この作品、平和で優雅な生活を送る、ある家族の日常を描いたドキュメンタリータッチの映画である。

先にも書いた様に、一見優雅な暮らしを送るこの家族のお家ははて何処にあるでしょうというのがこの映画のキモなのだが、ここでは敢えて触れないでおこうと思う。

この作品、今年のアカデミー国際長編映画賞と音響賞を獲得している。

「オッペンハイマー」と併せて観るべき映画なんだろうと思いながらも、そーいえばそっちは観に行きそびれた事を思い出したのである。

とりあえず上映時間も手頃なので、この「関心領域」は観に行こうと備忘録的に書いてみる事にする。

先日には同じハーグにある国際刑事裁判所(ICC)のニュースも触れたが、並べると結構ややこしいのである。

こいつらみんな、あいつ等と一緒にすんじゃねえとキレ散らかしあそばされているのだが、そのリアクションがヤッてる事も思考レベルも等しい事の詳細であると思う。

閑話休題、ICJとICCの判断は共に法的な実行力は無いけども、国際的に犯罪クソムーブやってるんですコイツらという事を知らしめる重要な効力を持つ、はずである。

ただこのICJの「ラファ侵攻の即時中止」命令が出た数分後に、こともあろうかラファへの空爆を開始している。

この事から、イスラエルには国際法や人権に関する「関心領域」が存在しないのだろう。

またはよく枢軸国に学んでおり、日本人としては実に感心であると褒めそやして差し上げたい。

そんな国が被害者としてこれからも君臨する事を考えると、気が重い(書こうと思った事を引っ込めたのでとりあえずここでオシマイ)

The zone of interest