azure_roxasのブログ

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趣味のオーディオ製作などなど

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ついに完成です。
デザイン的には左右対象にしたかったですが、整流管を主役にしたくなかったので、あえて端に置きました。
フロントパネルはローズウッド、サイドパネルはマホガニーを使っています。

完成正面
完成上


今回使った球は、出力段の300Bとドライバの6922がJJ、初段の12AX7は松下製、整流管の5U4GBが東芝です。
高域が清々しく気持ち良いです。低域はしっかり重厚ですが濁りはありません。
KT88PPと比較すると押し出してくる迫力はないですが、品良く全体的にバランスは良いと思います。
エージングが進めば、もう少し違った印象になるかもしれません。
現在はNon NFBですが、いずれNFBをかけて聞き比べたいです。

最終回路図はこちらです。

回路図最終
今度こそ完成です。
300Bのヒータの電源は普通に整流して、π型の平滑回路としました。

今度こそ配線完了

10000μFのコンデンサは場所を取るので、作り直しました。

ヒータの電源回路

それから、ノイズの原因がわかりました。
超初歩的ミスです。
初段とドライバ段のヒータのアース忘れです。
正確には、ヒータバイアス回路を作っておきながら、ヒータ回路と接続するのを忘れていました。
単純なミスですが、原因箇所を追い込むのに時間がかかりました。
ほかにノイズの原因を作る箇所を修正しました。
まだ、NFB回路を付けていませんが、試聴してから判断したいと思います。

サイドウッドとフロントパネルを取り付けました。
お披露目は明日にしておきます。

真空管を挿して電圧を測ったが、300Bのヒータに4.0Vしか電圧がかかっていません。
よって300Bだけヒータが灯りません。負荷無しで測った時で4.95V出ていたので3端子レギュレータが効いていると思ったのですが、入力電圧が足りなかったのでしょうか。
他は高めですがそれなりの電圧が出ましたので試しにPCにつないでラジコの音を出してみました。
ひどいノイズがでていますが、しっかり音は出ます。とりあえずノイズ対策は後回しです。
高めのB電圧を抑えることにして、一方で300Bのヒータは負荷をかけると電圧が出ないので3端子レギュレータを止めて、普通に抵抗で減圧することにします。
また部品集めすることになります。

回路図変更
あまり見せられるものではないですが、パーツも乗せ終わりました。
既に改善箇所が見つかってしまいましたが、まずはチェックして通電テストに入りたいと思います。
配線完了

トランスのリード線をハンダ付けして、結束バンドでまとめました。
きれいではないですが、一応コンパクトにできました。
トランス配線


こちらはパワーポイントで作成した実体配線図です。
1枚のスライドをアニメーションを使ってパーツ有りとパーツ無しの配線だけの図に分けています。
実体配線図1


現在は、こちらのパーツ無しの図を見ながら配線しています。
実体配線図2

今度の週末には配線チェックをして、その後にパーツを乗せて生きます。
トランスをのせると格好が付いてきます。
真空管を挿して、フロントパネルとつまみもつけてみました。
いい感じになってきました。
大きくそびえるのが2本のJJの300B、その左が東芝の5U4GBです。
手前には松下の12AX7とJJ 6922が並んでいます。
フロントパネルは1年前に新木場で購入したローズウッドの切れ端を加工して蜜蝋を何度も塗ったものです。

トランスをのせてみた正面


上から見たところです。
ハシモトトランスの出力トランスHC-203Uが貫禄あって、アンプを引き立てています。

トランスをのせてみた上から

ここまでは良さそうですが、実はシャーシの裏側が出力トランスのリード線でぐちゃぐちゃになってしまいました。
リード線が極太で始末が難しいのです。
ここで一旦トランスをはずして、細かい部分の配線を先に済ませることにしました。

配線した様子

抵抗やコンデンサなどパーツをのせると出力トランスのリード線を付けることができなくなるので、ここまでにしておきます。

年明けから作業を開始して、何とか形ができてきました。

秋葉原の奥澤で購入したアルミシャーシ(O-9)、サブシャーシ用に1.5mm厚のアルミ板とアルミチャネルを用意しました。
アルミシャーシに穴あけ用の印をつけたところです。

加工前のシャーシ


小さい穴はドリルを使いますが、大きな丸い穴はホールソーを使いました。
電源トランスの四角い穴は、ハンドニブラーでカットしました。慣れると簡単に進めることができます。
アルミ用スプレー塗料を吹いて、サブシャーシにソケットを取り付けました。
サブシャーシと本体のシャーシは10mmのスペーサを挟んでいます。
サブシャーシにソケット取付


シャーシ裏面から見たところです。
シャーシに電源スイッチ、ボリューム、各種端子を取り付けました。
中央にアルミ板でライザパネルを作って、出力管のハムバランサやカソード抵抗用にメタルクラッド抵抗を取り付けました。
アルミチャネルをねじ止めしてシャーシに補強を持たせます。この位置にトランス類を置くためです。
そのアルミチャネルにラグ板や出力管のヒータ回路を乗せました。
固定部品の取り付け


後ろからみたところです。
狭いスペースなので、入力端子やスピーカ端子などの上下空間を確保するため斜めに配置しました。
スピーカは8Ω用と4Ω用に対応させます。
背面部品取り付け

次はいよいよトランスを乗せて、配線にかかります! 

300Bのヒータを直流点燈します。6.3Vのヒータ用AC電源をブリッジ整流して、3端子レギュレータで5Vに落とします。電源だけでは味気ないのでLEDの動作パイロットランプをつけました。
ダミーで6.3Vの真空管(6SL7)をつないで、電圧を計って確認しました。

ヒータ用定電圧電源

オーディオラックのスペースを有効に利用するため、1つの棚に2台並べられるように幅を短く奥行を深く取る構成にします。 
 
シャーシと大物パーツ
2年前から憧れていた300Bアンプを製作することにしました。
2段構成を多くみかけますが、3極管の300Bを5極管同然にドライブしても十分な出力は得られそうにないと思いました。それで300Bをドライブするために出力管として使える管とその初段増幅用管で構成する方針です。構成は12AX7WA(5751)パラレルに6922のSRPP,300Bのシングルです。初段は具合を見て12AU7などに見直すかもしれません。
回路図はいくつかのサイトを参考にしました。
300B回路図