「政治的に正しくない真実」という皮肉の効いたタイトルで歴史の欺瞞に切り込んでいるユニークなユーチューバー、Mad Monarchist(狂った君主制主義者)。

そのMad Monarchist氏が作成した動画のなかに慰安婦問題を取り上げたものがありましたので、その主張とそこについていたコメントを翻訳してご紹介いたします。


※2それほど新しい動画ではないこともあり、すでに真実を知っている日本人からすれば動画主の主張はそれほど目新しいことでも、驚くことでもないかもしれません。しかし第三者の外国人の立場で、しかも3年前の当時から、これだけ的確に真実を見抜いていたことはやはり評価に値するのではないかと思います。

 


こんばんは。今回は日本と韓国との間に横たわる慰安婦問題について見ていこう。
韓国は慰安婦問題で日本を非難している。アメリカをはじめ世界中に慰安婦像を建てている。目的は日本を貶めることだ。
これは不良高校生が、怖くて自分では直接攻撃できない相手を孤立させるため「あいつは悪い奴だ」という噂を流して回るようなものだ。
しかし韓国の非難は正しくない。それどころか違法だし、また愚かしいことでもある。
現在、韓国はかつて日本の植民地だった時代のさまざまなことを持ち出しては日本に難癖をつけている。
そのひとつが慰安婦だ。
韓国側はそれを性奴隷だと言っているが、そもそもこれは歴史的事実として正しくない。
性奴隷などいなかったし、当時の日本には女性を性奴隷にする政策もなかった。
もちろんなかには強要されて慰安婦になった人もいただろう。
しかし無理強いしたのは借金の形に娘を売った親だった。もしくは悪徳斡旋業者だった。
日本軍がそのようなことを組織的に行ったという事実はない。
仮にそのようなケースがあったとしてもそれは個人的な犯罪にすぎない。
もちろんそれはおぞましい犯罪だ。しかしそれをもって日本軍や日本政府全体を非難するのはお門違いというものだ。
慰安婦は性奴隷などではなく、ただの売春婦だった。
彼女らは、日本人と韓国人からなる日本兵を相手にしていた売春婦だった。
それも高給取りの売春婦だった。
報酬を受け取っていた奴隷の話など聞いた事があるか?
私は慰安婦の募集広告を見た事がある。
1920年代と30年代、日本軍が各地で女性を誘拐して回っていたのなら、なぜ広告など出す必要があったんだ?
高額な広告料金など支払わなくとも、日本軍はいつでもどこでも好きなだけ女性を駆り集められたはずではないか。
日本が性奴隷ネットワークを持っていたというのがまったくのでたらめであることはここからもわかるはずだ。
また韓国の日本非難は法的にも正しくない。
韓国は日本との間に日韓基本条約を結んだ。そこでは戦前の出来事に関する請求権の完全かつ最終的な解決が謳われた。
皮肉なのは、この条約にサインしたのが現大統領の父親だったことだ。
彼はお金を受け取り、「オーケー、すべて水に流そう。今後この件は二度と蒸し返さない」と言った。
ところが、韓国はその後、個人請求権は残っている、元慰安婦に賠償金を払えと言い出した。
しかしそれは日本の責任ではない。韓国の責任だ。
日本は個人請求分も含めて韓国政府に支払った。
したがって個人に賠償金を払うのは韓国政府の責務だ。
それをそうせずに経済建設や北朝鮮への防衛費に使い込んだのは韓国政府だ。
もし「賠償金が不十分だ」と言うなら、韓国はもらった賠償金をすべて返却した上で再度条約を結び直すべきだ。
しかし両国はすべての事柄に関して完全かつ最終的な解決に合意したはずだ。
これは違法であるばかりか、愚かしい行為でもある。
このような愚かしい行為は国際社会で韓国をみじめに見せるだけだ。
韓国人がとても誇り高い民族であることは私も知っている。
しかし彼らがやっていることは世界中に向けてこう言っているに等しい。
「われわれは被害者だ。犠牲者だ。我々は性奴隷だった。日本がやってきて我々の女性を性奴隷にした。我々は可哀想な犠牲者だ。誰か可哀想な我々を助けてくれ。我々に何か恵んでくれ。我々はそれに価するだけの過酷でひどい扱いを受けてきたーー」
ことあるごとに日本を非難しようとする韓国の姿は国際社会からは愚かしく見える。
なぜなら日本の若者は韓国になんの反感ももっていないからだ。日本の高校生に韓国のことを聞いてみるといい。彼らはこう答えるだろう。「Kポップや韓流ドラマの大ファンだ」と。
これからもわかるように日本にはもともと嫌韓感情など存在しない。
彼らが嫌韓になるのは大人になり政治意識に目覚め、韓国人の反日感情を知ってからのことだ。
現在の日本人は韓国に対して何も悪い事をやっていない。
なのに韓国人はいまも日本人に憎しみを抱いている。
理由もなく自分を憎む人のことを誰が好きになれるだろうか?
日本人が韓国人を嫌うのは、韓国人が日本人を嫌うからだ。
日本人は過去の歴史を認めないと韓国人は言う。しかし日本はそれを認めたからこそ賠償金を払ったのだ。
「お互い言いたい事はあるだろうが、これで水に流そう。もう一度友人として一緒にやっていこう」というのが日本の言い分だった。
これに対して韓国も「わかった、そうしよう」と言い、両国はいったん合意したのだ。
ところがその後、韓国はこう言い出した。
「あれでは不十分だった。もっとお金をよこせ」と。
このような態度は正しくない。また違法であり、愚かしいことである。
これが日韓両国の間によこたわる慰安婦という問題にひそむ「政治的に正しくない真実」である。
http://hakkou-ichiu.com/post-7652/