2009 AFC Champions League ROUND16


GAMBA OSAKA 2 - 3 KAWASAKI


ガンバの冒険が終わりました。「待ってろ、バルサ」は、某代表の「W杯ベスト4」と同じようなむなしい響き。

臥薪嘗胆の日々が始まります。

もちろんリーグ戦は終わっていないし、ナビスコも天皇杯もある。

ただ、この敗戦は、大きな改革の合図かもしれません。

見捨てるつもりはありません。これからのガンバをしっかり見ていきたいと思います。


悔しくて仕方ないけど、クールに採点。

今回の採点は非常に難しいですが、結果がすべて。



藤ヶ谷 : 5.5 (3点目は防げたと思う。ニアを抜かれてはいけないでしょ。)

安田  : 4.0 (ホームなのにずるっと滑りすぎ。1点目も安田の滑りから。

           滑るのはブログとインタビューだけでよい。スランプは深刻だ。)

中澤  : 6.0 (新婚パワーで新たなモチベーションがみなぎっていました。失点は彼の責任じゃない。)

山口  : 5.5 (1点目は軽い対応で、3点目はボールウォッチャーに。ゲーム勘に微妙な影があった。)

加地  : 6.0 (レアンドロへのドンピシャクロスをはじめ、いいクロスを放っていた。守備も安定。)

橋本  : 4.5 (疲れか。パスミス連発。3点目はほとんど立ち尽くすのみだった。)

明神  : 6.0 (この人が入ると、こんなにも中盤が締まるんですね。)

二川  : 6.0 (素晴らしいです。軽やかなボールタッチ。美しいスルーパス。後半はスタミナ切れは仕方ない。    

           早く交代させなかった監督のミス)

遠藤  : 5.5 (ゴールへの執念をいつになく見せました。最初のボレーシュートは入っていれば・・・!

           ただ後半は消える時間も多かった。)

ルーカス : 6.0 (よくボールをキープして前線のポイントをつくっていた。守備も手を抜かなかった。             

             でもシュートが入りません・・・。)

レアンドロ : 6.5 (復帰していきなり2点。普通は勝ちパターン。監督は彼に詫びを入れるべきだろう。

             ドリブルが引っかかっても前にこぼれるんだよね、この選手は。         

             3点目のチャンスもあったけど・・。)


JJ : 5.5 (でも切り札じゃないよね、この選手は。相手の足が止まってきたあの時間はスピード系の

         選手でしょう。ゆったりした選手を入れてもね・・。ダイレクトパスだとついてこれないのに、

         空中戦狙いなら相手も引いて守りやすくなるだけ。これはJJの責任じゃない。JJは自分の

         仕事をしていた。)


ばんど、佐々木 ; 採点なし。(この手の選手をあの時間に入れてもダメよ。後半20分ぐらいに入れないと。)


西野監督 : 3.5 (采配負け。もしかしたら、何かが起きるかも・・・


関塚監督 : 7.5 (采配勝ち。テセを早々にあきらめ、ジュニーニョも引っ込めたときは、きれたかな?

            と、内心、にやっとしたのですが・・・。)


森 : さぶとん3枚 (ジュニーニョとの言い合い、おもろかった。

    オフサイドになったジュニーニョ「早く出さないからオフサイドになったじゃねーか、馬鹿やろー!!」

    森「てめーこそ俺のスペースに入ってくるんじゃねーよ。

      (ベンチに向かって)あいつに言ってくれよ!」

    みたいな感じ。この時点で内部崩壊が始まったと思ったのですが、キャプテンはがんばった・・・。


けんごー : 8.0 MOM

       (誰よりも走り、誰よりもボールにさわり、誰よりも冷静に、

           誰よりも勝利に執念を燃やしていました。1得点2アシストかな? 素晴らしいです。)



すぐにリーグ戦が始まりますが、ここはベテラン選手や無理をした選手は休ませて、将来を見通し、我慢して若い選手を使い続けてみるのも大事かも。若手が台頭しないまま、遠藤や明神、橋本がパンクしたら、J2の可能性だってありうる。





しばらくは引きずるだろうなあ。来週はまたまた川崎戦だし。切り替えろってのが無理な話。それはサポも同じ。


それでも試合は否応無しにやってくる。


選手だけではなく、クラブ全体の真の力が試されるときかもしれません。