とはいえ
僕は白内障になった。撮ってもらった写真をみたら、ギリギリ中心にかかってないかんじだった。人間はものをみるときにほとんど、水晶体の真ん中しか使っていない。ただいづれこの白内障が大きくなって、水晶体の中心が濁ったら、視力は落ちて手術しなければいけない。
白内障は決して改善しない。これは僕もよく知っている。点眼も進行をゆっくりにするだけで改善はしない。
僕は自分にとって左目の濁ってない水晶体を失った。
あの日、フットサルしなければ、と思ったけど、さすがにいまさらしょうがない。人はこうやってだんだんいろいろ失っていくのか。
白内障は決して改善しない。これは僕もよく知っている。点眼も進行をゆっくりにするだけで改善はしない。
僕は自分にとって左目の濁ってない水晶体を失った。
あの日、フットサルしなければ、と思ったけど、さすがにいまさらしょうがない。人はこうやってだんだんいろいろ失っていくのか。
8年前
忘れもしない八年前。フットサルを夜中にしてたら、ボールが左目に当たった。めちゃめちゃ至近距離からトゥキックで蹴られたボールは僕の左目に一直線。すごい衝撃でトイレの鏡で自分をみてみると、右目の視界は真っ白だった!今だったらびっくり恐怖で気が気じゃないけど、当時はたいして知識も無かったので、取りあえず寝て、翌日近くの眼科へ。
一応大丈夫ってことで、だんだん目は見えるようになっていった。
無知なことはある意味幸せだ。
一応大丈夫ってことで、だんだん目は見えるようになっていった。
無知なことはある意味幸せだ。
8月はじめ
8月初めに、勇気を出して、左目を診てもらった。自分の眼をみてもらうってホント変な感じ。すごくまぶしかったけど、それはいつもの自分のお互い様、と思って頑張ってまぶしい方を見続けた。
『先生、白内障あるわ、外傷とか昔なかった?』
びっくりした。まさか白内障とは思わなかった。網膜に剥離も穴も無いとのこと。人間的にも技術的にもめちゃめちゃ尊敬してる先生にみてもらったから間違いはない。剥離じゃなくてひとまず安心した。外傷は大学の時にあった。フットサルのボールが当たった。しかも左目。あれか~
『先生、白内障あるわ、外傷とか昔なかった?』
びっくりした。まさか白内障とは思わなかった。網膜に剥離も穴も無いとのこと。人間的にも技術的にもめちゃめちゃ尊敬してる先生にみてもらったから間違いはない。剥離じゃなくてひとまず安心した。外傷は大学の時にあった。フットサルのボールが当たった。しかも左目。あれか~
