前々回のテーマ「電磁波」に続いて今回はその電磁波の一種、
【遠赤外線】について書いていきたいと思います
前々回ブログ↓
■赤外線の分類
まず赤外線は波長違いにより、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に分けられます。
近→中→遠の順に波長は長くなります。
遠赤外線は赤外線の中でもある点において優れている為、世間ではあらゆるものに応用されています。
■なぜ遠赤外線は温かくする効果があるのか?
まず熱というのは、分子の運動によって生じる摩擦熱のことを指します。
温度が高いほど分子の運動は激しく、低いほど運動は緩やかになります。
つまり、より熱を発生させるには、分子の運動を活発にしてあげれば良いのです。
遠赤外線は電磁波の中でも、人に対してこの性質を利用するのに優れているのです。
温めるだけなら他の電磁波でも可能ですが、あくまで人に有害でないレベルでのお話です。
電子レンジもこの性質を利用して、食品に含まれる水分子の運動をマイクロ波によって活発にして熱を発生させています。
■話題の光電子®繊維
遠赤外線は絶対零度(-273.15℃)でない限りどんなものからも放射されています。
もちろん我々人からもです。
特にセラミックや木炭は発生量が多いと言われています。
巷では下の写真のような、繊維にセラミックを練り込ませた【光電子®繊維】という素材を使った下着やウエアーが出ているようですね
これは、この素材を身に着けている人から輻射(放射)された遠赤外線を繊維が受けて、輻射熱で着ている人を温めるので、通常の繊維よりも保温効果あるというものです。(間違っていたらごめんなさい)
興味がある方はこれらのを商品いちど調べてみて下さい。
結構いい値段しますのでびっくりですよ(笑)