お久しぶりです、微妙に失踪してましたね。
今回はクリスマスイブに観たAbemaの生放送、School Daysの感想を述べたいと思います。
名作だし最終回が有名過ぎるしでネタバレガンガンしていきますのでご注意を。

僕が思うにこの作品を名作たらしめている理由はあの最終回だけでなく、作画と心理描写、ある程度納得のいく登場人物の行動だと思いました。
作画に関しては言うことはありません。
その通り良作画のアニメです

重要なのは心理描写と納得のいく行動です。
まず言葉から、彼女の行動はとてもシンプルですね。
優しいからイジメを告発出来ない、もしかしたら乙女達はただ戯れているだけのつもりなのかもしれない、どちらにせよ誠には迷惑をかけようとしません、誠がHな事をしようとした時は別ですが(こっちのが迷惑だし当たり前)。でもどんどん弱っていきヤンデレみたいな状態に...

次は世界ですね、大分元凶な彼女です。
刹那が誠のことを好きなのを知っていて情報を仕入れてあげていたのに誠の隣の席を譲ってもらう、誠が言葉を好きなことを知ったら協力するけどお礼にキス、最終的には練習とか言ってヤリ出す始末...
誠より世界が嫌いな人もいるような状況です。
でも世界のやってることも納得出来るんですよね。
友達の役に立ちたい!好きな人の役に立ちたい!でも好きな人には自分を見て欲しい!
1つ1つ抜き出すとただの女子高生です。しかしその矛盾した思いから全て悪い方向に行ってしまいあんなことになってしまうと...
とても人間らしいよくできたキャラです。

次は乙女、言葉イジメの主犯です。誠の彼女である言葉に嫉妬が止まらなかった人です。
そこまでしていたのに誠から離れたのは誠を好きだった理由が今は誠から感じられなかった所、誠を絶対に諦めない2人のメインヒロインと他のヒロインの違いを感じさせます。2人以外は離れてっちゃいますから。
好きな人を盗られたからイジメる...リアルにいそうな怖さがスクイズの魅力の1つです、やはり。


光(イカリングちゃん)この子は成り行きでヤッちゃうとか言う所で妙に軽いですね...現代の高校生でもさすがにここまでの人は珍しいかも。

刹那、入れるの忘れかけてました。言葉には悪いと思ってそうだけど可哀想な事するキャラです。
でも全て世界の為、その為に誠への気持ちを抑え言葉から誠を遠ざけようとする刹那を見てると何か悲しい気持ちを抱きます。だからこそやっぱり誠への想いが抑えきれずキスする所の切なさが凄いことに... 
個人的には誠の誕生日を知ってる理由が後々明かされるっていうのが好きです。

泰介は..... ただアホだからナチュラルクズの人って感じw ぐいぐい押しすぎ...
この人は何か考えるとか関係ない気もします、欲望のまま突っ走れ!(いややめろ!)

ラストは主人公の伊藤誠、この人は2話辺りからずっと女心の分からないヤツっていうのがずっっっっっと強調されてるんだよね。そりゃ最終回そうなるわ、って納得するくらいには。それだけじゃあんな事にはならないはずだし途中で調子乗ったんだなぁといった感じです。女心がわからないのは仕方ないけど終盤のアレはもう人の心分かってないし... 
男友達が女心分かってたらまた変わったかもしれない。


とSchool Daysのキャラの考えていることを改めてみると大分人間味に溢れている感じがすごく伝わります(イカリングはあまり分かりませんでしたが)。
それこそがSchool Daysの魅力なのです!心理描写が上手く行動も共感はしませんが理解できる。素晴らしく魅力的で素晴らしく切ない恋愛アニメだと僕は評価します。

まだ観ていない皆さんも是非!最終回だけ見てネタにしていませんか!?12話で見やすいので1度見てみるといいですよ!
終わったらマジカルハートこころちゃんで癒やされるのもセットです!

(誠の)最期はみんなでせーの!

誠◯ね!!!
(筆者は特に誠を嫌いではありませんお約束というやつです。それでも許せない人は鬼ごっこのじゃんけんで誠が負けたとでも思っていて下さい。)