11月28日から開会された、平成26年第4回日野市議会定例会が閉会。本日最終日の議会のなかでは、ごみ処理広域化に向けての、一部事務組合設立となる、「浅川清流環境組合規約」の議案審査も行われました。


「一部事務組合」とは、複数の普通地方公共団体や特別区が、行政サービスの一部を共同で行うことを目的として設置する組織です。

消防・ごみ処理・火葬場等の運営を行うために設けることが多く、小規模な町村や自治体を超えて近接する地区で一部事務組合によって運営する事例もあります。


今回この、一部事務組合設立に向けての議案については、公明党を代表して賛成の意見を述べました。採決の結果、賛成多数で可決されました。


以下、賛成意見の内容です。

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議案第83号について、公明党を代表して賛成の立場で意見を申し述べます。ごみ処理広域化の件につきましては、公明党として、今回の議会のなかで一般質問で取り上げ、現在の老朽化された施設の現状、ごみ処理広域化の経緯や目的、地元地域の皆様との関わり、環境への問題、小金井市・国分寺市のごみ行政の現状、広域化による地元地域のメリット、広域化による日野市としてのメリットなどの項目について、ひとつひとつ取り上げ正確な部分をあらためて確認いたしました。

併せて、地元地域を歩く中で、ごみ処理広域化について、賛成の皆様もたくさんいらっしゃるということも主張いたしました。これについては、すでに平成24年12月から25年2月に実施された、地元5自治会区域住民への戸別訪問によっても明らかとなっています。


今回、この一部事務組合規約の議案を今定例会に提出したことについては、新施設の建て替えが待ったなしの状況であることから、地元の皆様から広域化についてのご理解をいただくことと併行して事務手続きの一つとして進めていくということであります。

理解をいただくことの併行という部分のひとつとしては、平成26年5月から、新石自治会と「ごみ処理広域化対策委員会」として、ほぼ月に1回のペースで、話し合いを継続されているということであります。
やはりまずは、ごみ処理施設を有する地元自治会である、新石自治会の皆様との関係が大切であると思います。様々、協議をする環境も整いつつあるというなか、先ほど、12月12日(金)のごみ処理広域化対策委員会のなかで、「一定のご理解を得られた」ということを伺いました。今後も市として、地元新石自治会の皆様と、引き続き、丁寧にそして誠実な姿勢で向き合っていただき、浅川清流環境組合規約の件についても、併行して進めていただきたいと思います。


日野市として、ごみ処理広域化について、ごみ焼却施設の建替えについては、まずは、地域住民の方々の健康や環境を最優先に進めていくことを考え。50年先を見据え、しっかりと対策を実施していくということであります。
是非、市としてそうした想いで、さらなるごみ行政発展に向けて最大限ご努力いただき、地元地域にお住いの皆様が安心できるごみ処理広域化を進めていただきたいと思いますし、地元地域の要望等をしっかりと踏まえて、地元地域周辺の環境整備についても、今後、積極的に取り組んで頂きたいと思います。
以上、議案に賛成の意見とさせていただきます。
(以上、賛成意見)


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