とてもとても久しぶりに書き込み。


これまでM医院としてきましたが、これからは松本医院とはっきり

書こうと思います。

少しでも、苦しんでいる方の役に立てればと思います。



松本医院でリウマチを完治させてから3年ぐらいになります。

(アトピーが完治してから、と言った方がいいかな)

リウマチだったことを忘れるぐらい、元気に過ごしています。

元気になってから出会った人達に、リウマチだったことを告げると

びっくりされます。でも、どんなにひどい状態だったかを知れば、

もっとびっくりすることでしょう。


今は自分の経験を生かすべく、医療者を目指して学校に通って

います。リウマチになるまで、自分が医療の道に進むなんて、

夢にも思わなかったのに。。

松本先生は、私の人生も大きく変えてくれました。

本当に感謝しています。


学校と仕事の両立で忙しい日々を送っていますが、これからも時間が

あるときにマイペースに書き込んでいこうと思います。


 桜が本当にキレイですね。お久しぶりです。なんと5ヶ月も空けてしまいました。この間に見てくださっていた方々、ごめんなさい。


 足の調子はまぁまぁ。骨の音などはまだ気になるけれど、長時間同じ体勢でいても、痛くなることはなくなった。ただ、、、、やっぱり立ち上がったりするのはまだ少し大変。先月からスポーツジムに通い出したものの、加減がよくわからず、戸惑うこともしばしば。。2年も使ってこなかった筋肉を取り戻すのは、容易い事ではないようで。うーん。


 実は3ヶ月ぐらい前から、正常値をキープしていたMMP-3の値がまた上がってきている(;;)手術の影響がまだ残っているらしい。どうりで左膝の違和感がとれない訳だなぁと。でも、CRPの値は完全に正常値のままなので、そんなに心配はしてないけど。痛みはないし、いいやと思ってお灸さぼり気味だったからだ。。。。やっぱり自分で勝手に判断しちゃ駄目だな。。反省反省。。



 * 血液検査結果 *

(06年3月) 血沈 12,CRP 0.05以下,MMP-3 100,RF 5以下    

 

                  

 なんといってもここ最近の一番の変化は、アトピーがひどくなったこと!!これまでのアトピーは、04年4月~6月・・・顔・首、04年12月から現在まで・・・手の指。という感じ。いずれも大人しめ。

 今回のアトピーは両腕。きっかけは、とあるホテルに泊まったときに出た痒み。

ダニにもアレルギーがあるので、おそらくダニが原因(--;)それから誘発されたようにどんどん痒くなって、今では両腕がものすごいことに。アトピーの症例として、写真で載っているような感じ。渋っていたIgE抗体がようやく目覚めてくれたのかな。予想通り、病院の先生には良かったね~と言われた。漢方の煎じ薬がアトピー用に変わる。消毒も欠かせない。

 

 ここ1年の間に、鼻炎やら指のアトピーやらでちょくちょくクラススイッチしていたのだと思うけれど、今回のアトピーはけっこう本格的、だと思う。これが私のリウマチ治療の最終段階だといいなぁ。


 すごく走り書きな報告になってしまった。ブログはなかなか更新できないかもしれないけれど、毎日チェックしているので、よかったらコメント残していってくださいね。

 

更新が2ヶ月も止まってしまい、訪れてくださった方々、本当にすみませんでしたm( )m 

特に何があったとかではないのですが、頭の中の整理ができない日々が続いています。


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 4日ぐらい前からまたひどい鼻炎が始まった。1ヶ月に1回ぐらいのペースで鼻炎がやってくる。小さいときから少々鼻炎持ちではあったけれど、こんなひどくはなかった。鼻がすんごい詰まって、かと思ったらすごい勢いで鼻水が出たり・・・。そんな繰り返し。鼻が詰まりすぎて、頭も重くなるし、苦しくて口を開けてしまうので喉まで荒れる。鼻炎ってけっこう大変だなぁと今さら感じる。でも、この鼻炎も、リウマチ完治のために大事な過程だと思えば、全然苦ではない。

 指のアトピー・あかぎれは去年ほどでないけれど、寒くなるにつれてひどくなってきた。


 足は相変わらず良い状態が続いている。でもちょっと気になることが。前も書いたと思うけれど、膝を曲げるときに鳴るジョリジョリという音。右膝・左膝両方とも。1年ぐらい前はボキッという音だったのが変わってきた。この音は何なのだろう・・・・。最近は膝のお皿がずれるような感覚まである。痛くないけれど、どうも気になる。ネットで「膝の音」で調べたら、痛みがなければ問題はない、とあった。お灸をした後は、この音も少なくなるから、血行の関係??うーん。とりあえず最近週1・2のペースになっているお灸をもっと増やそう。

