GoogleとWEBマーケティングと雲 -4ページ目

SEOの歴史と未来

SEOの過去からの流れと未来予測


 1999年頃   SEO対策 第一世代 メタタグ対策、検索エンジンへの登録
 2001年頃   SEO対策 第二世代 タグ対策、キーワード数
 2002年頃   SEO対策 第三世代 タグ対策、外部リンク数、ページランク   
 2004年頃   SEO対策 第四世代 タグ対策、Yahoo!有料登録、ページランク
 2005年頃   SEO対策 第五世代 タグ対策、内部リンク、外部リンク数、ページランク
 2006年頃   SEO対策 第六世代 タグ対策、外部リンク数 ブログ系対策
 2007年頃   SEO対策 第七世代 タグ対策、外部リンク質
 現在      SEO対策 第八世代 タグ対策、外部リンク質、新鮮さ、(パーソナライズ)

 未来      SEO対策 第九世代 タグ対策、外部リンク質、地域性、ユーザービリティ、推薦、情報の種類

 最終形態   SEO対策 第○世代 頭の中と結びつく


  ※時期や対策方法は個人的な感覚です。おおよそと思ってください。


SEOの創世記から今も変わらないこととブームまで


 今も昔も変わらず大きな軸が一本ありユーザーが見たいものを出せるか?だと思います。
 初期は検索エンジンも登録制だったので登録した内容とマッチしたサイトだけでしたが、次第に自動的に
 ホームページを登録するものがでてくるとキーワード数やMetaタグを見るようになりました。しかし、当時まだ
 それほど多く良質なホームページがなかったため良質のサイトをより上位に表示させるために人の目で
 審査する登録制度がありました。Yahoo!のカテゴリ登録です。これにより、より良いサイトが上位に表示
 されるようになり、SEO対策にもなったため良質のサイトが多く誕生しました。

 多くの良質サイトが増えるとYahoo!が検索結果表示画面に変化が起こりました。人の審査基準から機械の

 審査に任せるようになりました。そして、カテゴリ登録サイトの優先度を下げ未登録サイトも上位に表示され

 るようになりました。
 そしてSEOブームが来ます。2005年あたりにかけ急激に流行りだします。


外部リンク対策の歴史


 外部リンク対策の歴史は外部ドメインだったら1サイトで1000ページからリンクあれば1000個と認識されて
 いたようでしたが次第に単純な外部ドメインのページ数からではなく、外部ドメインの数の方が重要になりま
 した。また、ページランクの高いサイトがリンクを販売するようなこともありました。ページランクの高いサイト
 同士の相互のリンクコミュニティもありました。外部リンク先にするだけのリンク集が増えたりしました。
 それらはすべてGoogleが違反として消えていきました。
 その後クローラーの質がさらに高まりリンク先のコンテンツなどの要素、品質、関連度、構成なども見れるよ

 うになり外部リンク用に良質のサイトを作る企業も増えてきました。
 外部リンクは急激に多く増えるのも良いのですが、定期的に増えていくことも良いようです。常に外部リンク

 が増えているサイトはリンクプログラムによるリンクではなくユーザーに指示されているリンクとみなされ上位

 に表示される可能性があります。
 外部リンクはリンク先の質、量、関連性、増加頻度。このように考えると良いと思います。 


ブログ系対策とは


 ・ブログから自社サイトへリンクを貼り付けて大量に外部リンクを獲得する方法
 ・ブログのテンプレートにすでにタグ対策がされているため上位表示されやすい
 ・良質のサイトが大量に簡単にぺージを増やせ関連性の高いサイトを作れる。
 ・更新頻度が高いサイトが上位表示された時代があり、ブログ系サイトが上位表示されすぎた


   →ブログ検索って?Googleはブログの順位が高すぎる為か、ブログ検索をつくりブログの

     検索結果順位を下げた


新鮮さ対策とは


 Googleのトップページに記載されている急上昇ワード。それらのキーワードで検索すると通常の結果と
 急上昇中にワードの結果では、ニュース系サイト(最新ニュース)最近の記事が上位に表示されやすい

 傾向があるようです。
 ブログ(最新情報を発信できるコンテンツ)などをつかったプロモーションと急上昇ワードを組み合わせる
 のは有効かもしれません。
 また、プロモーションでは販促より広告としての使い方、認知などに使うと良いかも知れません。


