スポニチより・・・
◆ 「ガンバから毎年…何かあるのかも」 ◆
G大阪の西野朗監督(54)が、カタールの強豪クラブ・アルサードから獲得オファーが届いているFWレアンドロ(24)と、前日19日の新潟戦のあとに緊急会談を行ったことを20日、明かした。この日の練習試合を見終わった後に「本人から話し合う時間がほしいと言われた。彼がどういう状況かを僕に話して、こっちも自分の気持ちを伝えた」と語った。
ただ、レアンドロからアルサードへ移籍したいと伝えられた可能性もある。指揮官は「決定はオレじゃなくてクラブが下すこと」と話した上で「慰留につとめてくれているのは間違いないんだけど…。(日本の契約に)スキがあるのかもしれない。その中でガンバから毎年というのは、さらに何かあるのかもしれない」と、流出を覚悟するような弱気な姿勢も見せた。
07年にはマグノ・アウベス、昨年はバレーがシーズン途中に中東のクラブへ電撃移籍した。反省を踏まえて今季はレアンドロとの契約にシーズン途中の移籍を認めない条項を盛り込んだが、本人の意思次第では移籍を認めざるを得ない状況になる可能性もある。
**********************************************
本当に毎年恒例になりました・・・てゆーか、インターバルがだんだん短くなってます。
ガンバ系ブロガーの皆さんが記事にしている通り、仮に今シーズンは契約書どおりガンバでプレーするとしても、モチベーションの低下は否めないし、なにより西野監督がそういう選手を起用するとは思えない。
その西野監督のコメント再掲。
「その中でガンバから毎年というのは、さらに何かあるのかもしれない」
単に、脇が甘いというのが真相のような気もしますが、前向きに捉えればこういうことも言えるかと。
ガンバの攻撃力、というか、FWに点を取らせる中盤の存在。アラもマグノもバレーも得点王もしくは得点王争いをした。そりゃあ目立つし、高く売れると思うでしょう、例の怪しげさ満載のモロッコ人(だっけ?)無資格代理人も。つまり、もともと得点力の高いFWの輝きをより輝かせるガンバの中盤の存在が、皮肉にも、「ガンバから毎年」ということにつながる、と言ったら大袈裟だろうか・・・。
こうなったら、がっぽり移籍金をふんだくって、それで新スタジアムの屋根をかけて、宇佐美をどんどん起用していくのが、サッカービジネスと強さを持続するクラブとしての進むべき道、ではないでしょうか。
レアンドロはまだ若いし、できればこのままガンバに残って、帰化して代表になってほしかったけど、その可能性もかなり薄まったと言わざるを得ません。
ばんど、山崎はもちろん、平井の奮起が本当に必要。
さて、名古屋戦のFWスタメンはどうなるか・・・。