2010 J-League Div.1 第29節


FC東京 1 - 1 G大阪



一枚だけですが写真貼り付けました。

後ろのほうにあります。





貯金シリーズが終了しました。(対戦相手のサポの方には大変失礼なネーミングですが、お許しください。)


山形(12位)・・・●、大宮(14位)・・・○、京都(17位)・・・○、神戸(15位)・・・●、東京(16位)・・・△  

※()内はシリーズ開始時の順位です。


2勝2敗1分で勝点7。当然全勝を期待していたので、15分の7は負け越しに等しい。勝ちきれませんなあ。


消化不良のモヤモヤを引きずりながらの帰宅。芦花公園で人身事故が発生し、帰りの電車に乗るには乗ったが動かない・・・。

仕方が無いので、本来準特急は止まらない国領駅で扉が開いたので、降りて夕食にしました。

同じ考えのガンバサポもチラホラ・・。

帰宅後、Jリーグタイムを見て、消去しようとして間違えて録画した試合のほうを消してしまいました。なんか、最後までうまくいきまへん・・・。なので採点や感想はすべてスタジアムでの印象です。


まあ、前半は完全に東京ペース。出足のいいプレスにガンバはまったくパスがつながりませんでした。パスの出所である遠藤と明神のボランチコンビが徹底的に狙われ、それでもこの2人は何とかつなぐ。しかし有効なパスにはならない。二川と橋本はミスだらけ。平井はミスする前にまるでボールに触れず、完全に消えていました。


ところで今日はなぜに宇佐美はベンチスタートだったんでしょうか?二川の調子がかなり良かった?それにしては、開始早々致命的なミスパスをしていましたし、あまりキレを感じませんでした。もう後が無いのであれば、ルーカスをスタメンに入れていけるところまでいかせるべきだったのではと思います。ルーカスを守備の負担の少ないCFに据えて、宇佐美とイ・グノの2シャドー、遠藤・明神・橋本で中盤を組む。平井が全然ダメだったからじゃなく、やはりもう後が無いのだから、調子のいい選手、計算できる選手を出すべきかと思います。


平井はとにかく動かない。前半ビジター自由席に向かって攻めてきた大黒は、自分のスペースを作るために何度も動きなおして、高木と中澤のギャップを狙っていました。自分の視野とボールを受けるスペースを確保するプルアウェイの動きが本当に素晴らしかった。タイプで言えば、平山のほうがCFぽいけど、平山はどちらかというトップ下あたりで楔に入り、落としたボールを石川や羽生が大黒に合わせるという攻撃が徹底されていました。平山がこういうスタイルでこのまま行くのかという是非はともかく、ストライカーとしては大黒のほうが全然迫力があります。それに比べて平井は、プルアウェイの動き、少し膨らんで視野と角度とスペースを確保する動きをせずに直線的に裏に抜けようとします。必然的に門(DFとDFの間)は狭くなりスルーパスはことごとくDFの網にかかります。イ・グノとも動きが重なる場面も多く、前半で交代も当然という感じでした。


さて後半から宇佐美IN、平井OUT。二川と橋本も交代して欲しかったが、いきなり3人の交代はさすがに・・・。それにしても今日の宇佐美はキレていました。狭いスペースでボールをキープし抜けていく動きは秀逸。一瞬のマタギでシュートコースをつくる動きなど、ひとつひとつの技術と技術のつなぎがシームレスでかつ速い。痛いドロー(優勝争いという意味じゃないですよ。3位以内に入るという意味です。しかしFC東京のほうはもっと痛いはずですが。)の中、また一段と高いレベルに到達しつつある宇佐美を見て、こりゃA代表も近いことを確信しました。小さくまとまらず、どんどんドリブルで仕掛け、シュートを打つプレーを続けて欲しいですね。

イ・グノも宇佐美がパートナーになってやりやすそうで、ルーカスが入ってからはさらにダイナミックになっていました。

相変わらずエンジンが暖まるのが遅いガンバ。ぶん殴られないと目が覚めないところがガンバっぽい。




採点です。(SA・・・素晴らしい!! A・・・よくできました  B・・・ふつうです  C・・・もう少しがんばりましょう  D・・・もっと努力が必要です  E・・・目を覆いたくなるプレーでした)


藤ヶ谷・・・A (大黒のシュートはノーチャンス。前半のビッグセーブが無かったら、前半で試合は決まっていた。)

加地・・・C (全体として無難だったが、羽生のクロスを許したのは減点材料。)

中澤・・・A (スピードのあるドリブラー相手に冷静に対応。無暗に飛び込まず、我慢して止めていた。CKからのヘディングシュートは素晴らしい!)

高木・・・D (大黒に裏を狙われ続けた。また、裏だけでなく、大黒を視界に捕らえられず、自分の前に入られて失点。)

安田・・・C (ブログで吼えていた割には普通のプレー振り。石川に振り回されました。いいクロスもあったけど。)

明神・・・B (東京のプレスのターゲットになったが、ボールは奪われない。攻めのパスは出せず。)

遠藤・・・C (CKからのアシストはあったが、実力から考えれば低調な出来。なんで最後のFK、佐々木に譲るかなあ・・・。)

橋本・・・D (チャンスもつくれず、アクセントにもなれず。恐さがない。がゆえのポリバレントなプレーがウリではあるが。)

二川・・・D (なにゆえスタメン?なにゆえほとんどフル出場?ミステリーでした。)

平井・・・E (消えていました。何もしていません。)

イ・グノ・・・B (パワフルかつ献身。シュートが欲しいが。)


宇佐美・・・A (チームの勢いをガラリと変える。キレキレのドリブルとシュートに持っていく巧さ。後半の切り札、流れ・リズムを変える使い方もあるが、やはりスタメンから差をつけるプレーヤーになってほしいです。)

ルーカス・・・B (久しぶりのゲームの割には動けていた。最初のプレーでシュートを放つなど、やはり頼りになります。)

佐々木・・・- (採点なし。けれど最後のFK、まさかあなたが蹴るとは思いませんでした。そういう意味ではいいセレクトだったかも。キーパーが寄っていたので、高ささえ抑えれば入ってました。レッズ戦に続く超劇的なゴールになるはずだったのに・・・。)



愛娘とサッカー<ガンバ大阪>と建築と音楽と・・・   壁のアタマぎりぎりに行けば・・・。



西野監督・・・C (スタメンの意図不明。二川をあそこまで引っ張るのも??です。恐らく京都戦で平井、イ・グノ、宇佐美、佐々木の4アタッカーが急ぎすぎてノッキングした攻撃の、二の舞だけは避けたいという意図だったと想像しますが、引っ張りすぎでは?)




まあ、なにはともあれ、2位に浮上です(笑)。今シーズン最高の順位です。やったね!(やけ)