小さな門を開けると、きれいに色づいたもみじの落ち葉が、まるで川が流れるようにお庭の花壇を縁取り、美しくあたたかく迎えてくれました🍁
その先にちいさなひとたちのお部屋があります。
そこにはまもなく始まるクリスマス会の準備が整う、静けさとおごそかな空気がありました。
青い道とりんごのろうそく。
ちいさなひとたちはひとりずつこの青い道を歩き、ろうそくに火を灯します。
優しい光。
こんな場所で娘は幼い時を過ごしていたんだね。
と共に、私はそんな日々に触れながら優しい時を紡いでいたんだ。季節を感じながら、静けさと自然が生み出す美しい色に囲まれて。
でもその時、何も変わらず目の前にそれが在ることに気付いたり。
来年の3月で閉園とのこと。
寂しさと共に感謝の想いがあふれます。
長い間ちいさいひとたちを見守り続けてくれた大きな桜の木 ありがとう