 あと、立ちっぱなしや正座(形だけはできる)も辛い。立ちっぱなしのとき、左膝下の内側あたりが痛くなる。体重がかかるから?何なのだろう。正座すると、膝から足首にかけて違和感があって痛い。足首が固くなっているのかな。整体などで見てもらったほうがいいのだろうけれど、どこに行ったらいいのか分からない。足に傷があることもあり、変なところには行きたくない、という思いから、行けていない。 

 


 最近一番問題なのが、精神的なもの。先生に、「そろそろ将来の事を考えていいぞー」と言われてから早半年。最初は、何か資格でも取ろうかなぁと考えた。でも次第に、自分のリウマチ経験を活かしたい、リウマチで苦しむ人の役に立ちたい、という思いが強くなっていった。でも・・・・私に一体何ができるんだろうか??色々思い悩む中で始めた一つがこのブログ。

 大学院で免疫学を勉強しようかと思って、9月中旬に教授に会ってきた。免疫抑制一辺倒の現代医療も、リウマチ根治の科学的解明がなされれば変わるのでは、という微かな期待を込めて。しかし、そんな甘くはないことを思い知る。現代医療に真正面から挑むのは、本当に厳しい、と痛感した。


 リウマチの経験を、これからの人生にどう活かしていけばいいのだろう。私はどうしたいのだろう。リウマチのことを直接できなかったとしても、真に体に良い事、に関わりたい。ホリスティック医学・代替医療など、様々なスクールや団体があることも知った。話も聞いてきた。でも、どうなんだろう・・・。また、教養の範囲にとどめるのか、仕事としてやっていくのか。こんな感じで頭の中がごちゃごちゃしている。頭の中で考えているだけでは何も始まらないから、とりあえずやってみたら、と言われるけれど、何をやってみたらいいのか分からない。考えすぎて、精神的に落ち込んできてしまった。 

 

 昔から慎重で頭でっかちだったけれど、リウマチになってから出不精になったこともあり、ますますその傾向が強くなってきてしまった。現代医療の様々な嘘を知ったことで、色々なものに対して疑心暗鬼になっていることもあるのかも。真実って何なのだろう。。


 あぁ早くこの状態から抜け出したい・・・。

⑩ 2005年春


 3月のある夜、左足が痛くて動かなくなって、引きずりながら歩いている夢を見る。嫌だーと思って起きたら、実際に左足の付け根が痛い!階段一段下りる度に左足付け根に響いて辛い!この痛みは3日ぐらい続いた。

 

 付け根の痛みが治ったと思ったら、今度はまた頭痛。4回目。風邪かもしれない思い、先生にもらった漢方の風邪薬を飲む。2・3日休んだら良くなった。


 右手の乾燥とあかぎれは一時良くなり、指も元通りになったものの、2週間後ぐらいにまたぶり返す。赤い薬を塗る。

 

 3月中旬、1年ぶりに友人と旅行へ行く。ちょうど鼻づまり・鼻水がひどいときで、鼻をかんでばっかりの2日間だったけれど、とても楽しい旅行だった。素晴らしい景色に温かい人々との出会い。自分の足で遠出したのは1年ぶりだったので、思うところが多々あった。


 3月の血液検査の結果、血沈8!!完全に正常値!MMP-3はまだ90。 

CRPは2月から0.05以下!!ついに正常値へ!3月の0.05以下をキープ。


 4月。診察の後、京都へお花見旅行。ちょうど満開のときで、二条城・白川沿い・京都御所・哲学の道などなど、それはもう桜三昧の旅。哲学の道なんて、長すぎてどうしようかと思ったけれど、なんとか歩ききった。前から行きたかった、甘味処「ぎをん小森」にも行けて、大満足。ここの抹茶ババロアパフェは、ほど良い甘さで、ババロアとカステラとアイスの融合が本当にたまらない・・・。あまりにおいしいので、2日続けて行ってしまった。。ものすごく足が疲れたけれど、それはただの筋肉痛で、リウマチの痛みが出ることは全く、春の京都を満喫することができた。


 4月下旬、また頭痛が2日程続く。

 

 4月の血液検査の結果、血沈7!CRPは正常値のまま。MMP-3は少し下がっただけ。

 

 

 5月GW。旅行へ行く。テニスコートがあったので、まぁやってみようか、という軽いノリでやることになった。ほとんど痛みはない状態だけれど、さすがに昔のように走り回ったりはできないだろうなぁと思っていた。それが、、始めてみると、できた!不思議!体が動くのである。これには自分でもびっくりだった。家族はもっとびっくりしていた。テニスをやるのは、何年ぶりだろう。そうだ、こんな楽しいものだったなぁ。体を動かす喜びをつくづく感じた。



 

 いつの間にかリウマチの症状はほとんどなくなっていた。ただ残るのは左足の違和感と右足のほんのわずかな違和感。

 そして現在、左足の違和感もほとんどなくなり、他の関節が痛むこともなくなった。自分がリウマチである、ということはすっかり忘れてしまっている程、すこぶる元気だ。ごくごくたまに急に足が痛くなったりすることはあるけれど、それは運動不足・筋力不足からきている痛みであり、リウマチの痛みではない。

