去る平成29年10月7日から8日かけて、御報恩御講のため、日蓮正宗総本山 大石寺へ参詣してきました。
日程は次の通りです。
7日(土)
14:00 本山到着、昼食 → 東名高速事故で大渋滞でした。
15:00 山内折伏
16:30 勤行(六壷)
17:30 夕食
19:00 お逮夜御講
8日(日)
2:30 丑寅勤行
7:00 勤行
8:00 朝食
9:00 山内折伏
10:00 御講
11:20 布教講演
12:00 昼食
13:30 御開扉
毎度のことですが、タイトなスケジュールだとは思いますが、仏道修行ですから、当然のことと思わないといけませんね。
そうそう、写真は山内折伏のついでに撮影しています。(どちらがメインだと突っ込まれそうですが(-_-;))
先ずはお逮夜御講での、布教班の僧侶のお話しからです。
忘持経事について、お話ししてくださいました。
我が頭は父母の頭、我が足は父母の足、我が十指は父母の十指、我が口は父母の口なり。譬えば種子と菓子と身と影との如し。教主釈尊の成道は浄飯、摩耶、吉占師子、青提女、・目犍尊者は同時の成仏なり。是の如く観ずる時無始の業障忽ちに消え、心性の妙蓮忽ちに開き給ふか。然しる後、随分に仏事を為し、事故無く還り給ふ云云。恐恐謹言。
(忘持経事)
ポイントとして、次のことを説明してくださいました。
仏法の基本を忘れない。それには、実践することが大切である。実践しないと忘れてしまうことになる。御講で聞いたことを実際に行ってみるということが大事である。
例え学んでも、実践しないと見に付かない。御講や布教講演で聞いた話を折伏の場で話してみることが身につける一番の方法だと言われました。確かにその通りだと思います。
そして、御講での御住職様からのお話しです。
聖人等御返事について、お話ししてくださいました。
今月十五日酉時御文、同じき十七日酉時到来す。彼等御勘気を蒙るの時、南無妙法蓮華経と唱へ奉ると云云、偏に只事に非ず。定めて平金吾の身に十羅刹入り易はりて法華経の行者を試みたまふか。例せば雪山童子、尸毘王等の如し、将又悪鬼其の身に入る者か。釈迦・多宝・十方の諸仏・梵帝等、五五百歳の法華経の行者を守護すべきの御誓は是なり。大論に云く「能く毒を変じて薬と為す」と。天台云く「毒を変じて薬と為す」云云。妙の字虚しからずんば定めて須臾に賞罰有らんか。
伯耆房等深く此の旨を存じて問注を遂ぐべし。平金吾に申すべき様は、文永の御勘気の時、乃聖人の仰せ忘れ給ふか、其の殃未だ畢らざるに重ねて十羅刹の罰を招き取るかと、最後に申し付けよ、恐恐。
(聖人等御返事)
聖人等御返事は、熱原三烈士が処刑されたことをお手紙で報告した伯耆房(後の日興上人様)に対する、日蓮大聖人様からに宛てられたお返事です。
何があっても唱題・折伏を実践していかないといけない。正しい仏法を実践している日蓮正宗の僧俗には必ず、諸天が加護してくださるというお話しでした。「毒を変じて薬と為す」とはこのことなんですね。
簡単そうですが、中々実践できないことですが、推進力となるとのは、信心であり、弘法心だと思います。
丑寅勤行の時、月が綺麗という話が出たので、撮影
シャッタースピード調整して撮影、トリミング・レタッチしてみました
絵になる参道です。
法祥園、この日も富士山は雲の中
法祥園はどの角度でも、綺麗な庭です。
御影堂
六壺
昔は本山に来たら、口を漱いでいたそうです。
熱原三烈士のお墓
法祥園の池の水は富士山の湧き水ですよね。