21は2クール目の1日目という事でご了承ください。

いよいよ始まりました・・・


1日目

いつものように点滴付け内容は1クール目初日と一緒

とりあえず初日はと肝を据えて臨んだところ

発熱

吐き気

だるさ

がMAX

初日でこれはきつい

体が冷たくなってきた・・・熱が38度を超えた

解熱剤を飲んで少し落ち着いたが薬飲んでなかったら40度近くいってたんじゃないかな


朝食は食べれたが昼と夜は家内様の差し入れサンドイッチを食べた

ご飯は入らない


2日目

朝食はパンで少し食べれた

順調に点滴をこなす

熱は今日は上がらないみたいだ


昼食は家内様にモスのてりやきバーガーをかってきてもらいクラムチャウダーと共に完食


夕食も入らないだろうと予測してサンドウィッチを買ってきてもらった


明日は中日


心が折れる日


はぁぁぁ先は長いが早く終わらせないと病院で年越しは嫌だべ


ぽじぽじ


体重79.5kg(日曜日にがっつり焼肉食べて激太り)

に脱走した

まだ外出の許可出てないけどね

病院内に充満する食事のにおいやトイレのにおいやオヤジ臭でムカムカする

で家内様に無理言って迎えにきてもらって立花うどんへ


4女歌菜が誰この人?みたいな顔する

それもそのはずニットキャップにマスクしてだからね

外すとようやく笑顔が出た

3男算太は父ちゃん髪型かっこいいよって言ってくれる


ふと気づくと毎朝でっかいバッグを持ったばあちゃんと病棟で会う

別に挨拶するような関係でもなくすれ違うだけだけど


そのばあちゃんが向かう部屋は寝たきりで脈拍はかる機械がついてるじいちゃんの部屋

多分話せるわけでもなく寝たきりだ


毎日毎日


ベッドの横のイスにちょこんと座りテレビをつけるわけでもなくずっと座ってる

看護士さんたちがおむつを替えたり点滴を替えたりし終えると深々と頭を下げる

あのばあちゃんにとってじいちゃんって全てなんだろうなぁ


オレがあぁなった時に家内様にしてもらえるかなぁ


『愛』って何なんだろう

相手に好きと表現するのが愛なのか?

オレあの夫婦みたいなのが愛なのかなぁって思う


自分にとって相手が全て

全ての事の物事の基準がその相手

生活するにも楽しいことをするにも生きているさえも


そんな夫婦になりたいな

もうなってんのかな

これからかな・・・


ぽじぽじ




入院生活を長いことしていると色んなものが見えてくる

まだ看護学校の実習生や卒業したての子たちが点滴の針を刺したりシモの世話をしたり

本当に頭が下がる

スゴイ仕事ですよ

社会的にももっと看護士さんを増やす必要があるでしょうね


そしてあんまり目立たないけど看護助手

資格を持たないおばちゃん達がやってるんだけど

・シート交換

・お茶、ご飯の配膳

・ゴミ箱のゴミ回収

・おむつ交換

などなど

看護士さんの手助けをしている人たち

50過ぎくらいのおばちゃんたちが中心でやってるんだけど本当に大変な仕事だ

決して目立つ存在がないけどいつも明るく元気に仕事してる


世の無職の人たちって自分の力量をはかり間違ってるんじゃないかな

もっと自分に向いてる仕事があるとか給料がとか営業はとか

しようと思えば自分で商売だって本気でしようとすればできる

経済の成長は巨大な組織を生みその組織の中に埋もれた個性は埋没し

いつのまにか組織の中にしか生きられない弱い日本人を多く作ってしまった

景気が傾くと一気にその組織に頼って生きる事しかできない日本人たちはリストラの対象となる

結果、景気のせいだ会社のせいだって

自分に原因がある事がわからんかね

本当に弱い 将棋で言えば歩 飛車角になりなよ

そして共通して言えることはその状態に陥っているのは男が多い

逆に女はひたむきだ

仕事を選ばない仕事をしないといけないという現実主義者が多い


何で看護助手に男がいないのか?

選んでんだよ男は

スーツきて会社が大きくて退職金やボーナスがあって基本給はいくらでって

仕事を選ぶ基準に自分の力量を加えなさいって

そして他人のせいにしてしか生きてこなかった自分に気づくべきだ


いずれにせよ社会のせい景気のせい上司のせい他人のせいにして仕事をしない人たちが仕事をしてお金を生めば景気も飛躍的によくなるはず


以前麻生太郎元総理がハローワークに行ってこんなことを言ってバッシングされた

「あなた達は何をしたいんだね」

弱者たちは涙ながらに一斉に反論

「勝ち組や金持ちに俺たちの気持ちがわかるか!」


分かるわけないよ、勝ち組は自分主導の「何をするか」を常に考えてるんだから


頑張るぞ無職の男たち!

何か新しいことができるはずばい


ぽじぽじ