通行止めが解除へ!


昨年の台風19号の影響で橋脚が沈下し、通行止めとなっていた日野橋ですが、来月5月12日(火)10時に通行止めが解除され、交通開放されることが決定しました!!
 

この間、日野橋の復旧工事は、令和2年2月中旬から沈下した橋桁や橋脚の撤去が実施され、3月中旬以降に新しい橋桁を架設。令和2年の梅雨入りまでに通行止め解除を目指していくと聞いていましたが、具体的な日程について、東京都南多摩建設事務所より報告がありました。
 
日野橋は、台風の影響による橋脚沈下の後、令和元年10月13日明け方の4時50分に通行止めに。私もすぐに現場を確認し、都議会公明党に状況を報告。そして、連休明けの10月15日の午前中には、日野市公明党として「台風19号被害を受けての緊急要望」を大坪市長に提出し、日野橋の早期復旧についても東京都への要望事項として復旧を強く求めました。そして、都議会公明党も同じ週の18日に現場調査に入りました。この間、早期復旧を求める多くの要請行動があり、早期開通に繋がったと思います。
 
また、日野、立川の両市長及び両市議会から昨年前倒し要望を提出した日野橋の架け替えに伴う「仮橋設置」については、現在、河川管理者の京浜河川事務所、交通管理者の警視庁などと協議をしながら設計を準備中とのことです。今後は、架け替えに向けての取り組みも進んでいくということですので、お伝えさせていただきます。
 
日野橋は大正15年に架橋され、約93年が経過。その後、昭和39年に大規模改修が行われ、平成18年の国土交通省による耐震補強工事を経て、平成19年に日野バイパスの開通に伴い、東京都へ移管。そして、平成21年に東京都長寿命化対象橋梁に位置づけられ、平成24年の長寿命化の可否に関する検討委員会において、日野橋の架け替えが決定されました。これを受け、平成26年から東京都により調査設計が開始され、平成28年から29年にかけ、地質調査と橋梁予備設計が行われています。

 


この間、多くの皆様から、日野橋はどうなるのか、いつぐらいに開通するのか、というお声をいただいていたなかで、具体的に開通が決定し本当に良かったと思います。

歴史ある甲州街道の橋として多くの皆様が待ち望まれていた日野橋の開通は、いよいよもうすぐです!!