5月24日付公明新聞より転載

 

読者の質問にお答えします

(問い)マイナンバーカード(マイナカード)を活用した「マイナポイント第2弾」が実施されていると聞きました。マイナポイント事業とは、どのようなもので、ポイントをもらうには、何をすればいいのでしょうか。

 

事業の概要
6月末から完全実施
1人当たり最大2万円分
保険証利用、口座登録で1.5万円

 

 

マイナポイント事業は、マイナカードの普及と消費喚起の目的で実施されています。公明党が推進したものです。2020年9月から21年12月末まで第1弾が行われ、今年1月から1人当たり最大2万円分のポイントを付与する第2弾が始まりました。

第2弾では、カードの取得者や第1弾を利用していない人を対象に最大5000円分のポイントを付与する事業に加え、カードを健康保険証として登録したり、公金受取口座を登録したりした場合に、それぞれ7500円分が付与されます。

総務省は、健康保険証利用や公金受取口座の登録に対するポイント付与の申請を6月30日から始めると発表しました。既に行っている最大5000円分の付与と合わせて、第2弾が完全に実施されることになります。

 

必要な手続き
カード取得→予約・申込→買い物などの利用、登録


ポイントを受け取るには手続きが必要になります。まずはカードの取得です。市区町村から送られた「個人番号カード交付申請書」にある二次元コードをスマートフォン(スマホ)で読み取り、申請用サイトで必要事項を登録します。パソコンや郵送でも可能です。通常1カ月程度で「カード交付通知書」が届きますので、指定の窓口で受け取ってください。

カード取得後は、ポイント利用の予約・申し込みを行います。スマホで専用アプリ「マイナポイント」をダウンロードし、「マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)」を行い、ポイントを利用するキャッシュレス決済サービスを選択して申し込みを完了させます。選択したキャッシュレス決済で買い物などを行えば、その金額の25%(最大5000円)分のポイントを受け取れます。

健康保険証の利用や公金受取口座の登録自体は、既にマイナンバーの個人向けサイト「マイナポータル」から行えますが、ポイント付与の受け付けは6月末からです。


カード取得に関する詳しい流れは「マイナンバーカード総合サイト」で、マイナポイント制度に関しては「マイナポイント事業ホームページ」で確認できます。電話での問い合わせは「マイナンバー総合フリーダイヤル」(℡0120-95-0178)まで。