２◆想い出がいっぱい

私の浪人生活は、山手線沿線の某Ｗ予備校で過ごしました。
当時の私は現在よりも遥かに学力が低く、一番下のクラスに入りました。
そのクラスは入学当初、私を含めて９名いました。

顔ぶれは高校を卒業したばかりの私にとって、なかなか個性的な人が多かったように思います。
どんな感じだったかと言いますと…

●ギャル男君
一見、ホストにも見えなくもない人でした。私と同い年でしたけど、とてもそうは思えませんでした。
ただ見た目で人を判断してはいけない、とはよく言ったもので、授業の後は連日２１時まで自習していました。

●秋葉君
あだ名の通りアキバ系です。
割と無口で、休み時間には勉強している真面目なところがある反面、秋葉原のメイド喫茶はほとんど巡ったとか。

●歯医者君
クラスの中では初めて会話した人でしたけど、すぐに来なくなりました。
実は歯科医になってからの再受験だそうで、いなくなった後は学士編入専門の予備校へ通っている、という噂を耳にしました。
ところで彼の使っていた席、実は秋葉君が前の年にいた席で（前の年、秋葉君は途中から予備校に来なくなった）、その席に座っていると予備校から消える、というジンクスができました。

●曙君
お相撲さんみたいな外見で、事務員の一人は「一体何を食べたら、あんな山みたくなるんだろう？」と言っていました。

●デブデブコンビ君
同じ高校出身の人達で、体型のみならず、雰囲気も似ていました。
ボケとツッコミをのコンビでした。また、一人は喘息なのにヘビースモーカーだった記憶があります。

●キャバ嬢さん
某Ｗ予備校はビルのワンフロアを間借りしていたのですが、その上の階には出会い系会社のスタッフ（サクラ？）が出入りしていました。そのスタッフは、かなり派手で奇抜な格好の人が多かったのですが、キャバ嬢さんは上の階の人が迷い込んでいるかと思うような派手な出で立ちのギャルでした。
ちなみに水商売系のアルバイトをしているとかいう噂がありました。

●ポーカーフェイスさん
かなり無口で、しかも周りに人を近付けない目に見えないシールドがありました。
あだ名通り、固い表情のことが多かったように思います（結構綺麗な人だったような記憶がありますけど）。


ちなみに、受験シーズンまで予備校に残ったのは私を含めて３名だけでした。

（次回以降に続きます）


体調:○（良好）
精神状態:○（安定）
オナ禁:○（２日目）
エロ禁:○（２日目）

家族が家にいるせいか、まだ全然きつくありません。