上矢印

橋脚が沈下した日野橋(令和元年10月13日)
 

 

令和2年入梅前に交通開放予定!

 

令和元年12月に開会された令和元年第4回日野市議会定例会では、台風19号により橋脚が沈下した日野橋(都道256号線)の早期復旧を求め質問。橋脚沈下の現状、今後の復旧に向けた取り組みについて取り上げるとともに、大正15年に橋が架けられてからのこれまでの経緯、また、橋脚が沈下する以前にすでに決定している今後の架け替えに向けた取り組みについて質問しました。

日野橋は、令和元年10月13日未明に橋脚沈下のあと、4時50分に通行止めに。私も現場を確認し、都議会公明党に状況を報告。そして、連休明けの10月15日午前中には日野市公明党として、台風19号被害を受けての緊急要望を大坪市長に提出し、日野橋の早期復旧についても東京都への要望事項として復旧を強く求めました。そして都議会公明党も同じ週の18日に現場調査に入りました。この間、早期復旧を求める多くの要請行動がありました。

 

そして日野橋について、東京都は、令和元年11月25日に復旧に向けた工事に着手し、令和2年の入梅前の交通開放を目指すとのこと。復旧の方法は、現在流れている多摩川の流れを立川市側から日野市側に替えたあと、被災した橋脚1基と2本の橋桁を撤去し、その個所に新しい橋桁を架けるということです。すでに工事が進められており、今年の入梅前に交通開放される予定ですので、あらためてお伝えさせていただきます。

 

日野橋は、大正15年に架橋され、約93年経過。その後、昭和39年に大規模改修、平成18年の耐震補強工事を経て、平成19年に日野バイパスの開通に伴い東京都へ移管されました。

 

そしてすでに平成24年には、架け替えが決定。平成26年から東京都により調査・設計が開始され、平成28年から29年にかけ地質調査、橋梁予備設計が行われています。今後の具体的な架け替えの時期はまだ未定です。