2009Jリーグ第12節(埼玉スタジアム2002)


浦和レッズ 0 - 0 ガンバ大阪



負けてもおかしくない試合でしたので、引き分けはまあラッキーかと・・・。


浦和はほんとにパスサッカーをやってました。

でも・・・・昨シーズンまでの浦和のような、「8人で守るから3人で点とってこい」的なサッカーのほうが、強さを感じましたね。

今日のガンバのシュートはたったの5本。これはここ数シーズンでも最低なのでは・・・。


浦和の試合のお楽しみのひとつは、都築のぶち切れ(笑)なのですが、今日は全体的に淡々と試合が進んでしまって、何もおこりませんでした。つまんねー。




1. レアンドロの負傷退場(と、その前の坪井との1対1)


 痛すぎる!! ハムストリングの肉離れが濃厚ですね、あの負傷状況と痛がり方を見ると。1ヶ月の中断があるので、ここで治療に専念できるのはよかったが、負傷前のパフォーマンスを維持できるか・・・。まだ、「おなかこわした」情報のほうがよかった。ACLの決勝トーナメント1回戦に間に合えばいいのですが・・・。その頃には、加地やフタが復帰してる可能性もあるので、ルーカスをFWにあげるか、JJの1トップというシステムもありそうですが。

 佐々木の絶妙スルーパスで抜け出て坪井との1対1になった場面ですが、坪井の足が揃ったときが一瞬あって、そのときに左に切り替えしたら間違いなく坪井は尻餅をついたと思うのですが、やはり利き足側に持って行きましたね。



2. ガンバの左サイド


 レッズに徹底的に狙われてました。やはり下平が穴と見られているようです。山口が引っ張り出されて、中が薄くなるところを山田クンやエジに狙われましたここにパクを置く手もあると思うけど、ガンバのDFラインの高さを考えると、スピードのある選手をおきたいところ。ガンバのDFにはスピード系の選手はいません。現・神戸の宮本がいる頃に3バックから4バックへシフトするときにCBが宮本とシジ(←この人はおなか壊さなかったの?)で山口が左SBというシステムも見られました。となると、左から、山口・高木・中澤・橋本(パク)という手は・・・ないかな。

いずれにしても手を打たないと厳しいですが、一番いいのは下平の成長。期待にこたえてほしいですね。



3. バンドの交代


サッカー選手にとって、途中出場途中交代はもっとも屈辱的なこと。さかのぼると、ワールドユースでイナがトルシエにやられました。佐々木も昨シーズンの東京戦で後半途中出場途中交代がありました。今回のバンドの交代の意味するものはなんだったのでしょうか。それほど動きが悪いとは思えなかったし、シュートが打てないのは、浦和のプレスが効いていたからでしょうし、まあ後半の半分くらいからはかなりスペースができてきましたが、この場合は、JJと山崎の交代なのかなと思いました。コーナーキックの際の高さ対策を残しておきたかったのかな。いつも西野監督だったら、こうするのでは・・・・。


     ルーカス

   山崎   ばんど

安田 遠藤 橋本 佐々木 

  明神 山口 中澤

     藤ヶ谷


2002年韓国代表風攻撃的3バックの3-4-3。決着をつけるのならこれでしょう。加地がいれば間違いなく3バックにシフトしていたと思います。

バンドと山崎の交代は少し中途半端な気がしました。インタビューでは「決着をつける」と言ってましたが、一方で今日はゼロゼロでもよしとするという気持ちも働いたのではと推測します。



4. ルーズボールが拾えない


クリアボールやルーズボールがことごとく浦和に拾われました。原因としては、押し込まれてバックラインが下がり、選手間の距離が広がったこと、相手の圧力が上回ったことなどがあると思いますが、やはり見逃せないのが、あのスタジアムの雰囲気でしょうね。選手をうしろから押してくれるムード。これはサポの力ですね。

後手に廻ってイエローが今年のパターン。早くも、山口、遠藤、下平、JJが3枚イエローでリーチがかかっています。カードのリスクマネジメントも重要ですね。



5. 鹿島戦


レアンドロは間違いなく出場できないでしょうね。

鹿島も大黒柱の小笠原が柏戦で退場して出場停止。かつ、ACLで中国遠征。もし上海に負けた場合、スウォンはタイのチームに大量得点で勝つと、スウォンとの直接対決成績が得失点差、得点数ともに並んでいるため、2位転落の可能性があり、ベストメンバーでのぞむはす。コンディション的には、ソウル戦では主力を休ませることができるガンバ有利。ここは何としても叩いておきたい試合です。

ゼロックスでボコボコにやられてますし、ここは返り討ちにしてほしいですね。



6. ソウル戦


ある意味、一番興味深い試合。ついに、宇佐美がデビューか。山東がインドネシアのチームに星を落とすことは考えにくいので、当該成績で劣るソウルの2位の可能性は極めて薄い。しかし相手はディフェンディング・チャンピオンであり、日本相手だと目の色を変えてくる韓国のチーム。ホームで赤っ恥かかされているので、目の色を変えてくるのは間違いない。相当な覚悟が必要だろう。

遠藤は出場停止、休んでもらいたい選手としては、明神、橋本、山口、ルーカス、JJあたり。この6人を使わないスタメンとして考えてみました。


     三木

宇佐美 寺田 大塚

   武井 倉田

安田 高木 中澤 パク

     松代


ベンチ:(GK)木村(DF)山口・下平(MF)明神・佐々木(FW)ばんど・山崎


右サイドバックがほんとにいないよね。ミチの弟はどうなのかな。両サイドバックを兄弟でやるってのは、けっこうおもろいと思うけど。なんか、ボコボコにやられそうやなあ。



いずれにしてもめっちゃ楽しみや。