婚活の仕事は、40年間続けてきた母からバトンタッチされたものです。
今は、引退した母が時おり、ため息交じりに言います。
「私の時代は、男性に、『いい子だから、この子をお嫁にもらいなさい。』『はい』 女性には、『今、飛び込まないと、もう縁はないよ。』『はい』 てな調子で、どんどん、おもしろいように成婚したのに、今の子は何? 本当に結婚したいのかしら?」 と。
母の時代のやり方も、ビックリするばかりですが、確かに、今は、情報、情報の時代で、相手の情報に振り回されすぎて、実物に会ってみて、人柄を知ってみよう、というところまで、到達しにくくなっている気がします。
もう少しだけ、石橋たたく手を休めて、「えいっ!」 と飛び込む気持ちを持ってみる事も必要なのかもしれません。