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【織りの技法】 組帯(くみおび)




 織物は経糸と緯糸が90度の角度で交差しますが、組物は2本の糸が縦方向に対して、45度の角度で交差します。組の技術は、飛鳥時代に中国や朝鮮から持ち込まれましたが、その後日本の組紐の技術が発展し、帯までつくるようになりました。

 日本に伝わった当初、組物は仏教道具の付属品として使われ、平安時代には束帯や弓具に用いられました。安土桃山時代になると、女性用の細い組紐の帯(名護屋帯)が大流行し、その後も羽織紐や帯締めなどの装飾品に多用されました。

 細い組紐を並幅の帯に組み上げる技術は、京都の伊豆倉明彦氏が正倉院宝物を研究し、組台や組み方の工夫を重ねて完成させたものです。金糸銀糸づかいの組帯は、モダンな留袖や訪問着に似合います。

 組帯には幅60センチほどの組台を用い、手組みの組紐と同じように「組玉」とよばれる錘を1本1本の糸の端につけ、糸を交差させることによって組んでいきます。45度の角度で組まれ、交叉した部分をきつく締めるために、木の棒で打ち込んでいきます。

 糸が斜めに交差しているので、縦に引っ張ると布を構成するすべての糸に均等に張力がかかるため、とても締め心地が良いです。



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