地域性対策


 今までは国での切り分けはあったのですが、今後は地域性などにより検索結果が変わる可能性もあります。

 携帯は安易に考えられますがパソコンでもGPS連動のサービスがでるかもしれません。


時間帯対策


 新鮮さ対策に近いかもしれませんが。時間帯によって検索動向に変化がある場合、検索結果の表示に
 変化がでる可能性も考えられます。ビジネスタイムと夜中や、平日と土日祝の違いなども考えられます。


パーソナライズ


 GoogleアカウントをもっているユーザーがよりGoogleのツールやサービスを使うことにより、個人の癖や趣向
 が数値化されより個人にあったサイトが検索されるかもしれません。実際すでに変化があるとの話も。

 パーソナライズが進むとSEO対策は存在できるのか?


こんな対策もあった


 未検証ですが、2005年ごろYahooの検索結果にてクリック率を見ているような動きがあったため検証しま
 した。当時順位が上がったので実際の対策としてありだったかもしれませんが、当時Yahooの検索順位が
 安定していなかった時期でもあったので100%と言えませんでした。しかし、今もまだそのような仮説も。


ユーザビリティ対策


 ユーザーに良いサイトを表示させるという視点で考えれば外部リンクによる施策では上位をキープするのは
 難しくなるでしょう。今後はユーザーにより有益であるサイトである必要があります。そのためには内部の
 対策をしっかりする必要があると思います。
 また、その結果を判断する指標としてはアクセス数、クリック率、サイト滞在時間、ユーザー遷移、コンバー
 ジョンレートなども指標になると思います。こういったものを向上させよりユーザーに指示されるサイトを目指
 す必要があると思います。
 Googleはこういった数値を取得するためにAnlyticsなどを提供しているのでしょう。
 またAdWordsもクリックされる広告はユーザーに指示されているという考えにより上位に表示されやすくなり
 ます。クリック率だけではありませんが、考えうる指標はそんなに多くありません。SEO、SEMをする理由
 を考えればコンバージョンの増加なので、上位表示よりコンバージョンレートの向上を目指すことが結果
 としてSEO対策になるのかもしれません。


ユーザビリティ数値分析


 全体のPVアップなどを考えるのではなく、進入経路別に分析します。
 進入経路とページがマッチしているか?キーワードとマッチしているか?
 全体のPVの構成で販促計PVなのか?広告系PVなのか?PVに意味をつけていくとよいかもしれません。


ユーザーに推薦される


 こんな検索した人はこんな検索もする。
 こんな検索をした人はこんなページもみるしこんなものも買った。
 このような情報が取得されていくことにより、キーワードにマッチングするだけの検索結果だけでなく、
 さまざまな角度から結果が表示されるかもしれません。また、良質のサイトでしたか?このサイトは
 どのような人がみるとよいですか?このようなアンケートがでてくる時がくるかもしれません。
 アンケートだけでなく自動的に行動を数値化されそれが支持という形でデータベースに保存される
 時がくるかもしれません。個人的な見解ですが、


  ・検索キーワードが具体的な人にはマッチング
  ・検索キーワードが抽象的な人にはレコメンド

 

 キーワードの意味を分析したうえでの結果をだすように進化する時代がくるでしょう。
 そういった意味でも、抽象的な人にも提案するようなページを作っておくことも対策になるかもしれません。


SEO対策の未来


 アルゴリズムの変更は常にあるもの、どんな変化があっても一本かわなぬものを持っていれば理解し易く
 対応もしやすいです。私見では、現在本屋で販売されているようなSEO本の対策にプラスαでユーザー
 に良質なもと考えて対策をしていれば良いと思います。
 ここ数年、変化があっても結局は良質なものを判断する軸が増えただけで、コンセプトは以前から何も
 変わっていません。(良質なサイトを上位に表示させる。)
 今後はクリック率や滞在時間、上位のサイトに訪れたユーザーが次のサイトを見るまでにかかった時間や
 上位のサイトの次に何を見るか?など行動まで数値化し順位に取り入れるかも知れません。
 検索エンジンの最高の形を考えると、一発目の検索でひとつのホームページをみるだけで完結する。
 これに尽きると思います。まさに"I'm Feeling lucky" こそが完成系だと思います。
 あれを完成させることこそGoogleの使命なのでは?


