ったり構成ノートを作ったりは私は一切しないほう(←こういう方は結構いる)。こんなところで書き始めたらうっかりお医者や看護師さんそのひとたちの声が別の職業や人生背負って登場してしまう@・ェ・;@というのは冗談としても、キャスティングするメンバーの声とかが無性に聞きたくなって落ち着かないだろう。迷惑かけないようにとせっかく入院先も言ってないのに(笑)。
ご注文頂く文章は逆にしっかりメモを作る。そう言うお仕事も先に全部終えてきた後なので、さあ、何書こうかな♪というフリーな文字遊びも呑気に楽しかろ^^と、新品のノートを抱えて来たのだが、何を書いても+α、今はね、これよりもね、なにかこう、と心底から沸き起こる欲求が別にあり…。

『ピンポイントに考えつくして使い倒せるモノが作りたい』ゞ@`△´@ノ(笑)

舞台の小道具とか、舞台美術の1/20模型とか、メンバーや制作さんに使ってもらいたいバビロン猫マーク(←藤原カムイ先生が書いてくださった劇団マスコット。三日月バビロンの宝物♪)の付いた用具や文具類とか。あの人の手と心に似合ったものを、とか、みんなでアアダコウダと盛り上がりながら試行錯誤して考えるものとか、小さなコダワリにきっちり気づいてくれる人に素知らぬ顔で手渡せるものとか。なんかそんなふうなもの!

なにか作れば落ち着くかしら、と不器用なぐしぐし手縫いでお買い物用トートバックなんか作ってみたのだが…。「いつか使うだろー^^」とか、「あると日常がちょっと便利だわー^^」とか、今それ生ヌルイ!いつかも日常も要らん!と逆効果になりまして^^;。

黙って寝ている人生なんか今すぐ終わりにしてやりたい…と数日の入院ですら思うのだから、本当に始末に負えない。
病院のベッドでは私は死なないなー^^;と妙なところを確信した日々。

しかしその「作りたい何か」を作る用意も準備も何も無くて。結局妥協して作ったのは、バビロン猫マークの消しゴムハンコ(不器用さんにも作れる大きめサイズ^^;)でございました。仲よしの看護師さんに「それなあに?」と聞かれるたびに、「仏を彫ってる」「写経のようなもの」等と答えて呆れられてきました。

とことん不器用菜上にカッターでの制作。家に帰って見たら当然イマイチの出来(笑)。ちゃんと彫刻刀で直してから画像…貼ろうか どうしようか。

+++

画像は某劇団さんの小道具として造った「アンティークでシンプルな、しかし日常使い風味のある金属の水差し」。薄い金属の光沢感は良く出たかなと思いますが、華麗な演目の劇団様用だったので、本当はもうちょっと飾りたかった@^ェ^;@。

何でできてるかは、とってもナイショ(笑)。
土台を見た方は皆ちょっと固まってました^^;



(カキチラシ)





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