最も好きなミュージシャンといえば、Led Zeppelinです。
Led Zeppelin
1970年代を代表する、人気・実力ともにロック(に納まらないけど)の最高峰のバンド。
1980年にドラマーのジョン・ボーナムが死亡して解散してからも、発掘された音源や映像によるCD、DVDは常にトップセールスを記録。
最近だと、北京オリンピックの閉会式に、ジミー・ペイジが出てきたのにはびっくりしましたが。
イギリスの顔、なんでしょうね。
僕が、Led Zeppelinを聞くようになったきっかけは、アメリカのロックバンド・KISSからでした。
小学校6年ぐらいに、ラジオで、「All Japan Pop 20」(というタイトルだったと思う。)という番組を聴くようになり、そこで、いわゆる洋楽に触れて聴くようになりました。
当時は、あの、ベイシティローラーズの全盛期。だいたいトップ3は、ベイシティローラーズ、クイーン、キッスだったと思います。あとは、エアロスミスとか、オリビアニュートンジョンとか、ウイングスとか。
その中で僕はキッスのわかりやすくてかっこいいロックが一番気に入っていて、あの伝説の番組(?)、NHK「ヤングミュージックショー」でのキッスの武道館公演の放送で完全にノックアウトされました。何年か前に、NHKで再放送がありましたね。「Black Diamond」という曲で、紙ふぶきの中、フロントの3人が左右に体を揺らしながら演奏するかっこよさにしびれたものです。
キッスは実質、ベースのジーン・シモンズと、ギターのポール・スタンレイのバンドでしたが、これまた伝説の雑誌(?)「MUISIC LIFE」とかに掲載されるインタビューで、ポールの一番好きなバンドが、レッド・ツェッペリンという記事を読んで、また専門誌に、「ロックの王者」「ブリティッシュ・ロックの最高峰」という枕詞で紹介されているのを読んで、興味がわいたのでした。
当時のお小遣いで、LPレコードを買うのはかなり勇気が要りました。だいたい2500円。ライブ盤とかだと4000円。キッスの「Alive!」とかですね。3枚組みなんてのもたまにあって、5000円を超えていたような。「Wings USA Live」とかですね。
で、ツェッペリンの最初に買うレコード(CDじゃないよ)、どれにするか迷いました。ベスト版なんてなかったので、たぶん代表曲が収録されているであろう、ライブ盤「狂熱のライブ」にしようかな~と思ったのですが、2枚組み。そんでもって、全部で9曲しか収録されていない!
当時LP盤でだいたい45分ぐらいだったから、2枚で90分、てことは、1曲当たり平均で・・・10分!?
なんて長いんだ!
当時中学生だった僕はためらいました。キッスだったら、だいたい片面で5曲。2枚組みだったら20曲は入ってるのに、たった9曲・・・。
しかし、「ロックの王者」の音楽をどうしても聴いてみたい。
意を決して買ったのでした・・・。
どきどきしながら、レコードを取り出し、ターンテーブルに載せ、プレイヤーの針を慎重におきます。
ぶっぶっという小さなノイズ・・・。
(そういえば、こういうワクワク感が、CDだと無いですな~。)
そしてスピーカーから聞こえてきた音楽は・・・・!!
以下、続く(たぶん)