今年のNHK大河ドラマは、『龍馬伝』。


ご多分に漏れず、僕も、中学校のとき、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』(龍馬じゃなくて竜馬のところがミソ)を読んで、それから高校のとき、大学のとき、社会人になってから・・・・、これまで何度も読んで、そのたびに、「もっと熱く生きなければ!」と単純に思い、そして冷めるパターンを繰り返してきました(笑)。


大河ドラマはけっこう見ているほうですが、坂本龍馬を主人公にした大河を楽しみにしていました。そしてついに今年からスタートしました・・・・が・・・・・ちょっと違うような????


誰もが人物のイメージを持っていると思うのですが、福山は少し違う感じです。いい男すぎるっていうか。同じ大河ドラマの「篤姫」のときの龍馬は玉木宏でしたがこれもちょっと線が細いっていうか・・。龍馬はもっと男臭くて、ハンサムではない、ごつさを感じさせる俳優がいいと思います。

「新撰組!」のときの江口洋介はけっこうツボでした。僕的には。


ただ福山の龍馬も、ぼっちゃん育ちの龍馬の雰囲気が良く出ていて、これからどんな感じになっていくか楽しみでもあります。


平井加尾は広末ですが、平井加尾は「竜馬がゆく」には登場しません。だからもともとあまりイメージがありません。「竜馬がゆく」には、お田鶴さまというお姫様が出てきますが、今回は登場しないようですね。架空の人物(?)だからか?


今日から登場した千葉佐那は貫地谷しほり。「ちりとてちん」のイメージが強いので、意外な配役です。同じく今日から登場した桂小五郎は谷原章介。う~ん、これもちょっと違うような・・・。要するに、いかにも現代の二枚目で、幕末の武士のイメージとなかなか合わないんでしょうね。


勝海舟が武田鉄也ってのは勘弁してほしかった。まだ見ていないので何とも言えませんが・・・。


あとは映像の作り方。プログレッシブカメラというもので撮られているらしいですが、これまでのスタジオ撮りメインの映像と比べると、ちょっと映画っぽくていい感じですが、逆にスタジオにコストをかけた大河っぽくなくて逆に安っぽく見えるような気もします。「坂の上の雲」も同じ撮り方ですね。


まあ何にしても、これからの展開が楽しみです。




サザエさんの段階はまだそうでもありませんが、大河ドラマを見終わると、ああ・・・月曜日がもう目の前・・・と憂鬱になりまする・・・。