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債権放棄等審査特別委員会が開かれ、議案第91号「権利の放棄について」の審査が行われました。


この議案については、石田のごみ処理施設を巡る住民訴訟で、大坪市長個人に工事費用約2億5千万円を賠償させることを求めた判決が確定したことを受け、市から提出されたものです。


具体的には、現在使われている、ごみ収集車両が通る北川原公園内の専用道路については、あくまで日野市クリーンセンターへの廃棄物搬入ルートの沿線住民の安全安心の確保と住環境の保全を図るために行ったものであり、市長が不法な利得を図る目的はなく、かつ、不法な利益を得ていないとの理由で、債券を放棄するという内容です。


私は、都市計画法の違法状態の解消に向けた市民の皆様との話し合いの進め方について、市民参画での違法性解消はどのように具体化されていくのかということについて、議案の審査経過などを踏まえた市長の責任の所在について、これまで北川原公園整備にあたり様々なご意見をいただき、ご協力をいただいてきた新石自治会、下田自治会、万願寺自治会、下田住宅自治会など地元地域の皆様への丁寧な対応について、市民の皆様が安心していただける未来に向けてのごみ行政の在り方等、5点について質疑を行いました。


そしてそのあと、クリーセンター専用路及び北川原公園の整備等については、令和2年度の新可燃ごみ処理施設の稼働に向けて、地元住民の皆様の意見が反映された、まさしく必要不可欠な大切な事業であったことを踏まえ、賛成意見を述べました。


また、意見のなかでは、これまで石田、万願寺地域については、平成16年の万願寺土地区画整理事業の竣工、そして平成19年3月の石田大橋の完成、国道20号日野パイパスの前線開通など、これまでも地元地域の皆様に大いにご協力をいただきながら、まちづくりが進められてきたことを踏まえ、今後さらに、地元自治会、周辺地域の皆様に対し、丁寧な対応をしていただき、しっかりと説明責任を果たしていただくこと、安全安心の確保と住環境の保全へのより一層の取り組みをしていただくことを強く要望しました。


採決の結果、議案第91号「権利の放棄について」は、賛成多数で可決され、23時前に委員会は終わりました。


臨時議会は、10月28日(金)までとなっています。