 Googleのミッションから考えると、

  ・良質のWEBサイトを作らせる。(ブログ?サイト?)
  ・良質の情報をインデックスする。(WEBサイト、マップ、動画、イメージ、学校。。。。。)
  ・良質の検索キーワードを入力させる。(サジェスト)
  ・良質の検索結果を表示する。(I'm Feeling lucky)

 この4つです。
 上辺の対策ではなく、こうした予想や読みとを組み合わせオリジナルのSEOを作っていって下さい。


現在の検索エンジンの不便さ


 現在の検索エンジンの不便さは?と聞かれれば、検索結果から複数のページを見て比較しなくては

 ならないことです。世の中に比較サイトが多い理由のひとつに検索エンジンの結果表示に不便さを感じて

 ているからだと思います。検索結果も比較しやすく一覧になったり、ソートできたり、ユーザーの評価や声

 が追加されるような日がくるかもしれません。その時は本当にSEOって有益なものだけが生き残るのかも

 しれません。


SEO対策をする代理店やコンサルティング会社の選び方

Googleも代理店選びは慎重にと考えています。(別ウィンドウ


SEO会社が施策できる範囲


  * サイト内のコンサルティング
  * サイト外のコンサルティング


 サイト内とはコンテンツや技術的なアドバイスです。
  例:タグを使い方、クローラー対策(Flash、フレーム、リダイレクト、エラー ページ、JavaScript の使用方法)


 サイト外とはリンクの提案です。
  リンクの設置やリンクが集まりやすくなるサイトの仕組みや外部リンク先の提案、リンク先のキーワードの
  含め方などです。


 どちらのパターン、もしくは両パターンで施策してくれるのかは確認するべきです。
 また、いかなる会社も順位は保証できません。


営業されたときに確認する項目


  * 事例や過去の実績の確認
  * SEO施策ガイドラインはあるか? Googleのガイドラインや代理店自身がもっているガイドラインなど
  * 施策後の予想順位や上昇する時期の予想
  * 何を施策するのか?


代理店の大まかなサービスパターン


  * 外部リンク型成果報酬型
  * 内部対策コンサルティング型
  * 外部リンクの販売

  * なにもしない


 ■外部リンク型成果報酬型は外部リンクを使い対策キーワードを上位に上げます。
   ペナルティになる場合もありますので、何を施策するのか?スパムはしないか?
   ペナルティが発生したときの保障なども含めて確認して下さい。


  利用する場合
   現在なにも対策していないサイトを上位に上げる場合に有効です。<title><h1>タグと外部リンクで
   上位にあがるでしょう。


  メリット
   サイトの修正コストが多くかからない。


  デメリット
   対策キーワードでしか上位に上がらない。
     SEOとはヘッドとロングテールで複数のキーワードで対策するべきとの持論から不足がある。
     ユーザービリティが上がらないので上位表示だけなら検索エンジン広告の方が安い場合がある。


 ■内部対策コンサルティング型


   1. タグの提案型
   2. タグ、ユーザビリティ型
   3. タグ、ユーザビリティ、コンテンツ提案型


   これらを利用するのはサイトリニューアル時期が良いでしょう。とくに3番の会社が良いでしょう。
   既存サイトを修正しSEO対策しても満足にできない場合もあります。また、上位に上げにくい構成に
   なっている場合もあるので、リニューアル時期が一番良いです。
   タグの提案だけでしたらタグ一覧を覚えたり本を買えばできます。
   対策方法だけがメールで送られてきたり、本のようなものが送られてくる会社より自分のサイトにその施策
   を加えるとき、どのような方法が最善なのか?提案してくれる会社がよいでしょう。


   ユーザビリティを含める場合は上位に上げるだけでなく、ユーザーの遷移やランディングページの設計を

   提案してくれる会社が望ましいです。


   コンテンツ提案型とは
    最高のWEBサイトの形をまず考えると

    * 情報が量がある。
    * 情報の質が高い。
    * 情報が整理されている。
    * 情報が新鮮である。(運用されている。更新されている。) 


   このように考えた場合、通常の据え置きのコンテンツにプラスしてブログなど随時新着ニュースなどが
   配信されているほうが望ましいです。このときにどのようなコンセプトでブログを作るか?どのような
   コンテンツがこのサイトには必要なのか?運営を含めたを中長期プランで提案してもらえることが望ま
   しいです。


