2010 J-League Div.1 第31節


浦和 0 - 2 G大阪



浦和との対戦が一番熱くなれるはずなのに、なぜか冷めた目で観戦。イマイチ盛り上らんのお。


ガンバの布陣、ちょっとがっかりです。中盤に、遠藤・橋本・武井・明神というボランチを4人も並べました。突破力のある選手が一人もおりません。


レッズもなんか小物感(失礼)というか、こじんまりとしたチームになってしまいました。まあ若い選手が出ているのは悪くないけど、やっぱりなんか小さくまとまっているというか・・・。

唯一盛り上ったのは、ポンテと中澤の小競り合い?でした。

2008シーズンでしたっけ?エジミウソンが中澤の髪の毛をつかんで引っ張って、それを中澤がめっちゃ大袈裟に倒れてエジミウソンを退場に追い込んだ試合。このときもポンテと中澤、随分やりあっていました。


そういう「因縁性」みたいなのが薄れている感じ。

なんか、ガンバが勝って浦和で「ワニナレナニワ」をやって揉めまくった頃が懐かしい・・・。浦和には、ツーと都築という、ガンバから見れば二大ヒールがいたし。万博でエクスデロと都築が喧嘩していたのもおもろかった。


その頃から変わっていないのが、遠藤の浦和キラーぶり。今日も氷点下なみの冷静さで先制点。今シーズンの万博での「伝説の一撃」、ACL準決勝の浦和DFを完全に崩しきっての一発、前日の揉めた試合での美しい弾道のバナナショット・・・。


名古屋があっさりと(湘南相手に1-0だからそうでもない?)優勝を決めましたが、ガンバは勝点で鹿島に並び得失点差で3位。2位で終わらせて欲しいです。そして天皇杯は前人未到の3年連続優勝を必ず成し遂げてほしい。


その天皇杯。得点シーンしか見ていませんが、佐々木がいいみたいですね。エンジンのかかりは相変わらず遅いようですが。年末に近づくと毎年たくさんたくさんサッカーをするガンバです。(笑)






浦和戦採点です。(SA・・・素晴らしい!! A・・・よくできました  B・・・ふつうです  C・・・もう少しがんばりましょう  D・・・もっと努力が必要です  E・・・目を覆いたくなるプレーでした)


藤ヶ谷 : A (終始安定したプレー。今シーズンは本当にミスがなくなりました。)

加地 : B (今日も守備的。攻撃は最小限。)

高木 : B (CKからのヘディングシュートは惜しかった。守備は安定。

中澤 : B (同上)

安田 : C (攻撃は加地同様自重気味。浦和の高橋、原口に手を焼く。)

明神 : C (前半にらしくない致命的ミス。それ以外はいつも明神だったが・・。)

武井 : B (よく走っていた。攻撃にも絡む意欲が感じられた。)

橋本 : A (良く走って遠藤を自由にする。先取点は絶妙のスルーパスでアシスト。)

遠藤 : A (MOM。橋本のパスを絶妙タッチの左足アウトでトラップ。冷徹なまでのシュート。完璧。)

宇佐美 : B (チャンスはあったが決めきれず。天皇杯の疲れが残っていたか。)

イ・グノ : B (来シーズンはどうするのか?)


ルーカス : A (これで3試合連続ゴール。出て行かないでくれえ。)

佐々木 : - (疲れているときにこういう選手はいやだねえ)

平井 : - (見せ場なし)


西野監督 : B (守備的に入ってアタッカー3人を途中交代させる戦術。やるんならぶれずに徹底すること。)



来シーズンの展望がなかなか見えません。ルーカスは恐らくいない。新戦力も大物の名前が聞こえない。ラドンチッチはやめてくれ。