マイ・ギター第2弾は、アコースティックです。
東海楽器 CE-500
知る人ぞ知る、キャッツアイです。
東海楽器はマーチンと技術提携して、
マーチンのコピーCat's Eyesシリーズを製造販売していましたが、
今はもう造っていないみたいですね。
これは今から約30年前(!!歳がばれる・・・)に購入したものです。
確か、品番の数字がそのまま定価を表現していて、
これは5万円だったと思います。
ちなみに消費税はなかった時代です(笑)。
シリーズで一番いいのは、CE-2000、つまり20万円ぐらいのもあったような記憶がありますが、
当時少年だった僕に手が出るわけも無く、もちろん本物のマーチンなんて・・・・・・
これもオヤジに買ってもらったものです。
というか、お袋がおやじを説得してくれて、なんとか許してもらった思い出があります。
購入した後、おやじとお袋と一緒に帰るクルマの中で
おやじが「俺の給料いくらと思ってんだ!」とものすごく不機嫌だったことが
今でも忘れられません。
オヤジとしては、一所懸命働いた給料から、遊び道具(と思っていたと思う)に
なんでこんなに金をかけるんだ、という気持ちだったと思います。
贅沢せずに、3人の子供のためにがんばっていたオヤジ。
そういうこともあって、ずっと大事にしていました。
アコギって、弾きこむと音がどんどん鳴ってくる、っていいますが(いいませんか?)、
本当によく鳴るようになりました。
以前、ブリッジ部分がかけてしまって修理に出したときに、
ギターショップの店員さんが
「この頃の東海楽器はマーチンをよく研究していて、よく鳴るんですよねー」
って言ってました。
押尾を弾くときはだいたいこれです。
でも押尾の場合、曲が変わるたびに、
チューニングをいじならいといけないのが
面倒くさい!
本当は、マーチンのD-28が欲しいのですが
このギターもずっと大事にしたいと思っています。