 ■外部リンクの販売
   Googleはこれをペナルティと考えています。広告でもキーワードを含めない形などを推奨しています。
   他の会社が利用しているかも確認してから導入を検討しましょう。
   外部リンクだけなら安価の場合もあります。検索結果上位のサイトとの外部リンク数を比較し外部リンク先
   必要ならば導入を検討しましょう。また、自社のコンテンツと関連性があるサイトかも見てみましょう。
   ただ、ペナルティが発生する可能性があります。


   リスク    高い              中               少ない

   形態  外部リンク販売    外部リンク型成果報酬     内部コンサルティング
   価格    安価             中               高価


    ※リスクは目安です。Googleのサイトをみると外部リンクについてはだいぶ繊細に考えているようです。
      内部の施策についてお勧めしているように感じでいます。
      価格についても、各社違いますのであくまでも目安です。


 ■なにもしない

   成果報酬としてSEOの初期設定費用だけをもらい後はなにもしない。偶然上位にあがった場合に

   料金をもらう。

   この中にSEO施策メールを織り交ぜる場合もあります。

   契約期間や順位の確認、上昇予想時期を確認しましょう。


依頼する場合に利用するサービスの目安


 1単語による上位表示は内部対策プラス外部リンクが必要だと思います。
 2単語になると通常の内部施策プラスちょっとの外部リンクでほぼ上位に掲載されます。
 3単語になると内部だけで上位を狙えます。


  ※実績「○○○」で1位など記載していても、キーワードにより難易度が違うので単語数を

   確認してみて下さい。


SEOのアルゴリズム解析方法

SEOアルゴリズムとは


 GoogleはWEBサイト検索にてユーザーが検索したキーワードによりマッチしたサイトを表示するために
 様々な角度でWEBサイトを分析しています。その分析結果を元に表示順位が決定されます。
 この表示順位を決定しているプログラムのことをSEOアルゴリズムと言われています。


SEOアルゴリズム解析とは


 表示順位を決定しているプログラムを解析する方法をSEOアルゴリズム解析方法と言います。
 100%解析することは不可能です。
 ですが、Googleの使命やGoogleの公式サイトにて表示されているSEO手法を元に考えることでおおよそ
 アルゴリズムを解析することが可能となります。


SEOアルゴリズム解析の必要性、将来性


 研究所や論文を作る人、新しいサーチエンジンを考える人には必要なことかと思いますが、自社にてSEO
 を分析し導入するには労力とリスクが伴うためオススメしません。
 SEO会社においても、新しい指標を探すのは多くの労力が必要なものです。また、新しい指標の効果測定
 も日々困難なものになってきているとともに、その指標の発見とランキング向上の効果の費用対効果が下
 がってきている(2・300もある指標の一個を見つけてもインパクトが薄い。)このとからも、長く続くビジネスと
 は思えません。
 GoogleもYahooも外部リンクによりランキングが操作されていることに不満を持っているため、外部リンク
 に対する指標以外の指標へのシフトが進むことも予想されます。
 また、Googleはインデックスを増やし、正しくWEBサイトを表示することを目標にするため、順位を決定する
 重み付けに関しては公表しないにしても、基本的なSEO方法は今後も公表されていくと予想しています。


上記のことから、

  * 将来手法は公表される
  * 解析にかかる費用対効果が割りに合わない

  * 新指標の発見がより困難


 将来性と必要性が低くなると思います。あまりオススメしません。他社がやらないことをする。それでもする
 ことに価値があるかもしれませんが。


SEOアルゴリズム解析方法


  * サイト内の量
  * サイト内の質
  * サイト外の量
  * サイト外の質

 これらに分類し解析していきます。


 解析をするにはPDCAサイクルが基本となります。

 ■Planの作成

  1. 複数のキーワードにて日々のランキングの変化をチェックする(市場調査、変化確認)
  2. 各項目に現在Googleが公表している方法を上記の分類に当てはめる
  3. その他、本や様々なサイトで言われていることを加えてみる。
  4. 各項目に思いつくままに仮説を立て加えてみる。

