山形 2 - 1 G大阪
「山形(12位)、大宮(14位)、京都(17位)、神戸(15位)、東京(16位)と続く、下位とのシリーズ。しかし相手も残留に向けて尋常でない気合で臨んでくるはず。負けは許されないのはお互い様だが、ガンバが先取点を取ればもともと守備に問題を抱える下位チーム相手なら大量得点もある。逆に先制されても慌てる必要は無い。しっかり着実に勝点3を稼いで欲しいです。」
川崎戦後のブログでこう書きました。
で、いきなりズッコケました。クロスに対してのミス、前回の川崎戦のリプレーを見るような裏の取られ方・・・。攻めもアイディアに乏しく、「名古屋にチャンレジする資格があると思う」という西野監督の言葉は、「寝言」、だったんだなあ、むにゃむにゃ・・・・、というお寒い内容の試合でした。
昼間の試合で鹿島が引き分けたので、よっしゃ、これで2位だ、と思いましたが、獲らぬ狸の・・・・。
攻めについても、先取点のように狭いゴール前を突破して決めるなんざあ、そうそうできるもんじゃあない。もっとシンプルに攻める、早く攻めきることも考えなきゃいけないと思います。ガンバの悪い癖、カウンターに入っても、なぜかスピードダウンしてしまい、後ろの選手に預け、そのまた後ろの選手に預け、ご丁寧にも相手の守備陣形が整うまで待ってあげる・・・という状況も見受けられました。
それにしても最後の形はいったい何なのよ?あんなの練習でもやってないのでは?キープできない平井を1トップにすえてセカンドにグノとドド。佐々木は右ウイングに張って中盤は走れない遠藤と中途半端な位置取りの橋本。こぼれは絶対に拾えないフォーメーション。西野監督、切れましたかなあ。
平井
グノ ドド 佐々木
(スペース)
橋本
遠藤
安田 高木 中澤 加地
藤ヶ谷
これだったら、山口入れて、高木か中澤をトップに入れて、クロス放り込んだほうがまだ可能性高くない?
しかしルーカスを引っ込めたのは何ゆえ?ただ一人、悪いピッチコンディションでボールキープできていたのに。途中で膝を負傷したように見えましたが、やはり痛かったんだろうか。ルーカスが再離脱すると非常に痛いね。
では採点です。
(SA・・・素晴らしい!! A・・・よくできました B・・・ふつうです C・・・もう少しがんばりましょう D・・・もっと努力が必要です E・・・目を覆いたくなるプレーでした)
藤ヶ谷 : C (2失点目は飛び出しに躊躇したか。バウンドするボールへのアプローチはアタマを抜かれないようにすこし引くか絶対にボールに触るかしないと。)
加地 : B (見知らぬ選手にぶち抜かれていましたね。)
中澤 : C (アーリークロスへの反応が悪く失点。楔のパスも精度を欠く。)
高木 : D (実川元子さんに「高木にいつも厳しいですね。」と指摘されていますが、やはり厳しいですよ、昨日のプレーじゃ。まあ中澤との連携も良くなかったけど、中盤の見知らぬ選手にあっさり裏をとられ、川崎戦の失点の反省をまったく生かしていないことを露呈してしまいました。)
安田 : C (相変わらずガンバの左サイドは狙われています。しかしめげることなく相手陣内深く攻め入っていました。しかし失点につながったクロスへの対応は・・・。前でつぶれるという準備が全然出来ていなかった。)
武井 : B (悪くない。相手のプレスをすっとかわしてフリーの味方にパスをする余裕が出てきた。)
遠藤 : C (「無理はしないよ、代表行きたいし。」そう見えるようなプレーぶり。まあ相手ががっちり引いてるんで、後ろからさばくというのもわかりますが、ゴール前に進出したのはクロスバーを叩いた前半のヘディングシュート(ファウルだったけど)だけ?)
橋本 : C (パスミスが多すぎた。山形のアーリークロスへの詰めも甘い。)
二川 : C (悪いピッチコンディションに悪戦苦闘。)
平井 : C (得点しなかったらD以下。相変わらずボールが納まらない、呼び込めない。)
ルーカス : A (孤軍奮闘。)
佐々木 : C (古巣にインパクトを与えられず。)
グノ : - (来年はいるんだろうか・・・。)
ドド : - (ボール触った?)
西野監督 : D (最後の4-2----4は、切れてしまった?ベンチも薄いね。)
残り試合数(9)を勝ち点差(11)が上回り、事実上の終戦です。
来シーズンは、国内ユニホームにもACLの分の星をつけて、今年無冠に終わっても星が一個増えるらしい(笑)。だったらせめて3位以内を確保しないと。
そのためにももう落とせません。
名古屋出身者の鼻息が荒い今日この頃・・・・。