最近、MODギアーの記事ばっかり(笑)。

dointhemod のカズナリさんと、電話で「今さら聞けないモッズの謎」?みたいな話ばかりしているから?



今回はモンキージャケットについて。


衿と袖口に、ライン入り(無地もあるけど)のリブが付いたスポーティーなジャンパー。

モッズのアウターや上着は、とにかく3ボタンジャケット、そしてアーミーのパーカー、

というのが世間の定説。

3ボタンジャケットは、もうモッズ勃興期のモダニストがキメていたスーツから、ドレッシーにキメる本流のスタイルで、やはり不可欠。

アーミーパーカー(敢えてM51とかモッズパーカーとは書かない)は、スクーターに乗ることや夜遊びに明け暮れるというライフスタイルの必要性から着られるようになったアイテム。

さて、モッズ独特のアウター、第3のジャケットといえばモンキージャケットなのではないか?



と言っても、モンキージャケットは謎が多過ぎる。

ルーツは一応アメリカの船員から、アメリカのスポーツジャケットというような記述があるけど、イマイチはっきりしない。

なぜ、モンキージャケットと呼ばれるのかもわからない。

別称で、ボンバージャケットと呼ばれることも多いが、それだと爆撃機で空軍だよね?

もうわからない。

ご存知の方教えて!


リチャードバーンズの「MODS」の写真集(リキッド店に常設してます)を見ると、実はモッズって結構ラフだし、いろんな謎の服を着ている。


モンキージャケットを探すと、

いたいた、


真ん中の奴。FPですね。


右端に。


左下、左上。色違いのお揃い?


あと、役の名前わからないけど、「さらば青春の光」でも、ひとりモンキー着てる奴いたね。



コレ、ブライトンビーチの、あのRIOTの5月頃の写真だと思うので、季節的にちょうど良さそう。


映画「さらば青春の光」でのブライトンのシーンでは、アーミーパーカーがウジャウジャ居たけど、この写真集では、もっと軽装が多い。

モッズのブライトン遠征?も一度や二度では無いから、いろんなお天気があったのだろう。



さてモンキージャケット、

想像だけど、

冬のアーミーパーカーから、夏までの間のアウターとして、いろいろあったライトアウターのひとつなのは想像つく。


初期のキメキメのモダニスト、スーツスタイルの本流モッズ達(彼らは多分少人数でカフェとかにたまっていたのだろう。)から、

モッズが増殖するにつれて、

徒党を組んで、スクーター乗り回し、クラブでダンスを夜通し踊りまくる、

そんなライフスタイルにフィットする、よりラフで動きやすいウェア、ってことでチョイスされたのであろうか?

フレッドペリーのポロシャツはテニスウェア。

クラークスのデザートブーツはダンスに適した靴。

ブルーやホワイトのリーバイスも穿くように。

モンキージャケットがよく似合うのがわかる気がする……。


他、ホワイトのGジャンなんかも流行ってたっぽいけど、モンキーの方が何となくクールでモダンな感じ。
どんどんカジュアルになっていく。

で、ここぞというキメ時には自慢のスーツ……。



また、面白い記述があって、

ネオモッズの本で読んだんだけど、

映画「ビギナーズ」でのモッズ描写に異をとなえる女性のモッズが、

「あの映画は間違いだらけだわ。あの頃50年代末〜60年代初期)はもっとスポーティーな装いがクールだったのよ。」


みたいな事言ってた気がする(借りた本なのでうろ覚え)。


リチャードバーンズ(MODS」の写真集からの画像では、フレッドペリーのモンキーが確認出来るけど、

英国ではテニスウェアーとしても売られていたのかも。

モッズのメッカ、カーナビーストリートのブティックも、今で言うセレクトショップみたいな品揃えだったこともあって、

時にはフレンチリゾート風、時にはスポーティーに、みたいに、その時その時の「IN!」な服を置いていたろうから、

そんなショップがモンキージャケットをセレクトしたのかもしれない。 

早く言えば「流行り」!

何にしろ、初期のストイックなスーツスタイルの、インテリなモッズ達と違って、よりストリート化したモッズ達は、

スクーターに乗る、ダンスをする、時には喧嘩もする、

そんなライフスタイルには、モンキージャケットはピッタリだったろう。

モンキージャケットは、モッズの残党がハードコア化した、「SKINS」に受け継がれていくから。

そして、特徴的なフラットな取り付け方の衿のリブ、

コレは、彼らが愛用するポロシャツやボタンダウンシャツがとてもしっくりくる衿ではないか?




今、モッズティックなスタイルするにも、

キメる時はスーツ、寒けりゃアーミーパーカー、

そしてモンキージャケットはもっともっと幅広く着られる便利なジャンパー。


気負わず着れるモッズの万能デイリーウェア。

持っていても邪魔になる事は絶対に無いアイテムですよ^_^

さて、今回登場のモンキーは、

HOXTONなる初見のブランド。

素材はチープな感じで、ワーキングクラス感溢れてます。

ロンドンインポートにして¥12,000+ taxはかなりリーズナブル!

カラーは、今日現在はヴァーガンディー  とブラック×チェッカーフラッグのみですが、

ネイビーや、売れてしまったスカイブルーも再入荷予定。

サイズは 現在はS  M  の2サイズ。

日本の基準より気持ち大きめ。



秋のアウターに、モンキージャケットをチェックしてみてください!