  これらがまずプランの元となるアイデア出しになります。新しい指標を考えるのは非常に難しいものですが、
  WEBの知識、情報量が足りない可能性もあります。


  下記必要スキルとして参考にして下さい。

  * HTMLタグの知識 (各タグの意味)
  * スタイルシートの知識(使用方法)
  * システムに関する知識(FTP、動的ページ、Javascript、Flash、AJAX)
  * ドメインに関する知識(IP、外部ドメイン、サブドメイン、パラメーター)
  * ユーザービリティの知識(サイト設計方法、タグの利用方法)
  * Googleのサービスの知識(AdWords、サイト、ブログ、ウェブマスターツール、Analyticsなどの知識)
  * Googleのクローラーの知識(クローラー頻度、種類、ページランク、認識、キャッシュ)
  * Googleの使命の知識(Googleの方向性、未来像の予測)
  * Googleのランキングの変動(ランキングチェックをすることで変化と結果を見ることができます。)

 ■DoーCheck実施と検証実験方法例

  パターン1(自分のサイトでチェック)


   順位の変化を把握する。1位から10位までと11位から20位、20位から30位
   各ステージで変化が激しくおこる場所とあまり変化が起こらない場所があります。
   変化が少ない場所で、仮説したものを実施する。ランキングに変化があった場合、再度複数個のサイト
   でチェックし、指標として加える。


  パターン2(他社のサイトでチェック)

   ひとつのキーワードで検索し、1位から20位までのサイトのランキングを毎日記録します。
   変化があった場合、1つだけか?全部か?をチェックする。全部の場合はアルゴリズムの変更の可能性が
   高い。ひとつだけなら、施策した可能性が高い。なにを施策したかをチェックする。他者の施策により順位
   にどのくらいインパクトがあるのか調べることができる。
   日々のランキングと同時にリンク数やサイト内ページ数、ページランクなどもチェックすると良い。
    過去のWEBサイトを見ることのできるサイトはこちら (別ウィンドウ)


  パターン3(ランキングチェック用に仕組みをつくる)

   外部ドメインを複数個取得し、各ドメインに1ページ作る。誰も検索しないようなキーワードで各ドメインの
   ページに対し違う方法でSEOを実施する。そのキーワードで検索する。その順位が現在のSEOアルゴ
   リズムの重み付けになります。この仕組みがあるとランキングを占めることができるので順位の変動、
   がわかりやすい。より細かいチェックができる。などのメリットがあります。


 ■Action 改善
  上記で実施検証した方法で順位が上がれば成功、上がらない場合も記録に残しておく。
  このようにしていきノウハウを蓄積し、仮説を立てて進めます。また、現在効果がないものでも、将来
  効果がでるやもしれません。そういった意味も含め何度もチェックできる仕組みもあると良いでしょう。

  日々ランキングの変化をチェックすることから始まりますが、確認などはそこまで難しくありません。
  難しいのは新しい指標を考えることです。


  指標を探すときに考えること例

   サイト内

    * キーワードの状況(記載位置、色、タグ、被リンク、表示方法)
    * コンテンツマッチを導入してみて表示される広告の種類
    * サイト内検索の順位
    * 順位とサイト滞在時間の比較

   サイト外

    * サイト内の他ページの外部リンクの強さ
    * 外部リンク先の検索順位
    * 外部リンク先のコンテンツマッチで表示されている広告の種類
    * 外部リンク先のページランク
    * ページランクの上げ方
    * クローラーの巡回頻度


  これらを参考にしてみて下さい。


SEOアルゴリズム解析方法に加えて


 将来性のあるSEO対策は順位向上だけでなく、コンバージョンレートの向上も加えたものです。
 上記の方法に加え、コンバージョンレートの上がる方法を見つけることが良いと思います。


GoogleとWEBマーケティングと雲-GoogleとWEBマーケティングと雲


コンバージョンレートの向上


 マーケティングの要素が加わります。


  マーケティング要素例

   * サイトへの進入経路とサイトの整合性
   * 購買行動を考えWEBサイトを制作している。
   * コンテンツが有益(ニーズの把握とマッチング)

  WEB要素例

   * コンテンツに漏れがない(6W2H)
   * ユーザビリティ

   * ユーザー遷移

   * 離脱率
   * 滞在時間


 このような要素を考えPDCAサイクルを使いチェックし向上させて下さい。