元気ですか?


私は相変わらずです。
きっと……


もし、今ふと現在の私を見たなら
お父さんは何て言うかな…

「お前も変わらんの」

って
笑いながら小突かれるんだろうな。

今なら素直に有難うって言えるのに
何であの時は言えなかったのかな。
病気も、お父さんの死も
私には受け止めれる程の容量はなかったんだね。
そして
目の前の現実から逃げた。

死に急いでた私と
死んでしまった父。

その最後を私は地獄の底に
突き落としてしまった。



お父さん、酷い子でごめんね。