おはようございます


自分のための備忘録として
この記事をシリーズ投稿しています。


前回の最後に書いた
きっかけとなったリングがコレです。


宝石店で販売されているような
美しいジュエリーではなく


このゴツゴツとしたボリュームのあるリングは
男性の作家さんが作られたものでした。


インポートのお店で(おそらく短期で)
間借りした入り口付近のコーナーにて
販売されていました。


気になって近寄ってこのリングに目が止まり
『これは何ですか?』と聞きました。


何とも不思議なビジュアルで
もう30年ほど前なので金属の輝きも霞んでますが


当時はシルバーかな?
K18かな?
と思うほど磨かれてて


紙屑のようにクチャクチャなデザインなのに
今触っても尋常じゃない硬さ…笑


人の手でどうすればこんなに自然に
機会的じゃないシワを作れるのか?


真鍮をどの程度溶かしたら作れるの?


もう作り方に興味が湧き
当時お金に余裕があったわけでもないのに
衝動買いして


毎日身に付けて暇あるごとに隅から隅まで
それこそ穴が開くほどに身倒して…笑


真ん中の石はアメジストの原石
真鍮とステンレスだったかな?とにかく硬い…


ジュースのスチール缶を分解して加工してみたり
でも硬くてこの丸みのあるシワが作れない
ましてや真鍮がどこに売ってるのかもわからない


でも気になって仕方がなくて
アルミ缶を分解して曲げてみたり
いろんな事を試してみたけど


今のように動画も書物もなく
パソコンさえ持ってなかったし
携帯なんて無かった時代…


この指輪が再現できないから
ワイヤーだけで作れるアクセサリーを
真似て作ってみたり


私の【ものづくり】はそこから始まりました!


続く…