過去、審議に通らなかった経験がある、あるいは、収入が低くて審議に通るか不安など、クレジットカードを作るにあたって少なからず、心配のタネになる事柄です。審査落ちをしてしまう可能性、その理由と対策を知ることが大切です。
金融機関では、信用取引をしても問題ないのか、という観点で見ており、基準は発行会社やカードの種類によって異なります。落ちやすい理由として、利用実績に疑いがあるケースが非常に目立ちます。信用情報機関に登録されている利用実績との照会、これは、氏名や住所といった個人情報のみならず、過去のクレジットカードの申込履歴から利用履歴、返済状況までが登録され、金融機関のネットワーク内で情報が共有されています。
例えば、２・３カ月以内に他の借り入れを行っていたり、支払い遅延や滞納がある、または多重債務者となっていたり、最悪のケースでは自己破産などの経験までが情報として審議の対象になります。お金に困っているのは十分に理解できる問題であっても、問われるのは返済が滞る一点で、疑われる可能性が高い場合にはカードを作れないこともあります。
まずは、利用する者と金融機関との信頼関係に基づく料金後払い返済システムであるため、信用を図ることが大切です。融資額、借入額も必要最低限で申し込む、あるいは、現在の借り入れでも延滞せず、地道に信頼性を作り上げることが大事です。