★予備知識★

大手企業で座り仕事をしている方だとわりと気付かない方もいらっしゃるかも

しれませんが、田舎のそのへんにある零細会社敷地(屋外)に飲料の自販機が

道路側を向けて設置してあるのを見たことありませんか?

あれは、主には従業員向けに利用してもらうために設置してあるのです。

15:00の休憩時に飲み物買うためとか

ですから、経営者が社員思いの人だとジュースが100円とかで売ってて、ケチの塊の

ような経営者だと値引きなしの定価(スポーツドリンクが180円とか)で販売していたりします。

★予備知識終わり★

で・・・

そんな自販機が当時の私の勤務先にもあって、とある

夏の暑い日、工場内で作業していたら、小さな小さな工場建屋の裏口から

黒く日焼けした丸刈りの見知らぬおじさん60歳台中くらい。が入ってきて。

そのおじさんが言うには「自動販売機にお金入れたのにジュースが出てこねーんだよ」

「えっ!そうなんですか?」と答えて私はおじさんと共に自販機のところへ行って

ドンッ!と自販機を叩いたりして。でも何にも出くる気配もない・・・

(この辺で、ふと妙な空気を感じたのです。本当におじさんお金入れたんだろうか?)

そこで、このおじさん逃すまいと私、携帯にて即刻自販機の管理会社に電話して

経緯を話して携帯をおじさんに預けて代わってもらいました。

おじさん、さいしょは「お金入れたのにモノが出てこない」と話してて

管理会社の人が

「それではへんきんしますのでおなまえとおくりさきのじゅうしょをおしえていただけますでしょうか?」

と問いただしはじめたところ、おじさん急に口調荒くなって

「そんな事聞くなら別にいいよ!おれはカネが欲しくて言ってるんじゃねぇよ

住所がどうこうとか、そんなことまで聞くんならもういいよ!いらねーよ!」

そして携帯を私に返却して立ち去ってしまいました。で

電話は管理会社の人とつながったままなので話してみて

管理会社の方が言うには

「その方(おじさん)、はじめからお金入れてないんですよ

そういう場合、大抵、住所を聞かれたあたりで怒り出すんです」

まあ驚きましたよ。60過ぎたようなおじさんがそんな子供みたいな

嘘つくなんて。もうちょっとサービスして自分の財布からお金出して

おじさんが欲しがっていたジュースを出して与えてあげれば、

立派な犯罪が成立しておじさんもビックリだったかもしれなかった・・・

自販機詐欺成立だったのかな?