命の重み ≪後編≫
こんにちは。
あーにゃん19歳のブログ 今日もお付き合いください。
次の日も、あたしは朝日に会いに行きました。
お葬式は航という男の子と一緒に行きました。
あたしと朝日は同じ19歳だけど航は一つ下の18歳。
いつもいつも、あたしと朝日でかわいがっていた後輩。
朝日と2人で航の家まで押し掛けたこともあったんです。
でも、この日はあの時と違いあたしと航で朝日に会いに行きました。
航と一緒にタクシーに乗っていて葬儀の看板が見えてもあたしと一緒で
航も信じられない、といった様子でした。
記帳をすまし、お経が流れる中写真の朝日に向かって手を合せました。
『朝日。今は体痛くない?
朝日。寒くない?
朝日。寂しくない?
朝日。笑ってる?』
そんな事を朝日に聞きながら手を合せました。
朝日の祭壇には沢山の花で飾られていてハートの形になっていました。
友達で作った祭壇もあり、生前の朝日の人柄がうかがえました。
航お前では絶対に泣きたくなかったあたしですが、もぅボロボロでした。
きっと、朝日は泣いてるあたしを見て笑ってただろうな…
そして、棺の中の朝日に会いました。
安らかな眠りではありましたが、あたしの知っている生前の朝日とは違いました。
どこからか、あたしの知っている朝日がどこからかひょっこり現れてくるような気がして
いつも、どこにいても朝日を探してしまいます。
航は必死に涙をこらえながらあたしの後ろでで泣いていました。
二人で泣きながら朝日を見送りました。
出棺のクラクションとともに5羽程の鳩が飛んで行きました。
あ、朝日もあんな風に飛んで行くんだ…
と実感しました。
朝日にあたしは多くを教えてもらいました。
命の大切さ、命の重み…
ありがとう、朝日。
朝日が天国に行ってあたしとの思い出を忘れてしまっても
あたしが全部覚えておくから。
今は天国での生活を楽しんでね。

