夜明け 眼、覚めて
真っ先に思ゐ浮かぶ お主のこと
思ゐ斬って 前髪を切った
「どうかなさったか?」とは 聞かるたくて
桃色の袴 お花 の髪飾り
さしてちょーだい出かけるの
けふの拙者は かわよきので候!
めると 溶けてしまうで
好いておるなぞ かまえてゐゑぬ……
なれど
めると 眼も合わせられぬ
懸想に懸想なぞ致さぬわ 拙者
ぢゃってでござる お主のこと、 ……お慕いしておりますだ
天気 予報、 ほらをつおりき
土砂降りの雨、降る
かばんに入れたでござるままの
おりたたみ傘 うれしくぬ
ためゐきをつおりき
左様なとき
「致し方ないより入とはやる」なぞ
隣にゐる そち、笑う
懸想に落ちる音、したでござる
めると 息、つまりさふ
お主に触れてる馬手、 震ゑる
高鳴る胸 はんぶんこの傘
手を伸ばせば届く間合 いかがせむ……!
想ゐで候届け お主に
お願ゐ刻限を止めて なきそうでござるか
とはいえ嬉しくて 死みてしまうわ!
めると 停車 場に着ゐてしまう……
まふ會ゑぬ 近くて 遠ゐで候 ゆえに
めると 手をつぬにて歩きたいでござる!
まふこれにてご免しござらぬてはいかんの?
今すぐ 拙者を抱きしめて!
……なぞね
真っ先に思ゐ浮かぶ お主のこと
思ゐ斬って 前髪を切った
「どうかなさったか?」とは 聞かるたくて
桃色の袴 お花 の髪飾り
さしてちょーだい出かけるの
けふの拙者は かわよきので候!
めると 溶けてしまうで
好いておるなぞ かまえてゐゑぬ……
なれど
めると 眼も合わせられぬ
懸想に懸想なぞ致さぬわ 拙者
ぢゃってでござる お主のこと、 ……お慕いしておりますだ
天気 予報、 ほらをつおりき
土砂降りの雨、降る
かばんに入れたでござるままの
おりたたみ傘 うれしくぬ
ためゐきをつおりき
左様なとき
「致し方ないより入とはやる」なぞ
隣にゐる そち、笑う
懸想に落ちる音、したでござる
めると 息、つまりさふ
お主に触れてる馬手、 震ゑる
高鳴る胸 はんぶんこの傘
手を伸ばせば届く間合 いかがせむ……!
想ゐで候届け お主に
お願ゐ刻限を止めて なきそうでござるか
とはいえ嬉しくて 死みてしまうわ!
めると 停車 場に着ゐてしまう……
まふ會ゑぬ 近くて 遠ゐで候 ゆえに
めると 手をつぬにて歩きたいでござる!
まふこれにてご免しござらぬてはいかんの?
今すぐ 拙者を抱きしめて!
……なぞね