先日、上野公園の一番奥にある
東京藝術大学大学美術館へ
シャガール展を観に行って来ました。
シャガ-ル自身の希望でもあったという
ロシアの芸術家たちの作品と一緒の展覧会です。
不思議な世界に引き込まれるシャガールの絵画
ダークな色合いの作品もあるし
ちょっとだけもの悲しさを感じるのも魅力なんだろうが
幻想的で鮮やかな色彩の「日曜日」は
微笑んでしまうような、あたたかさも明るさも感じて
一番好きだなと思う。
晩年の作品には、
どの絵にも故郷への想いが表現されていて
人って歳を重ねていくと、
郷愁の気持ちが強くなっていくのだと感じた。
NYメトロポリタン歌劇場の、
シャガールが舞台美術を手がけた
モーツァルトの「魔笛」の下絵約50点が
今回初めて一堂に公開されているのも
見どころのようです。
観ていて楽しくなってくるような絵です。
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