高校生になった頃から目立ち始めた赤いぽつぽつにきび。
そういう年頃なんだろうと最初は放っておけばいつか無くなると思いながら過ごしていましたが、いつになっても無くならないしどんどんあちこちにきびが出来て行きました。
さすがに気になったので、インターネットでにきびに関する記事を調べて実践することにしました。
最初に試したのは石鹸や洗顔料を使わずに、水のみで顔を洗うというものでした。
にきびに刺激を与えないようにということでしたがこれでは毛穴の汚れが全く落ちないし、若さ故にたくさん分泌される脂も綺麗にならず断念。
途中水からお湯に変えたものの効果は変わらず。次は市販の薬を塗ったり、低刺激な化粧水に変えたりとしましたが、効いているのか効いていないのかイマイチよくわかりませんでした。
長く使い続けているとなんとなくマシにはなったかなというぐらいの感じで、その間にも新しいにきびが出来ては消えて、また別のところにできては前のにきびが消えての繰り返しでした。
ここまで色々と試してもどうせ良くならないし、大人になったら治るだろうと諦めていた時期もありました。何故なら特別夜更かししているわけでも無いし、食生活にも気を遣っているし、思春期にきびなんだから仕方ないやと思っていました。
それから卒業して働くようになってからは化粧でにきびを隠していましたが、それでも大きく赤く自己主張のつよいにきびが出てきたので、職場の近くに皮膚科があることだし試しに行ってみようと思いました。そこで診察を受け、この赤い発疹はアレルギーでもなんでもなくただのにきびだとわかり、にきびに塗るちょっと強めの薬と、にきびを予防する薬と保湿ローションを出されました。
そこで私は気付きました、できたにきびを消すことばかり考えて、できないように予防する努力をしていなかったなと。
それから毎日処方された薬を使用しているとあっという間に良くなり、予防薬のおかげで次のにきびが出来ることもなくなり長年の悩みから解放されました。