例によってネタバレありで書きます!

今月公開されたカフェ・ソサエティです。

 

 

あらすじ

舞台は1930年代のハリウッド。ニューヨークから、業界の有力者である叔父の元へ働きに出たボビーは、叔父からとても美しくて素朴な女性ヴォニーを紹介される。

一目で恋に落ちたボビーはヴォニーにアプローチするが、彼女には遠距離恋愛中だという彼氏がいて…。

ボビーの恋愛を通して上流階級の虚実を描くロマンティック・コメディ映画。

 

ボビー役の俳優さんは知らなかったんですけど(調べてみたらソーシャルネットワークの主人公をされてた人みたいです)、ヴォニー役のクリステン・スチュワートとヴェロニカ役のブレイク・ライブリーが大好きなので見てきました。

 

映画自体もとっても面白かったんですけど、なにより衣装とか小道具とかがレトロ可愛くてわたし好みでした。

ヴォニーの普段着のミニスカート最高!

ポスターもめちゃくちゃおしゃれですよね。

その効果もあったのか、お客さんもほとんど女の人でした目

 

肝心のストーリーなのですが、楽しんで見れはしたんですけど、ちょっとわからないなあと思った点が2点ありました。

 

1点目がボビーのお兄さんベンの存在意義。

このお兄さん、優しくて人懐っこい性格のボビーとは似ても似つかず??、乱暴者で地元でギャングとして大活躍されてます(家族には優しいみたいですけどね)。

盗み、嫌がらせ、殺しなどなど、裏世界のことはなんでもやっちゃうお兄さん、最終的には全ての犯罪がバレて処刑されてしまいました。

この時代のニューヨークって死刑制度あるんですね。知らなかった。(調べたところ、1995年に再導入されたそうですが、結局2004年に違憲判決が出て、2008年には死刑監獄自体解体されたのだとか。死刑自体も1963年以降執行されていないそうです。)

いやまあそんな話は置いといて、確かにこのお兄さん、ボビーとか家族が困った時に邪魔者を排除してくれたり、ボビーが出戻ってきた時にはお店を用意してくれたりと、要所要所で活躍してるのはわかるんですけど。

それってお兄さんじゃなくても良くない?と思ってしまいました。

この映画はボビーの恋愛を大きな軸としていて、サイドストーリー的な立ち位置としてお兄さんの話が存在している?んですけど、主人公のお兄さんという近い立場であるがゆえに大きく扱いすぎてしまって、ストーリーのまとまりが欠けてしまっている気がします。

処刑されたことによって、カフェで成功を収めたボビーに落ちる暗い影となり、その影によって一層お店は魅力的になっていくっていう上流階級のダークサイドを描きたかったんですかね?

 

2点目がボビーが終盤でもヴェロニカじゃなくてヴォニーに惹かれている理由です。

これは完全にわたしがブレイク・ライブリー派なのが影響してるんですけど笑、一度捨てられた(しかも結局叔父さんに寝取られたという格好)女の人に気を許しすぎじゃないかな??

失恋の痛みを癒してくれたヴェロニカへの気持ちは??

上流階級の暗ーい世界にどっぷり浸かって多少疲れていた、かつ、奥さんがちょっと所帯じみてきて昔ほどのときめきを覚えなくなったところに、なにも知らなかった素朴な好青年時代に愛していた人が擦り寄ってきたら、心が惹かれるのはすごくよくわかります。経験はないですけど。笑

でも、ヴォニーが擦り寄ってきたのも結局ボビーが成功を収めたからじゃない?

彼女も彼女で、素朴時代を思い出してときめいたのはわかるんですけど、それってボビーの成功ありきで、彼が昔のまま出世もせずにのどかに穏やかに生きていたなら、声をかけることもなかったと思うんですよね。

だって、もし本当に素朴なだけのボビーを愛していたなら、最初にプロポーズを受けた時点で、有力者だったボビーの叔父さんを選ばずにボビーを選んでいたはずです。

〈昔〉

叔父さん:有力者、高年齢

ボビー:優しい、若い

〈今〉

叔父さん:有力者、高年齢

ボビー:有力者←NEW、優しい、若い

ってなってようやく、ボビーの方により惹かれるくらいだから、結局ヴォニーが男を選ぶ基準って権力にあると思うんですよね。

書いてて思ったんですけど、クリステン・スチュワートの過去の浮気と重ねて見てしまって怖い。笑

そんなヴォニーより、家に帰ったらにこにこ娘とお出迎えしてくれるヴェロニカの方がよくないですか?

ヴェロニカだって十分美人ですしね。

 

 

まあ色々と書いてきましたが、変なことを考えなければとっても面白いですし、考えてもそれはそれで面白いです!

上流階級に疲れた2人が素朴だっだときを思い出して惹かれあってしまうって、同窓会で再会して浮気するみたいで、反面教師になりました。

わたしは気をつけたいと思います。笑

 

恋愛映画を普段見ない人でも、いちゃいちゃシーンがそんなにないので気恥ずかしくなることはないと思います。

コメディ色もそこそこ強いので、男性もぜひ。

1930年代とか戦前のアメリカが好きな人にもおすすめです。

 

映画の記事をいろいろと、個人的に思ったことをのんびり書いているので、読んでいって下さると嬉しいです↓

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