2009J-League 第34節


G大阪 2 - 0 千葉


全日程終了順位

        勝点 勝ち 負け 分け 差 得点 失点 
優勝 鹿島  66  20  8   6  21  51  30

2位 川崎  64  19  8   7  24  64  40

3位 G大阪 60  18  10  6  18  62  44  

4位 広島  56  15  8  11   9  53  44


2009シーズンのJリーグチャンピオンは、鹿島アントラーズに決定しました。

鹿島サポの皆さん、おめでとうございます!


妥当でフェアな結果ですね。自らこけてリーグをおもしろくして、最後は核の違いを見せつける。

まさに王者の戦いでした。


上位4チームの成績を並べますと、まず得失点差を見ると、「3強」がはっきりします。今シーズンもっとも攻撃的と思われた広島も得失点差は9。ガンバは鹿島戦の大敗が効いて20を切りましたが、それでも4位以下からは抜けている。

でも実際は、「1強」かな。


ガンバのリーグ戦の総合評価としては・・・難しいですね。

あれだけの大量補強を行い、宇佐美のような黄金の輝きをもつルーキーも入団し、優勝候補筆頭であったことを考えると、この成績は「失敗」と言える。実際、鹿島には1勝もできんかった。だいたい、二桁負けたらいかんでしょ。

ただ終盤の安定した戦いも評価できる。毎年失速するところで強かったから。ただ、本当に強いのか、ちょっとわからないところもありました。確かに負けなかったけど、引き分けも多かったしね。


まあ、西野監督も挨拶で言っていたように、ガンバのシーズンはまだ終わっていない。

来週のアントラーズ戦、「絶対に負けられない戦い」と宣言しました。

最終節、まったりとした雰囲気のガンバの試合より、緊張感満載の浦和対鹿島のほうがおもしろかった。最後の鬼気迫る浦和の攻撃と集中力を切らさない鹿島の守備。解説の山本さんが「ものすごい緊張感ですね。息もできません!」と言ってました。

昨シーズンのあの天皇杯での強さをまた見たいです。


ばんども、天皇杯に運を残した、と言っておきましょう。

中澤が心配ですが・・・。



採点です。


藤ヶ谷 : B (雨にぬれた難しいピッチでミス無くプレー)

加地  : B (よかったですが、休んで欲しかった)

中澤  : - (K1なみのキックを受け退場。大丈夫か心配です。頭なので無理は禁物。)

山口  : B (これぐらいの相手なら問題はおきませんな。)

高木  : B (やはりCBだとしっくりきますね。)

明神  : B (試合後の表彰通り。今シーズンのMVPでしょう。)

遠藤  : A (ころころFKとふつーのPK。アジアMVPとして別格のプレー。)

佐々木 : C (特徴を発揮できる場面が少なかった。)

二川  : C (いつになくミスが目立つ。)

JJ   : C (気合十分だったが、空回り気味。フリーのヘディングシュートは決めないと。)

山崎  : D (JJ以上に空回り。自分のプレーを忘れてる。)

C (ごめん。PK獲ったんだからDってことはないわな。でも輝いたのはここだけ。)


みち  : B (鹿島戦からよかったときのプレーがでてきている。次はスタメンか?)

ばん  : D (あれだけチャンスをもらって無得点では・・・。申し訳ないですがDでしょう。)

松代  : - (挨拶は失礼ながら期待しましたが・・・。)


西野監督 : D (鹿島戦を見据えてかもしれないが、怪我人を無理して使う必要があったのか。

           結果論だが、中澤はこれで鹿島戦は使えないのでは?)


斉藤(千葉) : A (さわやかな挨拶でした!お疲れ様!)



今日の試合はマッタリ感が漂っている印象。

昨年の緊張感を早く取り戻して、鹿島に乗り込もう!(僕は自宅観戦ですが・・・)