 指のあかぎれはなくなり、アトピーの痒みはまだ続いている。鼻炎もたまにあり、クラススイッチの終盤辺りかなと自分では思っている。また、アレルゲンは日々入ってくるものなので、そのアレルゲンによるIgE抗体も出動していると思われる。先生によると、花粉などに対しては、後天的免疫寛容に時間がかかるらしい。


 こうしてリウマチが良くなったのは、言うまでもなく、素晴らしい病院・医師と出会えたからで、この出会いに感謝せずにはいられない。リウマチは完治する、先生の言葉が嘘ではないことを自分の体で実証できていることに、誇りすら覚える。良くなったのは、決して奇跡ではなく、先生の理論通りなのだけれど、私にとっては、まるで奇跡のように思えてしまう。まだMMP-3は基準値の中でも高めだし、リウマチという病気は、一度治ったら絶対にもう二度とならないと言える病気ではないので、油断することなく、治療・リハビリを続けていこうと思う。


⑨ 2005年正月


 去年は、体調も最悪、足の事もどうなるかわからないという暗い年明けだったけれど、今年はうって変わって、晴れ晴れとした気分でお正月を迎えることができた。初詣は、かなりの距離を歩いて、帰りは階段で足がガクガクしてしまったけれど、それでもあまり疲れなかった。おみくじも久々に大吉☆


 しかし、新年早々また左の下瞼にものもらい!!3回目!!抗生物質を飲む。2日で痛み・腫れともに治った。

 1月中旬からまた右手のあかぎれが悪化する。前と同じで、すごい速さで乾燥してすぐ切れる。アトピー患者さんの手記に、あかぎれについての先生のコメントを発見。「リバウンドは何十回と繰り返され、それをトータルリバウンドを呼ぶ」。ステロイドを使った分だけリバウンドが来る。何十回って、あと何年かかるんだろうか・・。右手の皮膚は固いお餅にひびが入っているかのようだったのが、だんだんブクブクしてきて、指が短くなってしまったみたいだった。

 

 また頭痛。左側頭部が脈打っててすごく痛い。。11月の頭痛とまるで一緒。痛すぎて立っていられない。音や光も受けつけられない。吐き気もひどい。2~3日寝込んで、なんとか良くなった。

 

 1月の血液検査の結果、CRPは0.21とほんの少し上がってしまったけれど、血沈が14に。正常値まであと少し!たんぱく分画のアルブミン・グロブリン比率は初めて正常値になった!

 

 1月下旬、ついにタッタッと小走りができるように!!9月のスローモーション走りとは違って、ちゃんと体が浮いている。体が浮くという感覚は、何しろ1年ぶりだったので、足に羽が生えたかのようなとても不思議な気分だった。自分にもこんな事ができるんだと、本当に感激した。

 ある夜、リビングのリクライニングの椅子から立つときに、何も持たずに立てた。あれ、前からこんな風に立てたっけ??体がいつもより軽い!これなら床からも立てそう!?でもまさかねぇ・・と思いながら試してみる。よいしょっ・・あれ、このまま立てちゃいそう!!!あまりの変な感覚に妙に焦る・・・緊張する・・・。

・・・・・・えぇいっ・・・・・・・立てた!!! 立てちゃった。。。すごい力んだ立ち方で、膝がボキボキ言ってるけど。。 嬉しい。本当に嬉しい。



 2月。左目が少し痛い。またものもらいだ、と思ったので、抗生物質を飲む。今回は腫れずにすぐ治った。


 富士五湖へ旅行に行く。昔から富士山が大好きで(見る専門)、空気もキレイなので、とても癒された。ところが、、、、、朝新聞を読んで驚愕。


 「リウマトレックスの服用後134人死亡」


リウマトレックス・・・・・それは私が1年前に飲んでいた強力な抗リウマチ剤。記事によると、「死亡した人の中には、同薬を服用してはいけない禁忌となっている腎障害や慢性肝疾患の患者もいる」(日経新聞より引用) ということは、禁忌でない人も、死亡しているということ!?頭が真っ白になった。強力な薬だから気をつけて服用しないといけない、ということは知っていたけれど、死亡例もあるなんて知らなかった。当時の主治医達は、それどころか、副作用を心配していた私に対して、「大丈夫大丈夫」と軽く言っていたのだ。色んな事が信じられなかった。私もあのまま飲んでいたら殺されていたのかもしれない・・と思うと本当に怖ろしくなった。

 少しでも痛みがなくなるように、少しでも生活が楽になるように、と信じて飲み続てこられたのでしょう。亡くなった方々に対し、心よりご冥福をお祈りいたします。