ついに手に入れました!
MorrisのS-101です。
押尾さんとか谷本光君とか岡崎倫典さんのギターインストをもっと上手く美しい響きで弾いてみたいという思いが日に日に強くなり、フィンガーピッキングのために製作されたギターと言うことで、MorrisのSシリーズを探していました。
まずはルックス重視です。ルックスは大事。やっぱりデザインが気に入らないと本当に好きになれないし。
もちろんサラリーマンなんで予算も。嫁さんに了解とらないと買えません。
もう少し予算を積めば、憧れのMartinD-28に手が届くのですが、今回はフィンガーピッキングに特化したギターがどうしても欲しかったのです。
ところがこのSシリーズ。あまり市場に流通していません。ハンドメイドということもあり事実上ほとんど受注生産らしい。
Morrisと言えば、むか~しはよくラジオ(古っ!)で、「Morris持てばスーパースターも夢じゃない」とアリス(これまた古っ!)の谷村新司がコマーシャルしていたようなメーカーで、廉価版大量生産メーカーのイメージがありました。実際、ルシアー(個人製作家)メイドは当たり前ですがコマーシャルなんてしないし、ヤマハやマーチン、ギブソンとかだってしていない。だから、何かどちらかというと偏見を持って見ていたメーカーでした。しかし今はハンドメイドギターの製作がメイン。
このSシリーズは、フィンガーピッカー専用ギターとして開発されたモデルで、国内外の有名ギタリストも愛用しています。
御茶ノ水を歩き回ったあげく見つからず、オンラインで購入する勇気はない。大阪にも行ってみようかなあと思いつつ藁をもすがる思いで、YAHOO知恵袋の質問で、都内でSシリーズをもっているお店を教えてくださいと掲載したところ、親切な方から翌日回答をいただきました。
大阪では有名な、ドルフィン・ギターズが恵比寿にオープンしたとのこと。
HPをチェックしたところ、あるじゃん!!
さっそく先週末お店に突撃。ついに巡り合えました。さっそく、試奏。
う~~ん、弾きやすい。弦高、若干広めのネック幅、ハイポジションまで薄いネック厚。
そして、ぐわ~~~んと伸びるサスティーン。気持ちのいい自然な感じのリバーブ。
(まあ言うほどよくわかっているわけじゃないですけど・・・)
FURCHとかYAIRIとかとも一応弾きくらべましたが、やはり一目ぼれでS-101に決定!
ドレッドノートとトリプルOの中間のサイズ。かっこいいでしょ。トップはスプルース単板、サイド・バックはローズウッド単板です。
派手すぎず美しいインレイ。ネックに対して弦がオフセットされています。親指で6弦を押さえ易く、1弦がネックから落ちないための配慮です。
毎日少しでも弾きこんで、いい音が出るようにしたいと思っています。
さて、ここで他のギターも紹介します。
OVATIONのElite。シャリシャリした軽い音です。バックがFRPで丸くなっているので座って弾くとずり落ちてきます。アンプで増幅する前提ですので生音はイマイチ(のような気がします)。
レスポール。GIBSONではありません。EPIPHONE(GIBSON傘下の子会社)です。Jimmy Pageに憧れて購入。最近はほとんど弾いていません。ロックはやっぱりバンドを組まないとね・・。
東海楽器。Cat's Eyes CE-500。1978年製。この頃の東海はとてもいいです。これも値段の割りにはいい音が出ます。この頃はローポジションでガシガシ弾くことが前提になっていてハイポジションの弦高が高く、フィンガーピッキングにはつらいです。でも押尾の曲はこれでがんばって練習しています。スプルーストップですがかなり日焼けして黄色くなりました。
三線。メーカー不詳。8年ぐらい前に出張で沖縄に行ったときに、国際通りで衝動買い。適当に弾くだけでリゾート気分になります。ちなみに三線の楽譜は縦書きで、音名は漢字です。ピンボケですいません。
さて、タイトルにある「AE-101」。
アコギで追いかけてくださった方には「???」だと思います。
今回購入したS-101ですが、他にもシダートップの102とかもあります。もちろんスプルースの風合いと響きが好きなのですが、この「101」という数字も気に入ったのです。
前に乗っていたクルマ、トヨタのカローラ・レビンの型番が、「AE-101」通称「トイチ」。レビン/トレノはいわゆるハチロク、AE-86が有名ですね。
このギター、密かに、「トイチ」と呼ぶつもりです。