今日は大規模な避難訓練がありました。
宮城県の沿岸部の中でも被害が少なかったといわれた塩釜市
それでも、約半数弱の家が全壊や半壊などの被害があったそうです。
小さい頃から1960年のチリ地震で津波が来たことは聞いていました。
地球の反対側で起こった地震でもこんなに驚異的な威力をもった津波が来るとは
だれも思わなかったそうです。
そうですよね。２年前だって、３ｍの津波って言われ
そしたら１０ｍの津波が来るって言われ
いやいや２０ｍの津波が来る！！って。
もう、その時はすでに遅くてたくさんの犠牲者が出てしまいました。
日常で「まさか！ありえない！」ことが起こった時
人は正しい判断ができないことを身をもって学んだ３月１１日。
でも、悲惨な出来事はそこからが始まりでした。
我が家は寝る場所が確保できたので避難所にはいかなかったけど
たくさんの人たちが避難所に押し寄せ
市役所の人たちはたくさんのクレームと多くの人たちのケアで
心身ともに疲れ果てていました。
そう！私たちはなんの知識もなく過ごしてきたせいで
自分たちが生きていくためにやるべきことをせず
人に頼り続けていたのです。
今さらかもしれないけど、とても大切な避難訓練。
どこに避難するか
何を持っていればいいのか
身の確保はどうすればいいのか
まずやるべきことはなんなのか
そして無事であることをどうやって家族に知らせるか
こどもたちが登下校時はどうすればいいのか
ちゃんと家族で話し合うことが重要だと思います。
今回の避難訓練で避難所になる場所へ行ってきました。
２年前はここには２００人しか収容できないところに約４００人が来てしまったそうです。
部屋で寝れない人たちは廊下で毛布にくるまっていたのですが
寒くて寝れない日々が続いたと・・・・。
そんなことが二度とないことを願い
自分でできる防災はしていきたいと感じました。
お昼には引き渡し訓練。
こうやって家族と一緒に帰れることは幸せなことなんだととても感慨深かったです。
みなさんのおうちでは非常食・防災グッズは準備していますか？
どうぞ今一度見直してみてください。