第89回 天皇杯 準決勝


G大阪 2 - 1 仙台


昨年の、あのボロボロの状況で、延長で勝った準決勝に比べると、う~~~ん、イマイチ熱くなれないっていうか。やはりACLに絶対に出るんだと言う執念がプレーに出ていましたからね、昨年は。延長で完全に日が暮れて寒かったけど、あの劇的な山崎のシュートで、寒さもふっとんだし。


勝つには勝ったけど、全体としては、なんかちょっと、停滞気味だったような・・。勝ったので贅沢は言えませんが。そう、トーナメントなんで、どんな形でも勝つことがすべて。


でも、マジ、昨日寒くなかったですか?国立は、ホームの自由席とバックスタンドは日当たりが良くて(まぶしいけど)まあまあ暖かい。今回、6歳の娘もいるし、早くから席取りに行く時間がないので、SAホームで観戦したんですが、ずーっと影なんで寒い。もうホンマに寒い。


決勝は、バックスタンド側の席を確保したんで少しは暖かいかな?いや、それを吹き飛ばす熱い試合を見せて欲しいですね。





              愛娘とサッカー<ガンバ大阪>と建築と音楽と・・・   


仙台の応援はなかなかすごかった。これまでJ2ってことであまり耳慣れない歌が聞こえてきました。バックスタンドの開放エリアも仙台側の方が広かったですね。



              愛娘とサッカー<ガンバ大阪>と建築と音楽と・・・   


ガンバ側。眩しかったですか?




              愛娘とサッカー<ガンバ大阪>と建築と音楽と・・・


すぐ後ろの大阪から来た(?)家族がずーっと歌ってて、それに負けじと歌いまくる愛娘。

大好きなルーカスが2得点でよかったね。


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超主観的採点です。(SA・・・もう最高!! A・・・グッジョブ! B・・・普通です C・・・もう少しがんばりましょう D・・・やばいです)


木村 : A (デビュー戦が国立。緊張するなって言うほうが無理。ミュージシャンで言えば、いきなりブドーカンでデビューするようなもんか?大きなミスもなく落ち着いていました。周りのサポも、スタメン発表のときに、どよめきとともに、ちょっとほっとした空気が流れていました。松代さんには悪いけど、決勝も木村でお願いしますよ、西野さん。相手は、名古屋なんだから。)


安田 : A (サイドをこんなに突破する安田、いつのまにかすっかり忘れていました。前半は、逆回転で前にぐっと持ち出してクロスのパターンが面白いように決まっていました。後半は守備重視。試合中、高木に、もっと中に絞れ、とか、引け、とか、指示されていました。決勝は高木が出場停止なので左サイドでスタメンか?「持っている」ところを再び見せられるか!?


中澤 : A (ヘディングの強い相手FWをハードにマーク。今シーズン格段に良くなった、前線へのクサビのパスもグッジョブ。決勝はケネディ。君が決勝のキーマンだ!)


山口 : C (あの軽い対応はいけません。もともとサイドに引っ張り出されたら軽いところがあったけど、ちょっとがっかりです。中澤がケネディを完封したら、来シーズン、新入団選手とポジション争いをしなければならないのは君だ。)


高木 : B (最近では見ない、どっしりとしたサイドバックのプレースタイルをつくりました。しかし悔やまれるのはイエローカード。決勝は出場停止です。来シーズンに向けてのモチベーションを上げてもらうためにもぜひ決勝でプレーして欲しかったんですが。でも加地が戻るのでOKですけど。)


明神 : A (J1トップレベルのプレーを見せ付けました。なぜベストイレブンに入らないのか、代表に入らないのか不思議です。もういつも安定しているのでコメントする言葉が見つかりませんです。)


遠藤 : A (アジアMVPの貫禄で8割ぐらいでプレーしてたんじゃないの?という余裕のプレー。)


橋本 : C (ゴール前へのするどい突っ込みは目立ったが、それ以上にミスも多かったやろ。)


二川 : B (相手を一発でかわすするどいトラップは健在だがいつになくミスも多かったやろ。)


山崎 : B (走り回って前線をかき回す。来シーズン、ガンバにいるんかな?)


ルーカス : SA (もうサイコーです!何も言うことはございませんです。)


佐々木とJJ : - (短かったですね。)


西野監督 : B (木村を抜擢したことでもうA評価です。試合はこう着状態ってこともあって、なかなかアクションを起こせませんでした。なんでBです。)




決勝戦は名古屋に決まりました。

天皇杯の名古屋といえば・・・・思い出すのは、現監督のストイコビッチが現役だった1999年の決勝。我が家の元旦の恒例行事である天皇杯決勝の観戦。ちょうど後半広島側のゴール斜め後ろで観戦。そこで見たものは、ストイコビッチがゴール前を左から右に相手DFを次々に尻餅をつかせながらドリブルして逆サイドにシュートしたシーン。日本のサッカー界の歴代ゴールでベスト5には入るんじゃないだろうか。(ちなみに、エムボマの平塚戦で決めた伝説のゴールはもちろん入ります。)

なんか強いって感じがするんよね~、天皇杯の名古屋って。加えて、今シーズンのリーグ戦が2試合とも、あんな結果でしたから。ええ、思い出すのもいまいましい2試合でした。

名古屋はACL出場権をかけて死に物狂いでくるはず。そう、昨年のガンバのように。

今回の決勝は、ACLの出場権というモチベーションと、前回王者のプライド、無冠では絶対におわれないプライドの激突。





一年の計は元旦にあり。たのむで、ホンマ!!!