今回は

『バレエの手先』

についてお伝えします✨

今回は

アームスの習得の前に

手先を、習得すべきなんです！

レッスンでは

なかなかゆっくり伝えられない手先

ちゃんとご指導されてる先生もいますが

生徒さんを見ていると…

手先について

ちゃんと指導してもらえなかったのかなぁ…

と思ったり

そもそも、私こそ手先について

ちゃんと指導してないじゃないか！

ということにも気がつきました

それくらい

疎かにしてしまいやすい手先ですが

とてもとても

とーーーーっても

重要なんです。

指先にまで意識がいくと

エネルギーが指先にまで伝わります。

そうすることで

手を長く見せてくれて

動きを大きく見せてくれます。

手先ひとつで、躍りの質が変わります。

手先ひとつで、白鳥や妖精になれます。

手先ひとつで、白鳥と黒鳥を変えられます。

手先ひとつで、生と死を表現できます。

手先ひとつで、人格を表現できます。

表現の幅を広げてくれるもののひとつが

手先なのです

そんな、大切で重要な手先！

表現の幅を広げるために

まずは

正しい基本を身に付けてしまいましょう！！

まずは、手できつねを作ってみます🎵

コンコン🐺

このときに

合わせている三本の手で

コインをつかむようなイメージで

しっかりとつけます！

ここが緩んでしまうと

すべての指が緩んでしまうので注意です！

また、人差し指に力が入りすぎて

反ってしまわないようにも気を付けます！

このきつねの手のまま

肘との繋がりをチェックしてみましょう。

横から見たときに

肘から手首を通り人差し指の爪先まで繋がって

１ラインになるようにします！

手首が折れても反ってしまってもだめですね！

また正面から見たとき

肘から手首を通って小指までが

1ラインになるようにします！

手首がおれてはラインになりませんね！

ここで

肘先を1ラインをしようとしたときの

力加減を覚えてしまいましょう♪

その、1ラインの感覚をつかんだまま

手先をきつねの手から

少しずつずらしていきます。

親指の先を中指の付け根に

ぴったりつけておきます。

ここでまた、先ほどの

肘先の1ラインをチェックしてみましょう✨

ここがクリアしたら次の段階

中指の付け根と親指の先をつけたまま

薬指ををずらして人差し指を

中指の上でくっつけてみます。

結構難しいですよね😅

反対の手でサポートしてあげてもOKです！！

親指が離れてしまわないように

気を付けたください！！

ここでも

肘先の1ラインをチェックしてみてくださいね

ここまでクリアしたら

くっつけていた人差し指と

薬指をはなしてみましょう。

横から見たときに

4本の指が見えるようにします。

このときに上から見たら

4本の指がバラバラに離れていかないように

気を付けましょう！！

最後に

親指を少し離してみます。

親指が離れすぎないように気を付けましょう！！

これで、バレエの手先が完成🎵

やってみてわかったかと思いますが

手先もすべて筋力です！

指先が緩むと体幹も緩みます。

それくらい私たちの体は

隅から隅まで繋がっています！

レッスン中

親指が離れてしまう方は

親指でコインを挟んでみたり

4本の指が定まらない方は

前の段階の人差し指と薬指をつけたまま

レッスンしてみるのもありですよ！

上の行程を行いながら

筋力がついてきたら次の段階に進み

どんな道具を使わなくても

無意識に常に美しい手先でいられるようになりましょう✨

この手先を習得すると

日常生活でもただ手を差し出す動きだけでも

品が増すかもしれませんね

レッスンでは

いろんな事に意識を向けなくてはいけません。

そのなかでも

手先の事にとらわれて

他の事に意識を向けられないのは

とてももったいないです！！

なぜなら、、、

手先はどこでも

練習ができるからです

私も小学生の頃

校庭での朝礼の時間で

校長先生の心込めた、なが～いお話を聞きながら

影を鏡の代わりにして

手先が綺麗なるように練習していたのを思い出しました✨

(いわゆる、校長先生のお話は聞いていなかったということになってしまいますね

)

知らなかったというかたも

知っていたというかたも

是非一度、ご自分の手先を

ゆっくり確認してみてください♪

最後までご覧いただきありがとうございました🎵

バレリーナの手先習得