2010 AFC Champions League Group G 最終節
河南 1 - 1 G大阪
ロスタイムに失点し、2位通過となりました。
昨日の段階では、1位通過してももしかしたらRound16はまたまた川崎になりそうな気がして、だったら2位でもいいかと思っていました。アウェイにもガンバのスタイルは相性いいし。
でも川崎は北京国安にあっさり完封負け。あーやっぱり、もったいない試合だったなあと、どっちやねん!と自分自身に突っ込みを入れてみたりする。
5月11日はアウェイで城南一和に決定! この頃には、平井も戻ってくるだろうし、ベストメンバーで臨めそう・・・・て、今のガンバのベストメンバーって???
と思うほど、若手がなかなか頼もしい。そう感じさせてくれた試合でした。
まあ、スタメンは正直驚きました。星原をスタメンに使うとは・・・。よほど東京戦の印象が西野監督にとって良かったんでしょう。でもフル出場とも思わなかったけど。
宇佐美もその才能をトップレベルでも発揮し始めました。ルーカスとのワンツーからのコントロールショットも素晴らしかったけど、後半の絶妙なコース取りのドリブルシュートが素晴らしい。ゴールにはならなかったけど、左サイドからの仕掛けは完全に持ってますな。
西野監督の中での現在のFWの序列は・・・
ルーカス>宇佐美>平井>星原>大塚>JJ>>>度々>>>>>>>>ゼ
ってところでしょうか。
横谷が出てきたのもちょっと驚いた。あのロスタイムのポストを叩いたヘディングシュートが決まっていたら、まさにシンデレラストーリーでした。ただ、試合を終わらせるために出てきたのに、ほとんど試合に入っていけませんでした。次が勝負だぞ。
昨日の試合に出場したユース出身プレイヤーは以下の通り。
星原・宇佐美・大塚・二川・安田・下平・横谷
延べ7名出場し、ピッチには常時5人同時にプレーしていました。
みんな躍動していたと思います。(1名除く)
これまではガンバの「おもしろいサッカー」を観たかったけど、今シーズンは躍動するヤングガンバを観るのが、本当に楽しいです。
では採点です。
(SA・・・素晴らしい!! A・・・よくできました B・・・ふつうです C・・・もう少しがんばりましょう D・・・もっと努力が必要です E・・・目を覆いたくなるプレーでした)
藤ヶ谷 : A (今回も確実にセーブ。失点はキーパーに責任は無い。)
安田 : C (ドリブルにはちょっと迫力があったけどクロスの質が悪い。一発で足を出して抜かれる場面目立つ。裏をとられて失点の原因に。)
中澤 : B (でかい相手に苦戦するも踏みとどまる。)
高木 : C (なんかつまんないんだよね。ヘディングがものすごい強いわけでもなく、がむしゃらって感じでもなく、攻撃力があるわけでもない。ガンバTVでの自己評価どおり。)
下平 : C (フリーのシュートは枠に飛ばさなきゃ。)
武井 : B (明神が入るまでワンボランチでがんばりました。攻撃面にはまったく貢献していませんが、それでいいんです。)
宇佐美 : A (MOM。いよいよその巨大な才能を発揮し始めた。右サイドからの攻撃のときの消極性は早く改善してください。)
佐々木 : B (独特のミドルはクロスバー。不運でした。ゴール前で消極的になる。自分で行けよ!)
ルーカス : A (トップ下で抜群のキープ力を発揮。お父さんみたいでした。)
大塚 : C (シュートできる場面でパスを選択。ガンバのスタイルの負のDNAが目立ちました。)
星原 : A (フル出場。意外とスタミナがある。スピードも。クロスを広報にトラップして反転してシュートした場面は、ばんど2世を命名したくなりました。プレーにけれんみが無くてよろしい。)
明神 : C (試合を落ち着かせ完全にガンバペースにするために送り込まれたが、ミッションを完遂できなかった。)
二川 : B (交代直後に放ったミドルで貫禄を見せ付ける。宇佐美や星原とのコンビネーションは今ひとつ。若い二人は「感じる」ことができなかった。)
横谷 : - (きっと今も、ポストに跳ね返ったときの音がリフレインしていることでしょう。)
西野監督 : C (ベテラン勢を過度に信頼するいつもの指揮から大変革。明神、二川、加地をベンチに置き、ルーカスも途中交代。ただ、宇佐美OUT横谷INはミスでしょう。あそこは明らかに安田OUT、加地INで逃げ切りにはいるべき。)
GWは、鹿島、川崎と続き、ACLがすぐにある。前半戦一番の山場だが、ここを若い力で乗り切れば、「ホンモノ」になれる。そう、「化ける」。
そしてガンバの逆襲が始まる・・・・。